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(福島県の道の駅 no.05)

道の駅 喜多の郷

道の駅基本情報
駅名 喜多の郷(きたのさと)
住所 福島県喜多方市松山町鳥見山字三町歩5598-1
コード 413 690 804*57
駅名の由来 市名の喜多方市の一部より
施設 物産館、レストラン、温泉(温泉施設内に売店と軽食堂あり)、蔵のまち四季彩館
休館日 無休
(温泉 第1水曜日)
営業時間 9:30~17:45[スタンプは8:30~21:00]
(レストラン 11:00~17:30)
(温泉 9:00~20:00)
(温泉施設内の軽食堂 11:00~19:00)
(蔵のまち四季彩館 9:00~17:00)
道の駅の特産品 喜多方ラーメン、ラーメン丼、ラーメンピザ、ラーメンバーガー、喜多方ラーメン煎餅、 喜多方ラーメンポテトチップス、喜多方ラーメン柿の種、喜多方ラーメンヌードルバー、 たまりせんべい、会津焼(煎餅)、宇太郎まんじゅう、棒たら煮、くるみゆべし、赤べこぽうろ、ハッピーナッツシェイク

蔵のまち、喜多方にある道の駅

 高規格道路の会津縦貫北道路の喜多方ICから国道121号線を北に8km、 福島県北西部の喜多方市に「道の駅 喜多の郷」はある。
 国道121号線は人口4万2千人の喜多方市の中心市街地の東側をかすめるように走る道。 インターを降りて直ぐは所々に住宅が見えるが、1kmも進むと田畑の中のドライブ。 その風景が山間に変わる頃、本駅を示す道の駅の看板が見えてくる。

道の駅 | 喜多の郷 | 道の駅看板
道の駅看板
 喜多方市は「蔵の町」として有名だが、本駅周辺は蔵どころか一般の民家すら見当たらない長閑過ぎる風景。 蔵を見物したい方は喜多方市の市街地に行くことをお勧めする。 道順は喜多方ICを降りて直ぐ左折し、県道337号線の交差点をもう一度左折。 9つの蔵が移転展示されている「喜多方蔵の里(mapcode 97 823 742*74)」が一番メジャーな観光地である。

 道の駅巡りがメインでそれ程、蔵に拘りが無い方は本駅の建物を見学すれば十分かも知れない。 本駅の建物は喜多方の蔵を再現した造り。 江戸時代、明治時代の雰囲気を感じることが出来るだろう。

道の駅 | 喜多の郷 | 駅施設
喜多方の蔵を再現した駅施設。左から観光案内所、物産館、レストラン。

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進化する喜多方ラーメン

 蔵と共に喜多方を有名にしているのは「喜多方ラーメン」。 本駅ではもちろん、喜多方ラーメンを大々的に販売。 物産館では塩/みそ/醤油/担々麺の4種類をそれぞれ250円で販売。 レストランでも「醤油ラーメン(750円)」「味噌ラーメン(850円)」が販売されている。

道の駅 | 喜多の郷 | 喜多方ラーメン
物産館で販売されている喜多方ラーメン
 ただ、喜多方ラーメンは今や全国区。県内の道の駅ならどこでも販売。 県外の普通のスーパーでも購入可能だろう。 なので、本駅まで来たならば、喜多方ラーメンの進化系の面白メニューを試してみるのは如何だろうか。

 1998年に本駅のレストランで販売を開始した「ラーメン丼(650円)」。 ご飯の上にラーメンの具を乗せた不思議なメニューは道の駅愛好家の間で大変な評判になった。 その後、2003年には「ラーメンピザ(1500円)」、2008年には「ラーメンバーガー(500円)」が登場。 最近になって「ラーメンチ」も登場している。

道の駅 | 喜多の郷 | 喜多方ラーメン進化系
レストランで味わう喜多方ラーメンの進化系
 私は「ラーメン丼」を購入。チャーシュー、玉子、鳴門、メンマ、紅生姜、 少量ながら小ネギも乗っていて具材だけならほぼラーメン。 ご飯も醤油味にする工夫がされており、醤油ラーメンを食べている感覚である。 一度、試してみるのは如何だろうか。

道の駅 | 喜多の郷 | ラーメン丼
レストランの人気はラーメン丼。ご飯の上にラーメンの具が乗っている。テイクアウトも可能。

ラーメン煎餅、ラーメンヌードルバーもあり

 喜多方ラーメンの進化系はレストランだけには留まらない。 物産館でも喜多方ラーメンの進化系の商品を見ることが出来る

 人気商品は「喜多方ラーメン煎餅」。 この商品は私が初めて本駅を訪れた2006年にはすでに販売されていた商品。 少ししょっぱい(塩辛い)味がクセになる煎餅で、おそらく万人受けする商品である。
 その後、喜多方ラーメンを素材にしたラスク、ヌードルバー、ポテトチップス、柿の種が登場。 今後、益々商品数が増えそうな勢いである。

道の駅 | 喜多の郷 | 喜多方ラーメンせんべい
喜多方ラーメンせんべい(2006年購入時の写真)。 現在は10枚入りパックになり750円で販売されている。
 喜多方ラーメン関連以外の商品ももちろん販売している。 菓子類では喜多方市に店舗を持つ鵜川商店のお煎餅「会津焼」、小林米菓店の「たまりせんべい」、 和菓子処宇太郎の「宇太郎まんじゅう」等を販売。 会津伝統の「棒たら煮」「くるみゆべし」「赤べこぼうろ」等も販売されている。

 本駅のレストラン「ふるさと亭」でも喜多方ラーメン系列以外のメニューもある。 「喜多の郷カレー(1350円)」「ソースカツ丼(1200円)」「天ざるそば(1250円)」等を提供。 特に会津名物の「ソースカツ丼」は人気メニューになっている。

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格安の温泉施設

 続いて本駅の温泉施設「蔵の湯」について紹介したい。 「蔵の湯」の泉質はメタケイ酸を含む炭酸カルシウム単純温泉。 広々とした大浴場に開放的な露天風呂。サウナも利用可能である。
 一時、ポンプの故障により沸かし湯による営業を行っていたが、2016年に新しい源泉によるリニューアル工事が完了。 再び、温泉としての営業を再開している。

 この温泉施設で強調したいのは利用料金。 この資源高の時代で500円の利用料金はかなりの格安。 更に17時以降は300円で利用可能になる。 本駅が車中泊の人気スポットになる理由が分かるような気がする(公式に認められているかは別にして)。

道の駅 | 喜多の郷 | 温泉施設「蔵の湯」
人気の温泉施設「蔵の湯」
 温泉施設内には売店と軽食堂を併設。 売店では喜多方の駄菓子や煎餅などを販売、 軽食堂では「ソースカツ丼」「喜多方ラーメン」「ラーメン丼」「ラーメンバーガー」「ざるそば/うどん」等を味わうことが出来る。

 本駅には喜多方の文化を展示する入場無料の「四季彩館」もある。 建物の中には喜多方の祭りで用いる山車を展示。 祭りで使用する蔵太鼓や彼岸獅子、その他、喜多方市民が街の自慢を撮影したフォトギャラリーもある。

 最後にもう一つ、「会津ピーナッツカフェ」がオープン。 「ハッピーナッツシェイク(500円)」「ハッピーナッツシェイク生クリーム(600円)」等、 ピーナッツの濃厚さツブツブ感を満喫するスイーツを販売。 連日、行列ができるほどの人気になっている。

道の駅 | 喜多の郷 | 四季彩館
喜多方の文化を展示する「四季彩館」。レストランの横にある。
道の駅 | 喜多の郷 | 山車
四季彩館内で展示されている山車
道の駅 | 喜多の郷 | 会津ピーナッツカフェ
ピーナッツを用いたスイーツを販売する「会津ピーナッツカフェ」

【その他の道の駅はこちらから】

 福島県の道の駅
 全国の道の駅



「道の駅 喜多の郷」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①創作料理が自慢の宿 会津喜多方 熱塩温泉山形屋
 [MAPCODE] 413 811 348*02
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に4km
 - 料金(1人9,917円、2人計15,514円~)
 - (熱塩)温泉あり/食事付きプランもあり

   

■②会津喜多方 志ぐれ亭
 [MAPCODE] 674 026 534*02
 (口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から南西に5km
 - 料金(2食付き2人計37,820円~)
 - 1日2組限定の古民家の宿
 - 【注】10才以下のお子様はお断り
 - 全185件の口コミの内180件が5点満点の評価の宿

   

■③喜多方グリーンホテル
 [MAPCODE] 97 855 001*24
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に7km
 - 料金(1人6,800円、2人計12,000円~)
 - 朝食付きプランもあり
 - 喜多方市街地に立地、蔵の街散策に最適

   

■④喜多方の宿 あづま旅館
 [MAPCODE] 97 825 793*63
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に7km
 - 料金(1人5,800円、2人計11,000円~)
 - 喜多方市街地に立地、蔵の街散策に最適
 - 有名な喜多方ラーメン店がすぐ近く

   

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■①創作料理が自慢の宿 会津喜多方 熱塩温泉山形屋

名の通り熱く(68℃)て塩分が強い熱塩温泉の湯を体験できる宿。日本初の炭火低温サウナもある。 「熱塩」といっても入浴に適した温度に冷ましているのでご安心を。

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)