道の駅　川口・あんぎょう

道の駅基本情報

駅名	川口・あんぎょう(かわぐち・あんぎょう)
住所	埼玉県川口市安行領家844-2
コード	3 347 338*80
駅名の由来	市名の川口市、及び地域名の安行より。
施設	物産館、農作物直売所、レストラン、立ち食いそば/うどん、花卉販売所
休館日	12/31～1/3 (物産館 12/26～1/3、月曜日[祝日と重なる場合は翌日]) (農作物直売所 12/31～1/5) (レストラン 12/28～1/4、月曜日[祝日と重なる場合は翌日]) (立ち食いコーナー 12/29～1/4) (花卉販売所 12/31～1/3、月曜日[祝日と重なる場合は翌日])
営業時間	(スタンプ 9:00～18:00) (物産館 9:30～16:30) (農作物直売所 10:00～16:00) (レストラン 10:00～14:45) (立ち食いコーナー 9:30～15:00) (花卉販売所 9:00～17:00)
道の駅の特産品	銘菓「樹里安」「ふくみちゃん」「わらびくん」、銀座餅、開運干支煎餅、わらび餅、おこげ煎餅、 ぬれ大根チップス、焼きネギ地味噌、ふきのとう海苔、たまり京楽(らっきょう漬物)、柚子きゅうり、 割り干し大根キュウリ、シクラメンの花、金のなる木

花と緑の道の駅

　東京外環自動車道の草加ICから一般道を西に1km、或いは東京外環自動車道の川口東ICから一般道を東に2km、 埼玉県南東部の川口市に「道の駅　川口・あんぎょう」はある。 本駅は東京都心に最も近い道の駅。都心までは僅か18kmの距離(皇居を起点)しかない。 本駅周辺は少しだけ緑が残っているものの、ほぼ住宅と商店がびっしり。 当然のことながら本駅に向かう道路は高速道路を含めてかなりの渋滞が発生する。 道の駅巡りの時は渋滞の無い道を悠々と走りたい私にとっては、 正直に言うと全国の道の駅の中で最も訪れたくない道の駅の一つ(苦笑)。 その一方で、おそらく土地代がめちゃくちゃ高いこの場所に、 無料の駐車場を準備して頂いた管理元の川口市には感謝しなければいけないのかも知れない。
　本駅は川口緑化センター「樹里安(じゅりあん)」を中心とする道の駅。 花卉や園芸の展示・販売を行う「花と緑の道の駅」である。 その商品のレベルは相当高い。 私が訪れた時はシクラメンが大々的に販売されていたが、その価格は5,500円とかなり高価。 ただ、花の形、高さの調和が取れており、素人目にも高級品というのが分かる。 花や園芸は写真撮影が禁止されているため、ここで実物の写真を紹介できないのが残念だが、 本駅を訪れた際には花と園芸の見事な作品を鑑賞したい。

「ふくみちゃん」等、川口銘菓を販売

　花卉・園芸販売施設を除けば小規模な本駅だが、物産館/レストラン等の道の駅の基本施設は一応揃っている。
　まず物産館だが、販売スペースはコンビニの1/3くらい。 ただ、狭いスペースながら4段の棚に効率よく商品が陳列されているため商品数はそこそこ多い。 目に付く商品は川口市銘菓の「ふくみちゃん」と「樹里安」。 「ふくみちゃん」は重厚感のある白餡入りの焼き菓子で、フクロウのような可愛い形状が特徴。 第24回全国菓子博覧会で栄誉大賞を受賞している。 本駅施設と同名の菓子の「樹里安」は本駅が道の駅登録されたことを期に開発された焼き菓子。 「樹里安」という文字と本駅のシンボルマークがデザインされている。 この2品は箱に入った形、および単品でも販売されており、贈答用はもちろん、「一つ試しに」という方にも便利になっている。
　その他には全国菓子大博覧会で名誉総裁賞に輝いた「銀座餅」が人気の商品。 「おこげ煎餅」や「ぬれ大根チップス」等、一風変わった菓子も販売されている。 漬物類の販売も盛んで「たまり京楽(らっきょうの漬物)」「ゆずキュウリ」等が販売されている。

道の駅レストランではハンバーグ定食等

　本駅の「食」の施設はレストラン「Rose(ローズ)」と立ち食いそば/うどん店の2つがある。 道の駅レストラン「Rose」は定食類のメニューが豊富。 「ハンバーグ定食(1000円)」「生姜焼き定食(1000円)」「鶏唐揚げ定食(850円)」等を味わうことが出来る。 軽食類では「たこ焼き(400円)」「ポテトフライ(380円)」等。 コーヒー、紅茶、野菜ジュース、ビール等の飲み物メニューも充実している。 このレストランは2階にあり見晴らしが良いのも特徴。 窓際の席からは園芸展示場の花々や木々を見ることが出来る。 物産館入口近くにある立ち食いそば/うどん店は鉄道の駅で見かける立ち食いの店と同様の店。 400円～600円の価格帯でそば、うどんを味わうことが出来る。