(千葉県の道の駅 no.21)
道の駅 水の郷さわら
駅名 | 水の郷さわら(みずのさとさわら) |
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住所 | 千葉県香取市佐原イ3981-2 |
コード | ![]() |
駅名の由来 | 「さわら」は市町村合併前の旧市名の佐原市より。佐原は利根川水系が作り出す水の郷として有名である。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、フードコーナー、喫茶コーナー、【隣接施設】川の駅 |
休館日 | 無休 |
営業時間 | 8:00~18:00 (フードコーナー 8:00~18:00) (川の駅 9:00~17:00) ([川の駅]喫茶コーナー 10:00~17:00) |
道の駅の特産品 | 手づくりお弁当、香取市の米、米を使った農家手作りの揚げもち/かき餅、田舎のケーキ、 佐原の和菓子(そばぼうろ/そばチップス/黒蜜きな粉/落下浪漫/等)、地産の卵「美味たま」、落花生、ぬれ煎餅、 【以下、川の駅】落花生100%ペースト、漬物各種、魚の干物(サンマ開き/カマス開き/とろホッケ開き)、厚切り牛タン、しらすピザ |
水郷の町にある道の駅
東関東自動車道の佐原香取ICから県道55号線→国道356号線を通って北西に3km、
千葉県北東部の旧佐原市(現香取市)に「道の駅 水の郷さわら」はある。
まず本駅へのアクセスについて1点だけ。
高速インターから本駅に向かう場合は大きな問題はないが、
下道を使って国道356号線を東進して本駅に向かう場合、香取市街地の中心街を通るため、かなりの渋滞が発生する。
また、茨城県方面から国道51号線の水郷大橋を通って本駅に向かうルートも渋滞の頻発区間。
時間に余裕を持ち、焦らずに本駅に向かいたい。
道の駅看板
本駅から見える利根川とたぬき島
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道の駅と川の駅
本駅は農作物直売所を兼ねた物産館、及びフードコートから成る道の駅。
また、道の駅施設には含まれていないが徒歩2分の場所に「川の駅さわら」がある。
川の駅も利用者から見れば道の駅の施設の一部のようなもの。本稿では「道の駅」と「川の駅」の両施設の紹介を行っていきたい。
まず、道の駅の物産館だが、入口から奥にかけて、お弁当売り場、農作物直売所、特産品販売所の順に並んでいる。
特に目に付くのは弁当販売。
「豚生姜焼き弁当」「ミックスグルメ弁当」「鶏飯弁当」「から揚げ弁当」「とんかつ弁当」等、お弁当の種類は30種類以上。
しかも500円から700円程度と安いのも魅力である。弁当販売の充実度はおそらく関東では本駅がNo.1。
個人的には日本一と思っている熊本県の「道の駅 泗水」と比べても殆ど遜色がない。
開店直後は大量の弁当が販売されているが、午後に入るとほぼ完売状態。
人気のほどが伺われる。
手づくりお弁当の看板
お弁当コーナー。弁当コーナーはこの写真の10倍くらいの品数がある。
建物の一番奥にあるのは特産品販売コーナー。
ここでは佐原伝統の和菓子を販売。「そばぼうろ」「そばチップス」「黒蜜きな粉棒」「落下浪漫」等の懐かしの菓子が販売されている。
田舎のケーキと名付けられた手作りケーキも販売。
にんじん、塩麹、柚子、いちじく、地酒の「忠敬」を使った昔風なケーキが販売されている。
駅施設。弁当販売、農作物直売、特産品販売が行われている。
フードコートには3つの店
物産館の横にはフードコートがある。
ここには「和食 あやめ」「麺屋 桃太郎」「さわら麺処」の3つの店舗が入っている。
「和食 あやめ」は主に定食、丼物を提供する店。
自慢のメニューは国産のウナギを用いた「うな重(2,900円)」。
その他のメニューは全て1000円以下のお手頃価格。
「とんかつ定食(980円)」「ソースカツ丼(980円)」「ミックスフライ定食(980円)」「エビフライカレー(880円)」等を味わうことが出来る。
「麺屋 桃太郎」はラーメンの専門店。
醤油/味噌/塩の3つのラーメンが提供されている。
名物メニューはピリ辛、野菜たっぷりの「味噌ラーメン(1200円)」。
野菜たっぷりの「塩ラーメン(1200円)」、お手頃価格の「正油ラーメン(880円)」も人気になっている。
「さわら麺処」はうどん・そばの店。
人気のメニューは「きのこうどん/そば(700円)」と「あんかけうどん/そば(700円)」。
その他「かけうどん/そば(500円)」「温玉ぶっかけうどん/そば(600円)」等、12種類のうどん・そばが提供されている。
うどん・そば+丼物のセットメニューも提供。かつ丼とミニうどん(orそば)の「かつ丼セット」は980円。
「天丼セット」「ねぎとろ丼セット」「カレーセット」等もある。
フードコートには3つの店が入る
販売されている商品は「落花生」「ピーナッツおこし」「芋ケンピ」等。
落花生関連ではトーストに塗る「落花生100%ペースト」が人気になっている。
「さんまの開き」「カマスの開き」「とろホッケの開き」等、魚の干物も販売。
銚子漁港直送のしらすを用いた「しらすピザ」や県内産の和牛を用いた「厚切り牛タン」も販売されている。
道の駅から徒歩で2分の場所にある「川の駅さわら」
さわらの水郷を散策
さて、上でも触れた通り、佐原市は江戸時代から続く水郷の町として有名。
本駅を訪れたなら「北総の小江戸」と呼ばれる町並みを散策を楽しむのは如何だろうか。
本駅から北総の小江戸の町並みまではおよそ800mの距離。
車で移動したくなる距離だが、途中、細い路地に入ったり、至る所に交通規制(一方通行)があり道順はかなり複雑。
また、道中は渋滞、駐車場も混雑しているのが難点。
目的地までは徒歩で往復30分の距離。散策の30分と合わせて1時間の散歩が苦にならない方は本駅に車を停めて徒歩で向かうのが良さそうな気がする(徒歩で向かう分には小野川沿いの道を遡上するだけなので道に迷うことは無い)。
国道356号線を東に進み、小野川が見えてきたら川沿いの路地を左に進むと直ぐに古い町並みが現れる。
町並みの中には国指定史跡の伊能忠敬旧宅(1793年建築)や県指定文化財8件(13棟)がたくさん。
文化財に指定されていない建物も江戸時代を彷彿させる造りになっており、江戸時代にタイムスリップした感覚に陥る。
時間に余裕のある方はJR佐原駅を訪れてみるのは如何だろうか。
この駅の駅舎は佐原の商家をイメージしたもの。駅前には
佐原で暮らした地理学者としても有名な伊能忠敬翁の像も祀られている。
北総の小江戸と呼ばれる佐原の町並み
国指定史跡の伊能忠敬旧宅(1793年建築)
佐原の商家をイメージしたJR佐原駅舎
「道の駅 水の郷さわら」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①旅館一蘭荘
[MAPCODE] 92 780 578*24
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に1km
- 料金(1人5,273円、2人計10,546円~)


■②HOSTEL Co-EDO
[MAPCODE] 92 780 573*41
(口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南西に1km
- 料金(1人5,960円、2人計8,206円~)
- 更に割安なドミトリープランあり(1人3,628円~)


■③凪(なぎ)
[MAPCODE] 92 780 428*81
(口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から南西に1km
- 料金(1人18,982円、2人計18,982円~)

■④ホテルルートイン香取佐原駅前
[MAPCODE] 609 194 803*83
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に1km
- 料金(朝食付き1人6,955円、2人計11,182円~)
- 2食付きプランもあり
- 全客室でWOWOW無料視聴可


■⑤HOTEL HOUSEN ホテル朋泉 佐原
[MAPCODE] 609 224 360*76
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から西に2km
- 料金(1人5,170円、2人計10,670円~)
- 食事付きプランもあり


🐶ペット旅
■⑥佐原商家町ホテル NIPPONIA
[MAPCODE] 609 194 205*26
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に2km
- 料金[ペット有り](2食付き1人41,310円、2人計57,960円~)
- 料金[ペット無し](朝食付き1人30,960円、2人計46,080円~)
- ハイクラス/2食付きプランもあり
- ペット可は1頭目は追加料金無し(2頭目以降+5,000円]


上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)