道の駅　胎内

道の駅駅基本情報

駅名	胎内(たいない)
住所	新潟県胎内市下赤谷387-1
コード	157 834 232*12
駅名の由来	市名より
施設	物産館、クアハウスたいない(温泉+プール)
休館日	無休 (クアハウスたいない 8月を除く第3水曜日)
営業時間	9:00～18:00 (クアハウスたいない 11:00～21:00[8月及び土日祝は10:00～])
道の駅の特産品	乙(おとめ)まんじゅう、玄米丸パン、胎内おかき、胎内パンまんじゅう、中条そば、胎内ミニバウム、胎内米、 胎内市観光大使「やらにゃん」グッズ(ぬいぐるみ/クリアフォルダー/ボールペン/うちわ/バッチ/トートバック/等)

胎内市はザンネンな町?

　日本海東北自動車道の荒川胎内ICから国道113号線→国道7号線→県道53号線を通って北東に9km、 新潟県北東部の胎内市に「道の駅　胎内」はある。 胎内市は東西に細長く、まさに胎内のような形をした市。 観光名所が多い割には今一つメジャーになり切れないザンネンな町…と言うと悪口に聞こえてしまうが、 実はこのフレーズは胎内市観光協会が自らの市を紹介するビデオの中の文言。 過去に少々自虐的だが面白い観光ビデオが道の駅の中でも放映されていた(現在は放映されていない)。

道の駅看板

　ついでに言うと、本駅の立地も少々ザンネンな場所。 主要国道の7号線沿いでは無く、国道から県道53号線沿いに東に1キロ程入らないと本駅には辿り着かない。 このため本駅を訪れる客はかなり少ない。 2022年の年間利用客は5万4千人と低迷。 この数字は県内の道の駅では最下位となっている(休止中の道の駅は除く)。

小さな木造の物産館

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胎内市の銘菓を販売

　本駅は小さな木造の建物の中に物産館があるシンプルな構造。 元々は胎内グランドホテルに隣接した宿泊施設付きの道の駅だったが、2008年に建物の老朽化のために閉鎖。 その後、物産館の一部を間借りする形で土日祝限定営業のレストランがオープンしたが、 このレストランも今回の訪問時には消滅。 ただ、レストランが無くなった分、物産販売のスペースが広がったのは良かったような気がする。 現在では商品数が以前に比べるとかなり増え、本駅ならではの商品も見られるようになってきた。
　その、胎内市ならではの商品は「乙(おとめ)まんじゅう」「玄米丸パン」「胎内パンまんじゅう」 「胎内おかき」「胎内ミニバウム」「中条そば」など。 地元産の「胎内米」も販売されている。
　私は「胎内おかき」を購入。めちゃくちゃ美味しい…と言うほどでもないが、懐かしいシンプルな味がする。 また、胎内市の観光キャラクター「やらにゃん」のグッズも販売。 ぬいぐるみ、クリアフォルダー、うちわ、トートバック等が販売されている。

特産品の胎内おかき。懐かしい昔ながらのおかきの味がする。

クアハウスや胎内観音もあり

　道の駅的には少々ザンネンな本駅だが、周辺には観光施設がたくさん。 本駅を訪れる際は周辺の観光施設とセットで楽しむのは如何だろうか。

　まずは道の駅から徒歩5分の場所にあるのは「クアハウスたいない」。 バーデゾーン/プール/トレーニング室/温泉があり、楽しく健康づくりをすることが可能になっている。 料金は温泉のみ利用の場合は520円、全施設を使う場合は1040円。 私は水着を持ってこなかったので温泉のみ利用したが、温泉は少々狭いという印象。 コスパ的には料金は倍でも全施設使用する方がお得な感じがする。

温泉とプールを備えたクアハウスたいない

　道の駅から道路を挟んで向かい側にあるのは「越後胎内観音」。 丈は7.3m、重量は約4トン。建立時(昭和45年)は青銅製としては日本一の大きさで、 蓮華台に合唱して建つ姿は波の上に乗っているように見えることから「波乗り観音」とも呼ばれている。
　アルパカ等、23種類の動物を見られる「樽ケ箸遊園」も道の駅からすぐ近くの場所。 また、道の駅から見る胎内川の景色も見どころ充分である。

青銅製としては日本一の高さ(建立時)の越後胎内観音

駅周辺の風景。真ん中を流れる川は胎内川。