(新潟県の道の駅 no.41)
道の駅 ながおか花火館
駅名 | ながおか花火館(ながおかはなびかん) |
---|---|
住所 | 新潟県長岡市喜多町707 |
コード | 58 126 295*78 |
駅名の由来 | 「ながおか」は市名の長岡市より。毎年8月初旬に行われる長岡花火大会は日本三大花火大会の一つに数えられている。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、フードコート、花火ミュージアム |
休館日 | 12/31~1/2、水曜日[祝日と重なる場合は翌日] (物産館/レストラン/フードコート 無休[臨時休館有り]) |
営業時間 | (スタンプ 10:00~17:30) (物産館 10:00~17:30) (レストラン 11:00~18:00) (フードコート 10:00~18:45) (花火ミュージアム 初演11:00~最終16:15) |
道の駅の特産品 | 長岡花火どら焼き、長岡花火焼きドーナッツ、長岡花火カレー、長岡花火玉コーヒー、長岡大花火ボーロ、 生姜入り割り干し昆布、柿の種、新潟米菓さくら堂のおかき各種、南蛮えびコシヒカリ煎餅、栃尾のあぶらげ、 笹団子、長岡産コシヒカリ、新潟の地酒(越乃景虎/久保田千寿/越の鶴/朝日山/等) |
長岡花火を楽しむための道の駅
関越自動車道の長岡ICから国道8号線を北東に1km、新潟県中央部(中越地方)の長岡市に「道の駅 ながおか花火館」はある。
長岡市は人口26万人を擁する新潟県内第2位の中核都市。
実は長岡市は本駅の沿道である国道8号線を境にして、南東側はビルや住宅が立ち並ぶ都会の景色、
北西側は水田が広がる田舎の景色と比較的はっきりと区分けされている。
本駅はちょうど、都会と田舎の境界上に位置しており、地元市民にとっても観光客にとっても便利な場所に立地している。
そして長岡市と言えば何と言っても長岡花火。
打ち上げ総本数は2万本。100万人以上の観光客を集める規模は日本最大級の花火の祭典と言って良いだろう。
ただ、長岡花火を見ることが出来るのは8月2日、3日の2日間。
当日は交通規制も行われるので、特に県外の観光客にとっては気軽に長岡花火を鑑賞するのは難しい。
本駅は、その長岡花火をいつでも、手軽に楽しむことが出来るように企画された新しい道の駅。
2020年9月オープンの新しい道の駅だが、オープンから1年間の利用客は既に134万人。
コロナ禍の中、途中、何度か長期の休館がありながらこの数字は驚異的である。
今後、県内トップクラス、いや、日本トップクラスの人気の道の駅になることは間違いないところだろう。
目で、耳で、体で感じる大迫力の長岡花火
まずは本駅の目玉の「長岡花火ドームシアター」の紹介から行いたい。
本施設は高校生以上600円、小中学生300円の有料施設。
入館方法は一般的な映画館と似ており、チケット販売所で入館券を購入、その場で座席を指定する。
人気の座席は後方の通路側。後方の方がスクリーン全体を容易に見渡すことが出来るのでお勧めである。
上演は定休日の水曜日を除く1日4回(水曜日が祭日の場合は翌日が定休日)。
残席数は公式ホームページで確認できるが、
ここに記載されている残席数は事前団体予約のみを反映させた数。
当日に販売された数は反映されていないので、このページを見て「まだまだ余裕」と思わない方が良い。
実際には、結構早い時間に売り切れてしまうので、
本駅に到着したら、買い物や食事を楽しむ前に、まずチケットを購入することをお勧めする。
さて、本題の上映内容だが、上映時間は30分。
ほぼ水平になるまで座席のリクライニングを倒し、ドーム型の天井に写る映像を楽しむ。
最初の10分は長岡市を紹介する映像が流れる。
花火を楽しみにしている方には少し退屈かも知れないが、この後に長岡市内を観光する方には有益だろう。
そして、その後にいよいよメインイベントの長岡花火の映像が流れる。
慰霊と世界平和への願いを込めた純白の花火「白菊」に始まり、
圧倒的な迫力のスターマイン「フェニックス」、
曲に合わせてリズム良くパンチのように繰り出す連続花火。
締めは長岡花火名物の「正三尺玉花火」。
花火の映像、音も見事だが、実は花火と共に座席が振動する仕掛けも備えている。
この振動は花火が打ちあがる時に地鳴りのように感じる、あの感覚とそっくり。
まさに、目で、耳で、体で長岡花火を体感することが出来る。
これは中々の迫力。本駅を訪れた際は是非、体験することをお勧めする。
買い物も食事も大満足
本駅は上述の「長岡花火ドームシアター」の他に物産館、レストラン、フードコート、長岡花火ミュージアムから成る道の駅。
各々の施設の規模は大きく、中身も大変充実している。
まず道の駅の物産館だが、長岡市の特産品を多数販売。
全て数えた訳ではないので正確な数字は分からないが、おそらく1000種類くらいの商品が販売されているだろう。
目に付く商品は長岡花火をモチーフにした商品。
花火の絵がプリントされた「長岡花火どら焼き」、パッケージに花火が描かれた「長岡花火焼きドーナッツ」、
三尺玉に入った「長岡花火玉コーヒー」、その他にも「長岡花火カレー」「長岡大花火ボーロ」がある。
また、長岡市と言えば米菓子が名物。
長岡市が発祥と言われている(諸説あり)「柿の種」は26種類を販売。
品川巻き、コシヒカリ煎餅など、数多くの米菓子が販売されている。
また、長岡市と言えば酒どころ。店内には地酒バーがあり、「越乃景虎」「久保田千寿」など18種類の地酒を味わうことが出来る。
本駅の道の駅レストラン「HIGH AMBITION」はミシュラン一つ星シェフが監修する本格的なもの。
昼の時間帯はビュッフェ形式で営業しており前菜、アラカルト、サラダバー、ご飯、スイーツが30種類以上食べ放題。
料理もさることながらプロジェクションマッピングによる演出も華やか。
料金は大人1700円(土日祝日は2300円)と高級店の割には格安である。
フードコートには9つの店舗が軒を並べる。
「なごみ食堂」は長岡ポークを使用した「ますみ定食(830円)」、
「松キッチン」は「昔ながらの洋カツライス(850円)」、
「カフェ すいもあまいも」は「フルーツサンド各種」、
「吉原屋」は「コシヒカリ越後たれかつ丼」、
「魚工房 蔵」は寺泊漁港直送の海鮮を使った「蔵丼(1200円)」、
「韓国料理 サランバン」は「プルコギ定食(1100円)」、
「中華の店 やしお」は「肉盛り塩中華そば」、
「インドレストラン ミラージュ」は「チキンカレーセット」、
「つけ麺の店 ふじや」では「つけ麺(780円)」が看板メニューになっている。
最後に「長岡花火ミュージアム」の紹介だが、こちらは長岡花火を知るための無料施設。
長岡花火に関するパネル資料や、人がバンザイをすると花火が上がる映像など、無料とは思えない施設になっている。
「長岡花火ドームシアター」開園までの待ち時間、
或いは残念ながらドームシアターの入館券が手に入らなかった方はこちらの施設で長岡花火を楽しみたい。
「道の駅 ながおか花火館」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①ホテルルートイン長岡インター
[MAPCODE] 58 127 299*48
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から東に800m
- 料金(朝食付き1人6,454円、2人計10,181円~)
- 全客室でWOWOW無料視聴可
■②ホテルビジネスイン長岡
[MAPCODE] 58 096 360*01
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に1km
- 料金(1人5,727円、2人計10,909円~)
- 朝食付きプランもあり[+727円/人]
■③ホテル リバーイン
[MAPCODE] 58 159 685*02
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に3km
- 料金(1人4,545円、2人計10,909円~)
- 朝食付きプランもあり[+1,000円/人]
■④青葉温泉 アクアーレ長岡
[MAPCODE] 58 030 113*00
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に8km
- 料金(朝食付き1人6,818円、2人計13,636円~)
- 温泉あり/2食付きプランもあり
- プール、マシンジムを無料で使用可能
My Select
■④青葉温泉 アクアーレ長岡
プール、ジム併設の宿泊施設は幾つかあるが、宿泊者は利用料無料というのはとても珍しい。 プールは通年使える温水プール、マシンジムもそこそこ充実。運動不足解消に一役。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)