(新潟県の道の駅 no.31)
道の駅 国上
駅名 | 国上(くがみ) |
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住所 | 新潟県燕市国上5866-1 |
コード | ![]() |
駅名の由来 | 「国上」は地域名。昭和20年代までは国上村が存在した。 また2022年6月のリニューアル以降は愛称の「SORAIRO国上」で呼ばれている(登録名称は「国上」のまま)。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、フードコーナー、BBQテラス、温泉(温泉内に食堂あり)、足湯 |
休館日 | 無休 (BBQテラス 11月中旬~3月) (フードコーナー 無休[冬期は土日祝のみ営業]) (温泉 第2・4月曜日) |
営業時間 | 10:00~18:00[スタンプは9:00~] (レストラン 11:00~16:00[土日祝は17:00まで]) (フードコーナー 11:00~18:00[冬期は11:00~16:00]) (BBQテラス 11:00~17:00[最終受付は15:00]) (温泉 10:00~20:30) (温泉施設内の食堂 11:00~20:30) |
道の駅の特産品 | 国上銘菓「良寛の里もなか」「一茶」「茶つぼまんじゅう」「てまりサブレ」、どら焼き、 飛燕米(燕市産コシヒカリ)、笹団子、柿の種のオイル漬け、新潟カレー、佐渡の地獄カレー、お米シフォン、 南蛮エビ煎餅、新潟チップス、へぎそば、新潟ラーメン、桃太郎アイス、全国のドレッシング各種 |
2022年6月にリニューアル
北陸自動車道の燕三条ICから県道68号線→県道408号線→県道2号線を通って西に13km、
新潟県北部の旧分水町(現燕市)に「道の駅 国上」はある。
インターから本駅までの経路はかなり複雑。
基本的には県道3本を乗り継げば到着するが、この県道が突然右に左に曲がったり。
経路の途中に道の駅看板が無いのも本駅へのアクセスを難しくしている。
おそらく、初見ではカーナビ無しでは辿り着くのは不可能ではないだろうか。
道の駅看板
本駅オリジナルの看板。旧分水町ゆかりの良寛の像がある。
個人的にはのんびりとしていた「あの頃」が本当に懐かしいが、
もちろん経営的には繁盛すること、利益を出すことが最優先。
コロナ禍期間を除いた年間利用客数を比較すると、リニューアル前の2019年が18万5千人に対して、
リニューアル後の2023年が約2.6倍の48万1千人。
今のところリニューアルは大成功と言えるだろう。
駅施設。物産館と農作物直売所が入る。
リニューアルされた物産館。以前とは比べ物にならないくらいの数多くの商品が販売されている。
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国上伝統の銘菓を販売
本駅は多彩な施設構成が特徴。以前から多彩ではあったが、リニューアル後は更に多彩に。
物産館、農作物直売所、レストラン(2店舗)、フードコーナー(2店舗)、BBQコーナー、キャンプ場、
RVパーク、足湯、ドッグラン、温泉(温泉施設内にもレストランあり)。
施設の多彩さの点においては日本全国の道の駅の中でもトップクラスではないだろうか。
まずは本駅の中心的な存在となる物産館の紹介から。
2022年のリニューアルで最も変わったのは物産館。以前は地元の国上地区の銘菓を中心に200品くらいの品揃えだったが、
リニューアル後は商品数が大幅に増加。
国上地区の特産品に加えて県内の特産品、更には全国各地の道の駅の特産品を集めた道の駅交流コーナーも設置されている。
ただ、それでも本駅で注目したい商品はリニューアル前から販売されていた国上伝統の銘菓。
道の駅では本駅のみの販売で、特に観光で道の駅巡りをされている方には注目して頂きたい商品である。
国上の銘菓コーナーで販売されている商品は「良寛の里みなか(185円)」「一茶(150円)」「茶つぼまんじゅう(160円)」
「てまりサブレ(720円)」「どら焼き(160円)」など。「てまりサブレ」を除けばいずれもバラ売りされているのが嬉しい。
私は「良寛の里もなか」と「一茶」を一品ずつ購入。
「良寛の里もなか」はサクサクの生地の中にしっとりとしたつぶ餡が入った正統派の最中菓子。
「一茶」はほんのり甘いマシュマロの中に黄身餡が入ったもの。
どちらも甘党の方には満足して頂けるのではないだろうか。
その他、新潟県全般の商品では「笹団子」「柿の種のオイル漬け」「新潟カレー」「もも太郎アイス」等を販売。
道の駅交流コーナーでは「田原めっくんハウス(愛知県)」の「野菜ドレッシング」、
「阿蘇(熊本県)」の「トマトケチャップ」、「クロスロードみつぎ(広島県)」の「パパイヤドレッシング」等が販売されている。
国上銘菓の「良寛の里もなか(左/185円)」と「一茶(右/150円)」
本駅の人気商品の「飛燕米(5kg2600円)」。燕市産の厳選されたコシヒカリ。
本駅は下町ロケットのロケ地。以前は下町ロケットのポスターが掲示されていた。(2021年9月撮影)
下町ロケットのロケで使用されたトラクターの展示(2021年9月撮影)。 現在は軽トラの展示に変わり、軽トラの荷台部分も商品の販売スペースになっている。
レストランに格安温泉も
続いて本駅の「食」の施設の紹介を。
本駅で食事を提供する施設は物産館と同じ建物の中に「国上食堂」と「燕三条ラーメン潤」、
アウトドアで食事を楽しむ「BBQテラス」、温泉施設内にある「てまりの湯食堂」がある。
まず「国上食堂」だが、こちらはそばとうどんの提供が中心の店。
「乱切りそば(500円)」「手延べうどん(500円)」が基本で、プラス100円でちくわ天かかき揚げをトッピングすることが出来る。
ご飯物では「タレカツ丼定食(850円)」「から揚げ定食(850円)」「中落ちカルビ丼定食(1200円)」等が提供されている。
ラーメンの名店「燕三条らーめん潤」も本駅に出店。
背脂(豚の背中部分にある白い脂身)を用いたスープが特徴で「王道中華(900円)」「三元豚肉中華(1210円)」
「岩のり中華(1090円)」等を味わうことが出来る。
BBQテラスでは「食材持ち込みプラン」と「お手軽BBQプラン」の2つのプランを提供。
食材持ち込みプランは1人1000円(土日祝及び休前日は1500円)で、
お手軽BBQプランは食材付きで2500円~3000円(追加メニューもあり)で利用することが出来る。
物産館の隣には「国上食堂」と「燕三条らーめん潤」がある
この温泉の一番嬉しいところは利用料金の安さ。
燃料費高騰のために値上げをする温泉が多い中、この温泉は20年近くも500円という安さを保ち続けている。
いや、それどころか、17時以降は300円という新たな料金設定も登場。
実質、値下げと言っても良いだろう。
本駅にはRVパークもあり車中泊は公認されているので、夕方に訪れ温泉に浸かり、ゆっくりと車中泊を楽しむというプランは如何だろうか。
なお、この温泉には「てまりの湯食堂」を併設。
ビール、サワー、ハイボール、日本酒などを嗜むこともできる。
利用料無料の足湯施設
道の駅の近くにある酒呑童子神社の五重塔
「道の駅 国上」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①弥彦温泉 割烹の宿 櫻家
[MAPCODE] 190 100 576*13
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(朝食付き1人18,391円、2人計27,600円+[入湯税150円/人]~)
- (弥彦)温泉あり/2食付きプランもあり
- じゃらん、楽天の両サイトでアワード受賞の宿


■②弥彦温泉 四季の宿 みのや
[MAPCODE] 190 129 168*54
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(1人10,000円、2人計16,000円~)
- (弥彦)温泉あり/食事付きプランもあり
- 弥彦山を一望する最上階の展望露天風呂が自慢


■③寺泊岬温泉 ホテル飛鳥
[MAPCODE] 190 004 186*84
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から西に6km
- 料金(2食付き2人計26,000円+[入湯税150円/人]~)
- 温泉あり
- 寺泊漁港直送の海の幸を味わう宿


■④ホテル燕ヒルズ 吉田駅前
[MAPCODE] 190 075 055*56
(口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北東に7km
- 料金(朝食付き1人4,232円、2人計7,600円~)


My Select
■⑤寺泊岬温泉 ホテル飛鳥

水産会社が経営する温泉宿。一押しは寺泊漁港で獲れた新鮮海産物を用いた料理。 「獲れたての魚はこんなに美味しいのか」と驚いてしまう。温泉もあり、海水浴場もすぐ近く。
🐶ペット旅
■⑤わんこと泊まる宿 上州苑
[MAPCODE] 190 069 720*47
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に4km
- 料金(2人計15,400円+[追加料金1500円/頭]~)
- 平日は一人旅も受付可(朝食付き10,500円+[追加料金1500円/頭]~)
- 食事付きプランもあり


上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)