道の駅　しもごう

駅基本情報

駅名	しもごう
住所	福島県南会津郡下郷町大字南倉沢字木賊844-188
コード	433 140 068*12
駅名の由来	町名の下郷町より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン
休館日	12/31、1/1
営業時間	8:00～18:00[12月～3月は17:00まで] (レストラン 11:00～18:00[12月～3月は17:00まで])
特産品	会津ろうそく、会津塗り、蜂蜜、じゅうねん茶、荏胡麻パウダー、荏胡麻みそ、荏胡麻ドレッシング、 荏胡麻ぽん酢、あげまんじゅう、会津そば、ブルーベリージュース、ブルーベリージャム、くるみゆべし、 会津六菜もろみ、南会津の地酒(男山/國権/花泉/等)

観光の町、下郷町にある道の駅

東北自動車道の白河ICより国道289号線を西に28キロ、福島県南部の下郷町に本駅「しもごう」はある。 沿道の国道289号線、別名「甲子道路」はかつての交通の難所の甲子峠を貫くように作られた新しい道路。 駅周辺は原野のような森林の風景を見ることが出来る。 本駅が位置する下郷町は観光の町として有名。 日本で唯一の茅葺の駅舎がある会津鉄道の「湯之上温泉駅」、 百万年をかけて自然が作った芸術品の「塔のへつり」、 国指定重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「大内宿」等、町内の観光施設には連日多くの観光客が訪れる。 本駅も駐車している車のナンバープレートを見る限り観光客が中心。 道の駅成功の鍵は毎日買い物をしてくれる地元客の取り込みが大事、というのが近年の道の駅経営の常識になっているが、 本駅に関しては観光客だけでも十分に経営が成り立つと思わせる程、多くの観光客で賑わっている。

会津地方の伝統的工芸品を販売

本駅は物産館、農作物直売所、レストランから成る施設構成。 施設構成も規模もほぼ平均的な道の駅と言える。 物産館では会津地方の伝統的工芸品を販売。 その一つは「会津ろうそく」で、ろうそく一本一本に見事な花模様が描かれている。 値段は10号サイズ２本入りで2592円。 使って溶かしてしまうのは勿体ないので、観賞用に如何だろうか。 もう一つは「会津塗」。漆に油を加えて光沢を持たせる「花塗り」、松竹梅の模様を描く「会津絵」等、 独自の技術を持つ会津塗は漆器の中でも最高級品。 ただ、本駅では夫婦お椀が1080円、箸が650円など、手頃な価格で販売されている。

そば、荏胡麻、ブルーベリー等の特産品も

食品関連では下郷町の特産品であるそば、荏胡麻、ブルーベリー等の加工品が主に販売されている。 そばに関しては「会津そば」「山芋そば」、荏胡麻に関しては「じゅうねん茶(【じゅうねん】は荏胡麻の意味)」 「荏胡麻パウダー」「荏胡麻みそ」「荏胡麻ドレッシング」「荏胡麻ぽん酢」等、 ブルーベリーに関しては「ブルーベリー蜂蜜」「ブルーベリージュース」「ブルーベリージャム」 「ブルーベリー羊羹」等が販売されている。 その他にも「蜂蜜」「くるみゆべし」、「六菜もろみ」等の漬物、「男山」「國権」「花泉」等の会津の地酒も販売されている。

レストランでは手打ちの十割そばを販売

レストランでは何を注文しようか迷うくらいの魅力的なメニューが多数。 手打ちの十割そばを用いた「ざるそば(800円)」、 会津地鶏肉と卵を使った「会津地鶏親子丼(850円)」、 地元産のじゅうねん(荏胡麻)を使った「じゅうねんうどん(830円)」、 地元野菜をベースにしたスープを使う「会津ラーメン(580円)」等が販売されている。 今回は店の名物メニューの「ざるそば」を注文。 下郷町の猿台台地で生産されたそば粉を使った、本駅でしか味わうことが出来ないそばである。 本駅のざるそばは麺は細いが、そば粉の密度が高い印象。 密度が濃い分だけ麺に重量感があり食べごたえもある。 写真にもある通り、一見、量が少ないように見えるが、意外と満腹感を感じる。 味も中々のもの。なお、+200円で大盛りを注文することも出来る。 本駅にはテイクアウトの売店もあり「ジャージーソフトクリーム(300円)」「フランクフルト(250円)」も購入することが出来る。