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(新潟県の道の駅 no.09)

道の駅 ちぢみの里おぢや


道の駅基本情報
駅名 ちぢみの里おぢや(ちぢみのさとおぢや)
住所 新潟県小千谷市大字薭生甲1670-1
コード 140 789 182*18
駅名の由来 「ちぢみの里」は小千谷市の伝統産業の小千谷縮(おぢやちぢみ)より。 「おぢや」は市名の小千谷市より。
施設 物産館、レストラン、温泉(温泉施設内にもレストランあり)
休館日 12/31、水曜日
営業時間 10:00~21:00
(レストラン 10:00~16:30)
(温泉 10:00~21:00)
(温泉施設内のレストラン 11:00~19:30)
道の駅の特産品 へぎそば、へぎ(容器)、ちぢみ羊羹、ちぢみおかき、新潟コシヒカリくるみゆべし、お米の黒蜜まんじゅう、 錦鯉もなか、笹団子、そばチャップリン(プリン)、魚沼産コシヒカリ、 小千谷の地酒「長者盛」「田友(でんゆう)」「雪男」「越の寒中梅」

温泉故障のため沸かし湯で営業中

 関越自動車道の小千谷ICから国道291号線→国道351号線→国道17号線を通って東に6km、 新潟県中央部の小千谷市に「道の駅 ちぢみの里おぢや」はある。 インターからの道中は小千谷市街地のど真ん中を抜ける道。 JR小千谷駅の駅前商店街を抜ける道だが、ただ、人の姿は疎ら。シャッターが下りている店舗も目立つ。 やがて市街地を抜けて山の姿が見えてくる頃、本駅を示す道の駅看板が見えてくる。

道の駅 | ちぢみの里おぢや | 道の駅看板
道の駅看板
 本駅は温泉施設を併設した人気の道の駅。ただ、最初に重要なことをお知らせしなければならない。 実は本駅の温泉は2024年1月より設備不良のため温泉の汲み上げが止まっている状況である。 現在、原因を調査中とのことだが、復旧の見通しは立っていないようだ。 復旧までは沸かし湯(水道水)を用いての営業となる。 最新情報は本駅の公式ページで確認されたい。

 利用料金は元々は800円だったが、沸かし湯営業になってからは700円で営業。 2024年12月まで(期間が延長になる可能性もあるかも)は更に割引となり大人500円、小人100円のワンコインサービス営業を行っている。

 浴室は「ちぢみの湯(洋風風呂)」と「つむぎの湯(和風風呂)」の2つがあり、 日替わりで男女が入れ替わる(偶数日が女性/ちぢみ、男性/つぐみ)。 なお、「ちぢみの湯」の露天風呂は配管工事終了まで利用できなくなっているため、「つむぎの湯」の方が当たりかも知れない (配管工事の最新状況も上記公式ページでご確認ください)。 温浴施設にはサウナと岩盤浴を併設。 毎週土曜日、日曜日は1日2回「大うちわ熱波イベント」が開催されるので、 サウナ好きな方は参加されるのは如何だろうか(つむぎの湯にて14時~、18時~)。

道の駅 | ちぢみの里おぢや | 駅施設
駅施設。左の方に物産館とレストラン、右の方に温泉施設がある。

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「へぎそば」と「ちぢみ羊羹」

 本駅は温泉施設物産館レストランから成る施設構成。 物産館は温泉施設外にあるため温泉施設の入館料は不要。 一方、レストランは温泉施設内と温泉施設外の2ヶ所に分かれている。 メニューはどちらも同じだが営業時間は異なる。 温泉施設外のレストランは10時~16時温泉施設内のレストランは11時~20時(19時30分ラストオーダー)となっている。

 まず物産館だが、平均的な道の駅と比べるとやや小規模。 商品の種類は300種類前後ではないだろうか。 ただ、販売されている商品はユニーク。本駅でなければ購入できない小千谷市の特産品が並んでいる

 その一つが「ちぢみ羊羹」。小千谷市を代表する伝統的銘菓である。 この「ちぢみ羊羹」、食べ方がかなりユニーク。
 最初に筒の上部に付いている金属の蓋を外す。 次に筒の下部を指で押す。すると「ところてん」のように羊羹がニョキっと顔を出す。 筒の上部には切り糸が付いており、好みの大きさで羊羹を切るという仕組み。 手を汚さずに羊羹を食べることが出来るのが嬉しい。 味は小豆味と抹茶味の2種類がありどちらも550円。 私は抹茶味を食べてみたが、抹茶の渋味と羊羹の甘味のバランスが絶妙。上品な味を満喫できる。

道の駅 | ちぢみの里おぢや | ちぢみ羊羹
ちぢみ羊羹
道の駅 | ちぢみの里おぢや | ちぢみ羊羹の食べ方
筒の下部から羊羹を押し出し、上部に付いている切り糸で切る
 その他にも小千谷の米を使った「ちぢみおかき」「お米の黒蜜まんじゅう」、 小千谷市が発祥と言われる錦鯉を模った「錦鯉もなか」もある。 本駅オリジナル商品では蕎麦茶プリン「そばチャップリン」が販売されている。
 また、忘れてならないのが新潟名物の「へぎそば」。 小千谷市は十日町市と並んでへぎそばの本場であり、本駅でも大々的に販売されている。 実は「へぎそば」は「へぎ」と呼ばれる器に盛られないと「へぎそば」と呼ばないルールがあるが(へぎに盛らないのは「布海苔そば」)、 本駅では器の「へぎ」も販売されているのが面白い。 ちなみに「へぎ」は1セット5,500円と中々高価だった。

 レストランでは「へぎ」に盛られた正真正銘の「へぎそば」が名物。 このレストランの嬉しいところは1人前でもへぎそばを注文できるということ。 多くの店ではへぎそばは2人前以上であり、1人前の時はへぎに盛らない「布海苔そば」が提供されることが多いが、 このレストランでは一人旅でもへぎそばを味わうことが出来る。 値段は1人前で990円、2人前は1980円。天ぷら盛り合わせ(850円)と共に味わうこともできる。 その他「ラーメン」「鶏唐揚げ定食」「たれかつ丼」等も味わうことが出来る。

道の駅 | ちぢみの里おぢや | へぎそば
レストランで提供される「へぎそば」は1人前から対応可能
道の駅 | ちぢみの里おぢや | 恐竜すべり台
道の駅併設の公園には恐竜すべり台がある

【その他の道の駅はこちらから】

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「道の駅 ちぢみの里おぢや」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ビジネスホテル ニュープラザ
 [MAPCODE] 140 786 870*26
 (口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から西に5km
 - 料金(1人6,300円、2人計12,000円~)
 - 朝食付きプランもあり[+800円]

   

■②小千谷パーク
 [MAPCODE] 140 785 509*23
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から西に5km
 - 料金(1人5,455円、2人計10,910円~)

 

■③L-Stay小千谷
 [MAPCODE] 140 816 408*31
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北西に5km
 - 料金(1人8,550円、2人計11,400円~)

   

■④小千谷ふるさとの丘ユースホステル
 [MAPCODE] 414 627 039*80
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に7km
 - 料金(4,228円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 【注】テレビ無し

 

■⑤よもぎひら温泉 和泉屋
 [MAPCODE] 512 692 644*78
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から北東に15km
 - 料金(2食付き1人21,850円、2人計34,200円~)
 - 温泉あり
 - 趣の異なる3つの露天風呂あり

   

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■⑤よもぎひら温泉 和泉屋

道の駅から15km離れている点は微妙だが、温泉好きの方にはお勧めしたい宿。トロトロの湯は美肌効果満点。 3つの趣の異なる露天風呂から見る山古志村の自然豊かな原風景も魅力的。

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)