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(埼玉県の道の駅 no.17)

道の駅 庄和

駅基本情報
駅名 庄和(しょうわ)
住所 埼玉県春日部市上柳995
コード 3 890 202*44
駅名の由来 市町村統合前の旧町名の庄和町より
施設 物産館、農作物直売所、フードコーナー、グルメ横丁(春日部巻きの店、焼きそば店、焼きクレープ店、串焼きの店)
休館日 無休
(フードコート内のそば処 月曜日)
営業時間 8:00~19:00
(フードコート[中華/ラーメン] 10:00~18:30)
(フードコート[そば処] 11:00~15:00[土日は18:00まで])
特産品 黒豆、黒豆蕎麦、カリポリ庄和黒、黒豆うどん、黒豆きな粉、黒豆きな粉ようかん、黒豆サブレ、黒豆茶、 庄黒朗ロール、春日部大凧サブレ、つばめどら焼き、春日部内牧せんべい、 クレヨンしんちゃんグッズ(絵はがき/ハンカチ/ポケットタオル/マグカップ/子供用はし/等)

大凧あげ祭りが有名な町

 東北自動車道の岩槻ICから国道16号線を通って東に13km、 或いは常磐自動車道の柏ICから国道16号線を通て北西に19km、 或いは東京外環自動車道の草加ICから国道4号線を北に18km、 更には圏央道の五霞ICから国道4号線を南に11km。 埼玉県東部の旧庄和町(現春日部市)に本駅「庄和」はある。 高速道路のインターからは離れているものの、本駅は関東地方の主要道の国道4号線と国道16号線の交点にある道の駅。 交通の要所にあり、多くの方が利用する人気の道の駅である。 また、旧庄和町は都市部と農村部の境目となる町。 本駅より南は住宅が密集する首都圏の街並み、本駅より北側は農村の風景。 本駅周辺は都心から最も近い農村の風景を見ることが出来る場所でもある。
 そんな庄和町で有名なのが「大凧あげ祭り」。 毎年5月3日と5月5日に開催される「大凧あげ祭り」は約10万人の観光客を集める人気のイベント。 縦15m/横11m(畳に換算すると約100畳!)の大凧を町民約100名が協力して揚げる。 大空に舞い上がった時には大歓声が上がるそうだ。
 理想を言えば庄和町の魅力を満喫するには「大凧あげ祭り」を現地でライブで鑑賞するのがベストだが、 中々そうはいかないかも知れない。 ただ本駅の入り口には少しミニチュア版(といってもかなり大きい)にはなるが、 大凧が飾られているので「大凧あげ祭り」の気分は味わうことが出来る。 欲を言えば、大凧あげ祭りの観光ビデオを放映して頂ければ良いのだが…。 本駅には立派な休憩所があるので、 その一角で放映して頂ければ「大凧あげ祭り」の更なる知名度アップにも繋がると思うので。

特産品では黒豆商品

 本駅は物産館、農作物直売所、フードコーナー、グルメ横丁と呼ばれる出店から成る施設構成。 施設規模としては大きくも無く小さくも無く、普通レベルといった感じ。 全国的に見て平均レベルの道の駅と言えるだろう。 販売されている商品は約9割が他市、または他県産のもの。 「観光客に地産品を提供する」というよりも、どちらかと言えば「地元客に他県産の商品を提供する」ことに比重が置かれている感じがする。 ただ、庄和町ならではの商品もいくつかあり、観光客にとっても訪れる価値が十分にある道の駅である。
 庄和町の名物はズバリ「黒豆」。 古くから栽培されている伝統の商品…というわけではないようだが、 休耕地を利用して近年、急激に生産量を増やしている商品で、庄和町の新名物と言っても良い商品である。 本駅の農作物直売所では(黒豆を使った)枝豆と黒豆を販売。 物産館では「黒豆蕎麦」「カリポリ庄和黒」「黒豆うどん」「黒豆きな粉」「黒豆きな粉ようかん」「黒豆サブレ」 「黒豆茶」「庄黒朗ロール」等が販売されている。
 私は「カリポリ庄和黒」「黒豆蕎麦」「庄黒朗ロール」の3品を購入。 「カリポリ庄和黒(50g/168円)」は黒豆の食感をダイレクトに実感できるのが特徴。 基本的には節分の時に食べる煎り大豆と似た味だが、黒豆独特の渋みが食欲をそそられる。 「黒豆蕎麦(250g/378円)」に関してはさすがに私の舌では黒豆の味を実感することは出来なかったが、 美味しいそばを食べながら黒豆に含まれている健康成分(イソフラボン/レシチン/等)を摂取することが出来る。 「庄黒朗ロール(112円)」は餡入りカステラの中に黒豆が3粒入ったスイーツ。 甘い餡の中に渋みのある黒豆が入ることにより味にアクセントを加えている。
 黒豆以外の商品では「つばめどら焼き」が人気の商品。 実は庄和町は「ツバメが飛来する町」としても有名。「つばめどら焼き」には本駅「庄和」とツバメの刻印が刻まれている。 大凧あげ祭りをモチーフにした「春日部大凧サブレ」も本駅の名物商品。 地元の米で作る「春日部内牧せんべい」も人気商品になっている。 また、春日部市は「クレヨンしんちゃん」の作者でもある臼井義人氏が育った街。 物産館の一角には「クレヨンしんちゃんコーナー」が設けられており、 絵はがき/ハンカチ/ポケットタオル/マグカップ/子供用はし/等が販売されている。

「食」の施設は7つの店舗

 本駅の「食」の施設は別棟に作られたフードコーナー、及びグルメ横丁と呼ばれる出店の2つ。 フードコーナー内には2店舗、グルメ横丁には5店舗が入り、合計7つの店舗の中から好みの「食」を味わうことが出来る。
 フードコーナー内には中華料理「春日部飯店」とラーメン店「麺創屋」の2店舗。 春日部飯店では「五目あんかけ焼きそば(850円)」「油淋鶏定食(800円)」が人気のメニュー。 麺創屋ではツルツル自家製麺が特徴の「醤油ラーメン(650円)」、魚介スープが特徴の「つけ麺(800円)」等を味わうことが出来る。
 グルメ横丁には5つの店舗。 春日部名物の春日部巻きと揚げ餃子を提供する「包工房(金土のみ営業)」を始めとして、 焼きそばの店、焼き饅頭の店、クレープ店、串焼きの店が軒を連ねている。

[注]2023年4月、フードコーナー内に新たに「十割そば 庄庵」がオープンしました。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。入口に大凧が飾られている。この大凧でもミニチュア版なのだから、本物はおそらく大迫力。

カリポリ庄和黒

物産館では名物の黒豆を使った商品を販売。 「カリポリ庄和黒(50g/168円)」は黒豆の味をダイレクトに感じたい方にお勧め。

黒豆蕎麦

名物の黒豆が入った「黒豆蕎麦(250g/378円)」。 イソフラボン、レシチン等、健康成分がたっぷり含まれている。

庄黒朗ロール

名物の黒豆が入った「庄黒朗ロール(112円)」。 写真の商品は1切れサイズにカットされたもの。20cm位の長さの庄黒朗ロールも販売されている。

農作物直売所

農作物直売所の商品も充実。ただ、商品の約9割は他市、または他県産のもの。 黒豆に関しては地産の商品を販売している。

フードコーナー「食彩館」

物産館から少し離れた所にあるフードコーナー「食彩館」。 中華料理「春日部飯店」とラーメン店「麺創屋」の2店舗が入る。

グルメ横丁

5つの店舗が軒を連ねるグルメ横丁。屋根付きのベンチがあり、ここに座って味わうこともできる。

クレヨンしんちゃんの看板

春日部市は「クレヨンしんちゃん」の作者でもある臼井義人氏が育った街。 クレヨンしんちゃんの看板がある。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ホテル カスカベ
 [MAPCODE] 3 795 823*37
 (口コミ平均3.6点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に5km
 - 料金(1人5,900円、2人計10,000円~)
 - 駐車場は5台分しかないので要注意(先着順)

   

■②東横インさいたま岩槻駅前
 [MAPCODE] 3 698 497*53
 (口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に11km
 - 料金(朝食付き1人5,545円、2人計6,909円+P料金[1,000円]~)

   

■③ビジネスホテル野田
 [MAPCODE] 18 361 243*43
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南東に13km
 - 料金(朝食付き1人6,363円、2人計8,181円~)

   

■④ホテルグリーンコア+1
 [MAPCODE] 45 252 729*52
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に12km
 - 料金(1人6,545円、2人計9,454円~)
 - 近隣最大132室の大規模ホテル

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)