(埼玉県の道の駅　no.08)

道の駅　はなぞの

駅基本情報
駅名	はなぞの
住所	埼玉県深谷市小前田458-1
コード	150 747 229*73
駅名の由来	市町村合併前の旧町名の花園町より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン、フードコート、野菜カフェ「FARMY CAFE」、パン工房、ふっかちゃんミュージアム、屋台ギャラリー
休館日	無休 (農作物直売所 12/31～1/5) (ベーカリー 12/31、1/1、月曜日) (野菜カフェ 12/31～1/2)
営業時間	8:00～19:00 (農作物直売所 9:00～18:00[10月～2月は17:00まで]) (レストラン 10:30～15:00) (ベーカリー 8:00～19:00) (野菜カフェ 9:00～18:00) (ふっかちゃんミュージアム 10:00～18:00)
特産品	深谷ねぎ、旨辛深谷ねぎ、深谷ねぎ万能だれ、深谷ねぎなめ茸、深谷ねぎ佃煮、ネギジャム、焼きネギのピクルス、深谷ねぎ秩父味噌、秩父プリン、秩父ワイン、吉田町の柚子マーマレード、花園養蜂所の蜂蜜、スズメバチの蜂蜜漬け、味噌ポテト

直売所では深谷ねぎが人気

農作物直売所では約80種類の野菜を販売。キュウリ、キャベツ、白菜、レタス、小松菜、トマト等の一般的な野菜はほぼ揃っている。表示されている生産元を見ると約90%が花園産。さすがにJAが直接運営する直売所だけに地産地消の役割をきちんと果たしている。直売所で特に人気の野菜は「深谷ねぎ」。とろりと甘い深谷ねぎは日本を代表するネギのブランドで、本駅の直売所でも大々的に販売されている。但し、人気の商品だけに売り切れる時間も早い。私は午後1時頃に本駅を訪れたが残されたネギは数本のみ。確実に深谷ねぎを入手するためには午前中に訪れる必要がありそうだ。

2017年に物産館がリニューアル

本駅は上述の農作物直売所に加えて、物産館、レストラン等がある施設構成。農作物直売所と比較すると物産館はあまり目立たない存在であったが、2017年5月に物産館がリニューアル。物産館も要注目の施設になった。物産館の1階は「深谷ブランドコーナー」。中心は深谷ねぎの加工品である。間違いなく美味しそうな「旨辛深谷ねぎ」「深谷ねぎ万能だれ」「深谷ねぎなめ茸」「塩だれ深谷ねぎ」「塩ネギドレッシング」、おそらく美味しいと思われる「深谷ねぎのピクルス」「深谷ねぎ佃煮」「深谷ねぎしぐれ煮」、えっ! と思うような「ネギジャム」まである。近隣の秩父市の特産品「秩父プリン」「秩父ワイン」も本駅の主力製品。また秩父市と深谷市のコラボ商品の「深谷焼きネギ秩父味噌」という商品もある。また、花園町は蜂蜜の産地としても有名。花園養蜂所の「りんご蜂蜜」「みかん蜂蜜」「あかしあ蜂蜜」等の蜂蜜や、大きなスズメバチが原形のまま5匹も蜂蜜漬けにされた「スズメバチの蜂蜜漬け(5400円)」もある。

パン工房「Ohana」には長蛇の列

物産館の2階にはパン工房「Ohana」がオープン。店内に入るための行列が出来るほどの人気になっている。人気の商品を紹介すると…まずはザクザクとした食感が特徴のクロワッサン、びっくりするぐらい長い「スパイシーロングソーセージ」、特製のルーを包み込んだ「カレーパン」、見た目にも可愛い「いちごのデニッシュ」、その他にも美味しそうなパンが並んでいる。パン工房の横に設置されたのが「ふっかちゃんミュージアム」。人気のゆるキャラ「ふっかちゃん」に触れ合うことが出来る施設になっている。その他にも建物の中にはジェラードが人気のフードコート、花園町伝統の小前田の祭りで曳き回される祭り屋台を展示した「屋台ギャラリー」もある。

県内最大級の温室では花、草木を販売

本駅にはまだまだ魅力的な施設が沢山ある。まずは県内最大級と言われる温室。およそ50m * 25mの温室内には約3000鉢の花や草木が並び、女性客を中心に賑わいを見せる。農作物直売所の向かいにあるのはメロンパンの専門店。こちらも女性客、特に若い女性を中心に賑わっている。またJA花園が運営するレストランもある。ここではうどん、そばがメニューの中心。数量限定の「よもぎもりそば(460円)」が店のお勧めらしい。「カレーライス(600円)」やお得な「半カレーうどんセット(680円)」も販売されている。