AROUND JAPAN

(新潟県の道の駅 no.26)

道の駅 親不知ピアパーク

駅基本情報
駅名 親不知ピアパーク(おやしらずピアパーク)
住所 新潟県糸魚川市大字外波903-1
駅名の由来 「親不知」は地名。飛騨山脈の北端部に位置し、崖のように海に落ち込む地形から昔より交通の難所となっている。 「ピア」は岩壁、橋脚を意味する英単語の"pier"より。
施設 物産館、レストラン、海産物直売所、翡翠ふるさと館
特産品 鱒の寿司、エイヒレ、鮭ハラミ、鮭トバ、笹かまぼこ、カニ味噌汁、もずく蕎麦

スポンサーリンク

親不知は日本一の交通の難所

本駅は新潟県西部、糸魚川市の親不知地区にある。 親不知は湾岸地域としては日本屈指の交通の難所として古くから知られている場所。 具体的な数値で示せば、海から1キロ内陸に入ったところに標高435メートルの入道山があるので、 単純計算でも長さ1メートルあたり43cm下ることになる。要するに物凄い崖になっている。 このため、道路が整備される前の時代は幅1メートルにも満たない「渚の道」を歩かなければならず、 数多くの方が波にのまれて犠牲になったという。 橋脚技術が進化した現在は海の上に橋を通すことにより道路を通している。 ただ、狭い土地に県道、国道、高速道路、鉄道、そして新幹線を通すため、幾重にも道路と線路が重なっている。 道の駅も決して例外ではない。 狭いスペースを有効に活用するため、駅施設は高速道路の下に建てられている。

海産物販売と世界最大級の翡翠が見もの

駅施設は物産館、海産物販売所、レストラン、翡翠(ひすい)博物館から成る。 物産館は少々小ぶり。その中では上越地方定番の土産品である「南蛮えび煎餅」、親不知地方の湧き水を用いたコーヒー、 翡翠の原石が販売されている。なぜ翡翠なのかというと、ここ糸魚川地方は昔から翡翠の産地として有名で、 世界最大級で国指定の天然記念物であるの102トンの翡翠原石もある。 この翡翠の原石は入場無料の翡翠ふるさと館に展示されている。 レストランでは丼物、定食、麺類、カレーと幅広いメニュー構成である。 特に目につくのは「幻魚丼」。幻魚とはコラーゲンたっぷりの深海魚で主に北陸地方で食用にされている小魚である。 親不知名物の「たら汁」、翡翠色の「ヒスイアイス」は塩と米粒をブレンドした独特の味である。 海産物直売所ではエイヒレ、鮭ハラミ、鮭トバ、笹かまぼこ、カニ味噌汁、もずく蕎麦等が販売されている。 本駅は富山県に近いこともあり、富山名物の「鱒の寿司」も販売されている。

親不知展望台から絶景を望む

さて、上の方でも説明した通り親不知は海岸線が崖のような地形になっているが、 実際のところ道路を運転している時は中々そのことを感じることは出来ない。 そこで、親不知の地形を実感するために、道の駅から西に3キロの所にある「親不知展望台」に立ち寄ることをお勧めしたい。 親不知展望台からは崖のように海岸線に真っ直ぐ落ちる地形、崖と海の間に僅かにできる「渚の道」、 海の上を縦積みに幾重にも重なる道路と鉄路など、親不知の景色を見ることが出来る。 また、親不知展望台からは遊歩道があり、かつての渚の道を歩くことが出来る。 また、ここは夕陽のスポットとして有名。 手元に地図がある方は見て頂きたい。 親不知は西の方角に富山湾、更に西には能登半島がある。 すなわち、親不知は富山湾越しに能登半島に沈む夕日を見ることが出来る場所なのである。


道の駅看板

道の駅看板

物産館とレストラン

物産館とレストラン。狭い土地を有効利用するため施設は高速道路の真下に作られている。

親不知おさかなセンター

親不知おさかなセンターでは鮮魚や魚の加工品が販売されている

翡翠ふるさと館

入場無料の翡翠ふるさと館

世界最大級の翡翠原石

国指定の天然記念物にも指定されている102トンの翡翠原石。

レストラン「漁火」

もう一つのレストラン「漁火」。こちらは日本海を見渡すことが出来る。

ウミガメのモニュメント

巨大なウミガメのモニュメント

富山湾に沈む夕日

富山湾に沈む夕日。視界の良い日は湾の先に能登半島を見ることが出来る。

親不知展望台より

親不知展望台より

渚の道へ向かう遊歩道

親不知展望台からは渚の道へ向かう遊歩道がある