(新潟県の道の駅 no.42)
道の駅 あがの
駅名 | あがの |
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住所 | 新潟県阿賀野市窪川原553-2 |
コード | 32 620 035*66 |
駅名の由来 | 市名の阿賀野市より。駅名は公募により決定された。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、フードコート、喫茶店 |
休館日 | 1/1 |
営業時間 | 9:00~18:00 (フードコート[おにぎり] 11:00~15:00) (フードコート[そば] 9:30~16:00) (フードコート[ピザ&ステーキ] 9:30~17:30) (喫茶店 9:00~16:00) |
道の駅の特産品 | おこげせん、ささかみトマトソース、阿賀野のきな粉、阿賀野醤油ふりかけ、安田ヨーグルト、 耳までやっこい食パン、あんこ餅、笹団子、新潟米「新之助」、新之助のお米クッキー、オコメンチ、 お餅やさんのワンコインおこわ、奥会津ラーメン、会津裁ちそば、地酒「越後桜」「白龍」「麒麟山」 |
2022年8月オープンの新しい道の駅
磐越自動車道の新津ICから国道460号線→一般道→国道49号線を通って北東に5km、
或いは日本海東北自動車道の新潟亀田ICから国道49号線を通って南東に10km、
新潟県北東部の阿賀野市に「道の駅 あがの」はある。
どちらのインターからでも道中の9割は水田が広がる風景。
「さすが、新潟、米どころ」といった感じがする。
ただ、メリハリがあると言えば良いのだろうか。数少ない住宅地ではあるが、住宅の密集具合は東京の都市部と比べても遜色がない。
もしかしたら営農地域と住居を分離することによって効率向上を図るという工夫があるのかも知れない。
本駅は2022年8月オープンの新しい道の駅。
2022年の年間利用客は集計期間が5ヶ月間と短いながらも35万8千人。
今後発表される2023年の年間利用客数はおよそ70万人、県内の道の駅では5位あたりにランクインすることが予想されている。
人気の理由は複数あると思うが、今回、私が本駅を訪れて感じたのは、お子様を連れた母親、父親の姿が目立ったこと。
本駅には「スワンハウス」と名付けられた遊具施設があり、子供たちの人気になっている。
農作物直売所で母親(または父親)が買い物をしている間に、もう片方の親が子供を連れてスワンハウスで子供と遊ぶ。
そういう部分も本駅の魅力になっているのではないだろうか。
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お米を使った商品に注目
本駅は物産館、農作物直売所、フードコート、喫茶店から成る道の駅。
各々の施設で阿賀野市の特産品が販売されているが、まずは阿賀野市の地産のお米に注目したい。
農作物直売所では阿賀野市産のお米「コシヒカリ」や「新之助」を販売している。
注目したいのはその値段。一般的に新潟の米は魚沼産コシヒカリに代表されるようにめちゃくちゃ高いというイメージがあると思うが、
本駅で販売されている米の値段は都市部のスーパーで販売されている廉価な米と変わらない。
具体的には、私が訪れた2024年10月は米が高騰しており、都市部のスーパーでも一般的な米が5kgで3300円~4000円で販売されていたが、
本駅のコシヒカリ、新之助の価格は5kgで3500円前後だった。
安いのは分かったとして、「果たして美味しいのか?」という疑問が当然湧くだろう。
そんな方はフードコート内の食堂「にぎりまんま!」に向かって頂きたい。
ここでは阿賀野市産の米を使ったおにぎりが提供されている。
このおにぎり、本当に美味しい。米粒の一つ一つに弾力があり、噛んだ時にじわっと広がる穀物系の甘味。
私の語彙力ではこの美味しさを的確に伝えることはおそらくできないが、
はっきり言えるのは、いつも家で食べているお米とは全然違う。
これは是非、現地に訪れ、自分の舌で感じて頂きたい。
本駅の物産館でも阿賀野市産のお米の味を満喫できる商品がある。
それは「おこげせん(540円)」。お米に塩をふりそのまま煎餅に加工した商品で、塩以外に余計な味付けは一切無し。
塩おむすびを食べている感覚である。
この商品は物産館内では売上No.1。個人的にはフードコートのおにぎりが一押しだが、
こちらの「おこげせん」は保存が利くのでゆっくりと阿賀野の米を味わいたい方、あるいはお土産にも最適だろう。
阿賀野の魅力がいっぱい
阿賀野の米に注目が集まる本駅だが、本駅ではお米以外にも阿賀野市の魅力的な商品をいくつも販売している。
順に紹介したい。
物産館では阿賀野市、及び近隣市町村の特産品を1000種類くらい販売。
まず目につくのは「ささかみトマトソース」。
阿賀野市産の「うららトマト」にスパイスと阿賀野醤油をブレンド。ニンニクオイルを加えたトマトソースである。
実はこの商品、生産量が少ないのに大人気の商品。
このトマトソース目当てに訪れる客も多いそうだ。
阿賀野市の老舗「安田もち店」が提供する「あんこ餅」「笹団子」も本駅の人気商品。
「安田ヨーグルト」「阿賀野きな粉」も阿賀野市の特産品であり、もちろん本駅でも販売されている。
その他にも「新之助のお米クッキー」「阿賀野醤油ふれかけ」「お餅やさんのワンコインおこわ」等、
本駅ならではの商品が販売されている。
フードコートでは上述した「にぎりまんま!」の他に、レストラン「あがの修蔵」、駅そば「あがの」の2つの店舗が入っている。
「あがの修蔵」では阿賀野生まれのブランド牛「あがの姫牛」を使った料理を提供。
「姫牛すじカレー(550円)」「牛すじカレーヌードル(660円)」「あがの姫牛のすき煮風(1350円)」等を味わうことが出来る。
駅そば「あがの」は素材が持つ本物の味を大切にする店。
つゆ、スープに化学調味料を一切使わないという拘りを持っている。
「二八かけそば(530円)」「かけうどん(420円)」「かき揚げ天そば(720円)/うどん(610円)」「駅中華(650円)」等を味わうことが出来る。
本駅は子供連れが多いことを上述したが、フードコートも子供用メニューが充実しているのが特徴。
フードコート内の3店舗全てでお子様メニューが提供されていることも付け加えておきたい。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①コンフォートイン新潟亀田
[MAPCODE] 32 700 860*58
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北西に9km
- 料金(1人5,300円、2人計6,400円~)
- 朝食付きプランもあり
■②五十嵐邸ガーデン新潟阿賀野リゾート
[MAPCODE] 463 871 117*04
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に10km
- 料金(2食付き1人25,000円、2人計30,000円~)
- 🐶ペット可のプランあり[追加料金+5,500円]
- 豪農の邸宅でグランピング
- 月岡温泉(車で15分)の日帰り入浴券付き
■③安田温泉やすらぎ
[MAPCODE] 32 419 429*77
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南東に13km
- 料金(1人5,455円、2人計10,182円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 岩盤浴、大衆劇場(共に別料金)あり
■④ホテルグリーン安田
[MAPCODE] 32 387 899*75
(口コミ平均3.6点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南東に13km
- 料金(1人5,000円、2人計10,000円~)
- 食事付きプランもあり
🐶ペット旅
■⑤五頭温泉郷 出湯温泉 大石屋旅館
[MAPCODE] 463 816 764*10
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に13km
- 料金([ペット有り]2食付き2人計29,000円~)
- 料金([ペット無し]2人計15,000円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
■⑥ハミングの宿-華灯-
[MAPCODE] 157 157 381*13
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に17km
- 料金(1人6,182円、2人計12,182円~)
- 食事付きプランもあり
- ペット可のプランあり[追加料金+3,000円]
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)