(千葉県の道の駅 no.28)
道の駅 木更津 うまくたの里
駅名 | 木更津 うまくたの里(きさらづ うまくたのさと) |
---|---|
住所 | 千葉県木更津市下郡1369番地1 |
コード | 49 381 740*36 |
駅名の由来 | 「木更津」は市名より。「うまくた」は万葉集に記されている木更津地方の呼び名。駅名は公募により決定した。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、喫茶レストラン |
休館日 | 無休 |
営業時間 | 9:00~17:00 (レストラン[ランチタイム] 10:30~15:00) (レストラン[カフェタイム] 15:00~16:00) |
特産品 | 千葉のザクザクピーナッツペースト、クレイジーピーナッツ、ピーナッツ塩バターチップス「チバリバリ」、 雲丹醤油、ねこんぶ出汁、ピーナッツラングドシャ「落花生Nanatsu」、ピーナッツドレッシング、 ブルーベリーチーズケーキ、房総うま塩だれ、レモンのドレッシング、ジューシーブルーベリーペースト |
道の駅 木更津 うまくたの里の特徴
- 落花生の聖地。ピーナッツを使った商品がたくさん
- 色鮮やかな「クレイジーピーナッツ」を販売
- 人気No.1は「千葉のザクザクピーナッツペースト」
落花生の聖地
首都圏中央連絡自動車道の木更津東ICから国道410号線を通って南に僅か100m、
千葉県西部の木更津市に本駅「木更津 うまくたの里」はある。
高速道路を使うと周りの景色を確認する間もなく、あっという間に本駅に到着してしまうが、
本駅周辺は田畑が広がるとても長閑な環境。
木更津市は東京湾岸を中心に近年急速に商業都市化と人口増加が進んでいるが、
本駅周辺は商業都市化も人口増加も全く無縁。
本駅周辺は同じ木更津市でも東京湾岸とは全く別の自然豊かな街と言えるだろう。
さて、本駅に到着してまず目につくのは「#おナッツ」と書かれた巨大な落花生のモニュメント。
これを見ただけで本駅の名物が落花生(ピーナッツ)を使った商品だと想像できる。
店舗入り口に行くと「本駅の売り上げトップ15」を表示。
これを見れば「何を買いたいか」、おおよそのチェックが出来るだろう。
店内に入ると正面に色鮮やかな特産品「クレイジーナッツ」の展示販売(測り売り)で客の関心を集め、
その横で店員がにこやかに対応し、人気商品の試食を進めてくれる。
はっきり言って商売がうますぎる。一般的に公的機関が運営する他の道の駅とは明らかに違う。
実は本駅は経営手法に幅広いノウハウを持つ民間会社に経営を託している道の駅。
高速インターの近くにあるものの、周りに民家や観光地が少なく、決して恵まれた立地とは言えない本駅だが、
この経営ノウハウによって年間80万人以上の客を集める人気の道の駅になっている。
おそらく巨大な落花生のモニュメントを設置して本駅を「落花生の聖地化」したのも、練りに練った本駅の戦略なのだろう。
実は、木更津市の落花生生産量は県内市町村でトップ10にも入っておらず、
私も思わず購入した本駅の人気No.1商品の「千葉のザクザクピーナッツペースト」も実は鴨川市産の商品。
黒字経営をするために市内産の商品に拘らず、「売れそうなものを売る」というのは民間会社ならではの考えなのだろう。
もちろん、美味しければ市内産でも市外産でも問題は無し。
本駅では売れ筋を良く知った民間会社が推奨する商品を購入するのも良いような気がする。
ピーナッツを使った商品が多数並ぶ
本駅は物産館、農作物直売所、喫茶レストランから成る道の駅。
物産館と農作物直売所の売り場面積は道の駅としてはそれほど広くないが、効率よく商品が並べられていて商品数はかなり多い。
おそらく特産品の数は1000種類以上、農作物の種類は80種類以上はあるだろう。
まず物産館で販売されている商品だが、せっかく店頭に売り上げトップ15が貼りだされているので、
それらの商品を中心に紹介したい。
第1位は「千葉のザクザクピーナッツペースト」。
パンに塗るピーナッツバターのような感覚で使う商品だが、ポイントはトーストする前に塗ること。
商品にはザクザクとしたピーナッツの固形分が含まれているが、トーストすることにより固形ピーナッツが香ばしい味に変化する。
試食可能なので、味を確かめてから購入したい。
第2位は「クレイジーピーナッツ」。ピーナッツをチョコでコーティングした商品だが、
チョコの種類が実に16種類。ミルク/抹茶/きな粉/ココナッツ/栗/レモン/ブルーベリー/サイダー/等がある。
味が16種類なら色も16種類。16種類全てが入ったパック(594円)もあるので、
まずそれを購入して好みの味を確認し、次回購入時は好みの味を選択したい。
3位以下はピーナッツ塩バターチップス「チバリバリ」、雲丹醤油、ねこんぶ出汁、
ピーナッツラングドシャ「落花生Nanatsu」、ピーナッツドレッシング、ブルーベリーチーズケーキ、房総うま塩だれ、
レモンのドレッシングの順。
この中で「クレイジーピーナッツ」と「ブルーベリーチーズケーキ」は本駅オリジナルの商品なので、
「せっかく木更津の道の駅に来たのだから木更津産の商品を買いたい」という方は、
この2つのオリジナル商品がお勧めである。
喫茶レストランではうどんを提供
本駅の「食」の施設は喫茶レストラン「&TREE(アンドツリー)」。
木更津の人気店「のうえんカフェ」と「せんねんの木」がプロデュースする店。
「のうえんカフェ」はボリューム満点の弁当を提供する店、
一方「せんねんの木」はバウムクーヘンを提供する店。
この2店が合体すると一体どうなるのか…と思っていたが、
うどんを提供する店になったのは中々面白い。
ただ、この喫茶レストラン、普通のうどん店ではない。使っている麺は本場の讃岐うどんだが、
出てくる料理は「これ、うどんなの?」と思ってしまうようなアレンジが効いた料理。
ちょっと変わった「クリーム系のうどん」「お出しのうどん」「スープうどん」を味わうことが出来る。
「クリーム系うどん」で人気のメニューは「海老と明太子のクリームスープうどん(1,200円)」。
クリーミーな味に明太子の辛さがアクセントを加えている。
「お出しのうどん」で人気のメニューは「たっぷりレモンのさわやかうどん(1,000円)」。
輪切りになったレモンの爽やかな風味が食欲をそそってくれる。
数量限定の「いろどり野菜とビーフシチューホットパイ」も人気のメニュー。
2段階の辛さを選びるピーナッツ入りの「坦々うどん」、
物産館の人気商品「雲丹醤油」を使った「うに醤油のクリームうどん」もある。
15時から17時まではカフェタイム。スイーツとドリンクを提供する店になる。
カフェタイムはバウムクーヘンを提供する店「せんねんの木」の独壇場。
フレンチバウムの上にアイスクリームとブリュレクリームが乗った「フレンチブリュレバウム」を提供。
この商品が大人気になっている。
ソフトクリームは9時~17時まで提供。
「ピーナッツソフト」「ミルクソフト」「ブルーベリーソフト」を味わうことが出来る。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①オークラアカデミアパークホテル
[MAPCODE] 49 283 599*33
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から西に9km
- 料金(1人12,364円、2人計18,728円~)
- ハイクラス/食事付きプランもあり
■②大江戸温泉物語 君津の森
[MAPCODE] 49 138 109*51
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南に11km
- 料金(1人8,558円、2人計14,916円~)
- 人工温泉(光明石温泉)あり/食事付きプランもあり
■③ホテルルートイン木更津
[MAPCODE] 49 458 405*15
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から西に14km
- 料金(朝食付き1人6,727円、2人計11,363円~)
- 全客室でWOWOW無料視聴可
■大都ゴルフホテル
[MAPCODE] 130 421 086*86
(口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から東に17km
- 料金(朝食付き1人7,000円、2人計10,000円~)
- 日本長江ゴルフクラブ場内に開設された ホテル
🐶ペット旅
■⑤高滝湖グランピングリゾート
[MAPCODE] 130 363 446*04
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に13km
- 料金(2食付き1人22,087円、2人計30,820円~)
- ペット可のプランあり[追加料金+3,000円]
- 2021年4月オープン、高滝湖を望むグランピング施設
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)