(新潟県の道の駅 no.06)
道の駅 能生
駅名 | 能生(のう) |
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住所 | 新潟県糸魚川市大字能生小泊3596-2 |
コード | 707 090 234*43 |
駅名の由来 | 市町村合併前の旧町名の能生町より |
施設 | 物産館、レストラン(4つ)、カニ屋横丁、鮮魚センター、コンビニエンスストア |
休館日 | 無休 (カニ屋横丁 1月~2月) |
営業時間 | 9:00~17:00[GW・お盆期間は延長あり][スタンプは6:00~21:00] (レストラン[4つとも] 10:00~17:00) (コンビニエンスストア 6:00~21:00) |
道の駅の特産品 | ズワイガニ、カニ飯、カニ汁、カニラーメン、カニ飯の素、新潟柿の種、笹串団子、青さ味噌汁、 ホタルイカの煮物、南蛮エビ煎餅、ひすい麺、へぎそば、蒲鉾、地酒「雪中梅」「越乃寒梅」「加賀の井」「景虎」 |
道の駅最大のカニ屋台
北陸自動車道の能生ICから県道88号線→国道8号線を通って北東に3km、
新潟県西部の旧能生町(現糸魚川市能生)に「道の駅 能生」はある。
能生町は人口密度が1平方キロメートル当たり67人の長閑な町(ちなみに東京23区は15,708人、大阪市は12,167人)。
長閑な田舎道のドライブをイメージしていたが、意外と住宅が密集していることに驚かされる。
県道を抜けて国道8号線に入っても車窓の左側が海に変わるだけで右側は同じような状況。
やがて、住宅が途切れ山林の風景に転じた頃に本駅を示す道の駅看板が見えてくる。
本駅は能生漁港に隣接した道の駅。漁港に水揚げされた新鮮な魚介類が道の駅の直売所に運ばれてくる。
そして、その目玉はズワイガニ。
本駅は道の駅としては最大のカニ市場を有しており、漁船ごとに7つの店舗が軒を連ねている。
新潟県のカニ漁の期間は他県よりも長い3月から12月まで。
1月、2月を除いたほぼ一年中、獲れたてのズワイガニが並ぶ。
そのズワイガニを求めて、多くの客が詰めかける人気の道の駅になっている。
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カニ飯、カニ汁、ズワイガニを販売
本駅は物産館、レストラン(4つ)、カニ屋横丁、鮮魚センター、コンビニがある多彩な道の駅。
まずは人気になっているカニ屋横丁から施設の紹介をしたい。
カニ屋横丁では漁船ごとに出店。7つの店が競うように自慢のカニを販売している。
私が訪れた時期の値段は小型サイズで3300円、大型サイズで7700円(時期や水揚げ量により変動あり)。
公式ホームページでは「500円程度の手頃なものも販売」と書かれているが、どうなのだろうか。
私が見た範囲では少なくとも3000円程度の予算は見ておいた方が良さそうな気がする。
購入したカニは道の駅構内にある「カニかに館」でその場で食べることが可能。
テーブルと手洗い場が常設されており、汚れを気にせずカニを味わうことが出来る。
お手軽料金でカニを味わいたい方には「カニ飯」と「カニ汁」は如何だろうか。
カニ飯は500円、カニ汁は600円で販売されている。
カニ屋横丁の横には鮮魚センターがある。ここには3つの魚の専門店が軒を並べている。
獲れたての旬の鮮魚はもちろん、寿し、焼き魚も販売。
浜焼きコーナーもあり、焼きたてのいか焼きや焼き魚を味わうこともできる。
獲れたて海鮮料理を味わう
続いて本駅の「食」の施設だが、駅施設の1階に「リーフキッチン」と「ミルキーウェイ」、
2階に「味千汐路 番屋」と「海鮮丼・定食 凪(なぎ)」の4つのレストランが存在する。
「ミルキーウェイ」は一般的な料理も提供しているが、その他の3店舗はほぼ海鮮メニューのみ。
獲れたての日本海の幸を味わうことが出来る。
2階にある「味千汐路 番屋」と「海鮮丼・定食 凪(なぎ)」はどちらも本格的な海鮮料理を提供するレストラン。
「味千汐路 番屋」は主にカニを使った料理を提供。
「カニちらしセット(1980円)」「刺身とカニ天ぷら定食(2560円)」「カニづくしセット(3780円)」が人気メニューになっている。
「海鮮丼・定食 凪」はカニを含めた海鮮料理全般を提供。
「本日の海鮮丼(2300円)」「本日の地魚丼(2300円」が名物になっている。
この2つのメニューの面白いところはネタの組み合わせを希望できること。
注文時に申し出れば、なるべく希望に合ったネタの組み合わせの丼にしてもらえるそうだ(希望に添えない場合もある)。
その他「三色丼」は1900円、「五色丼」は2000円、焼き魚定食、煮魚定食、刺身定食なども味わうことが出来る。
1階の「リーフキッチン」は2階のレストランに比べると(少しだけ)廉価な海鮮メニューが並ぶ。
名物メニューは「海鮮三色丼(1780円)」「カニ天ぷら定食(1780円)」「甘エビ・カニ天丼(1200円)」等が名物になっている。
もう一つの店「ミルキーウェイ」は喫茶を兼ねた軽食堂。
「ラーメン(680円)」「カツカレー(900円)」「カツ丼(900円)」などを味わうことが出来る。
「カニラーメン(1300円)」「岩のりラーメン(850円)」等の海鮮系メニューも提供されている。
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「柿の種」と「笹串だんご」が人気
続いて物産館だが、こちらは海鮮系だけではなく新潟県全般の特産品が販売されている。
まず目につく商品は「柿の種」。今や全国区のお菓子だが発祥は新潟県。
本駅では様々メーカーの柿の種が販売されている。
近年では柿の種の進化系も販売。「柿の種&チョコ」「柿の種&金平糖」…。
私からすれば「本当に美味しいの!?」という気もするが、これらの進化系柿の種も人気になっているようだ。
もう一つ目につく商品は「笹串だんご」。
新潟名物の笹団子を一口サイズにして串で刺したもの。
笹団子は笹を剥くときに手が汚れがちだが、この笹串だんごなら手の汚れも心配ない。
餅の少し単調な味に餡の甘味が加わって中々の美味に仕上がっている。
海鮮系の土産品なら半生の「カニラーメン」が人気の商品。能生町産の紅ズワイガニを使用している。
「青さ味噌汁」「南蛮えび煎餅」「ホタルイカの煮物」も売れ筋商品。
新潟地酒の「雪中梅」「越乃寒梅」「加賀の井」「景虎」等も販売されている。
越山丸の展示やマリーンミュージアムも
本駅にはまだまだ楽しみがある。
一通り食事と買い物が済んだら海岸まで進み、海岸沿いを散策してみたい。
海岸沿いは能生海洋公園と呼ばれ、様々な彫刻作品が置かれている。
東の方向に歩を進めると小さな船が見えてくる。
この船は「越山丸」と呼ばれ、県立海洋高校の実習船として昭和55年まで使われていたもの。
現在は老朽化のため入船不可になったが、以前は船の中に乗り込み、実習生の部屋や調理場などを見学することが可能だった。
もう少し歩くとマリーンミュージアム海洋という施設に到着する。
この施設の中では鯨の標本、漁の道具などが展示されている。
なお、マリーンミュージアム海洋は団体のみ入場可能。前日までの予約制になっている。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①木造の家/民泊
[MAPCODE] 314 628 729*20
(口コミ平均--点/5点満点)
- 道の駅から南西に4km
- 料金(1人21,091円、2人計21,092円~)
- 調理器具、電子レンジ等のアメニティ充実
- 日本海、川、町、山の眺望が自慢
■②うみてらす名立ホテル光鱗
[MAPCODE] 707 280 232*40
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に10km
- 料金(1人7,900円、2人計14,400円~)
- 食事付きプランもあり
■③柵口温泉 対岳荘
[MAPCODE] 469 728 366*02
(口コミ平均-点/5点満点)
- 道の駅から南東に13km
- 料金(朝食付き1人6,819円、2人計11,820円+[入湯税150円/人]~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
■④柵口温泉 山城屋
[MAPCODE] 469 728 393*63
(口コミ平均3.4点/5点満点)
- 道の駅から南東に13km
- 料金(2食付き2人計15,710円~)
- 温泉あり
■⑤ホテル国富アネックス
[MAPCODE] 314 373 097*73
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から西に20km
- 料金(朝食付き1人8,637円、2人計17,274円~)
- 温泉あり/2食付きプランもあり
■⑥ホテルルートイン糸魚川
[MAPCODE] 314 432 679*68
(口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から西に20km
- 料金(朝食付き1人7,591円、2人計14,092円~)
- 全客室でWOWOW無料視聴可能
🐶ペット旅
■⑦親不知観光ホテル
[MAPCODE] 836 549 691*67
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に33km
- 料金(1人5,319円、2人計9,638円~)
- 食事付きプランもあり
- 親不知の断崖絶壁に建つ宿、日本海の眺望が自慢
- 🐶ペット可のプランあり(じゃらん)[2人計11,240円~]
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)