AROUND JAPAN

(秋田県の道の駅 no.31)

道の駅 うご

道の駅基本情報
駅名 うご
住所 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内中野200
コード 212 694 719*00
駅名の由来 町名の羽後町より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、喫茶店、ジェラード店
休館日 1/1
営業時間 9:00~18:00、11/15~4/14 9:00~17:00[スタンプは24時間]
(レストラン 平日 11:00~16:00、土日祝 11:00~16:30、冬期は時短営業)
(喫茶店 9:00~16:00)
(ジェラード店 10:00~17:00 冬期は時短営業)
道の駅の特産品 西馬音内そば(弥助そば)、端縫いの郷稲庭手業うどん、若がえりまんじゅう、西馬音内まんじゅう、 菓子舗木村屋のそばまんじゅう、秋田もろこし、いぶりがっこ、菓子処わかさの「三色がんじき」「草大福」、 純米酒「端縫い」、酒粕焼酎「端縫い」

そば/うどん、冷も温も名産品

 東北中央自動車道(湯沢横手道路)の湯沢ICから国道398号線を西に8km、秋田県南部の羽後町に「道の駅 うご」はある。 道を隔てて向かい側に見えるのは羽後町の町役場。 比較的、町の中心部に位置している本駅だが、それでも駅周辺は田畑が目立つ風景。地方の町ならではの風景である。
 ちなみに駅周辺には畜産施設もあり、風向きによっては畜産施設独特の臭いが道の駅にも流れ込んでくる。 都会暮らしの方には馴染むのが難しい異臭だが、大丈夫、人間の嗅覚は意外とすぐに麻痺してしまうもの。 5分もいれば殆ど臭いを気にすることもなくなるだろう。

道の駅 | うご | 道の駅看板
道の駅看板
 さて、羽後町は「そば」と「うどん」の両方が名物になっている町。 ついでに言えば「冷たい」と「温かい」のどちらも提供されている。 組み合わせを考えると「冷そば」「温そば」「冷うどん」「温うどん」の4種類。 これらの名物は本駅のレストランで味わうことが出来る。 可能であれば本駅は4回訪れ、4つの名物全てを味わいたいものである。

道の駅 | うご | 入り口にある看板
駅入り口にある本駅オリジナルの看板。道の駅スタンプもこの図柄である。 伝統行事の西馬音内盆踊りをモチーフにしている。
道の駅 | うご | 駅施設
駅施設。波打った屋根の形は羽後町の伝統行事である西馬音内盆踊りで踊り手が着用する伝統的衣装を表している。

(広告の下に記事が続きます)


そばは伝統の「西馬音内そば」

 本駅は物産館農作物直売所レストランから成る施設構成。 まずは大人気の本駅のレストラン「端縫いダイニング」から紹介したい。

 本駅のレストランのメニューはほぼ「そば」と「うどん」だけという潔い(?)メニュー構成。 メインのそば/うどんを注文し、更にトッピングや小鉢料理を追加するというシステムになっている。

道の駅 | うご | 端縫いダイニング
端縫いダイニング。平日にも関わらず西馬音内そばを求めて行列ができる。
 「そば」と「うどん」が名物と上述したが、「そば」か「うどん」か言えば圧倒的にそばが人気。 羽後町のそばは「西馬音内そば」と呼ばれ、そば通が唸るそばとして有名。 繋ぎに布海苔を使ったそばは全国的に珍しくコシが強いのが特徴になっている。 ちなみに「冷」と「温」があることも上述したが、本場の食べ方は「冷やがけそば」。 たとえ寒い日でも最初の訪問時は「冷やがけの西馬音内そば(700円)」を注文したい。

 と言いつつ、私が注文したのは「温がけの西馬音内そば」。 実は本場の食べ方は「冷やがけ」であることは後で知ったため、このような失敗をしてしまった。 ただ「温がけ」でもコシの強さは十分に感じる。 絶対に再訪して、次こそ本場の食べ方を満喫したいと思っている。
道の駅 | うご | 西馬音内そば
西馬音内そば。私は「温がけ」を注文したが、本場の食べ方は「冷やがけ」。

うどんは稲庭手業うどん

 続いて「うどん」だが、こちらは熟練職人が完全手作業で4日間掛けて作った「稲庭手業うどん」。 熟成を重ねることにより、麺が薄い琥珀色になるのが特徴である。 こちらも「冷たいうどん」と「温かいうどん」があるが、人気は五分五分のようだ。
 私は物産館で乾麺の稲庭手業うどんを購入して、自宅で「冷たいうどん」「温かいうどん」の両方を作ってみた。 個人的には「冷たいうどん」の方が好き。 どちらも強いコシを感じることが出来るが、冷たいうどんの方がよりコシの強さを感じることが出来る気がする。

道の駅 | うご | 稲庭手業うどん
本駅限定販売の稲庭手業うどん(540円)
道の駅 | うご | 冷たいうどん
稲庭手業うどん(乾麺)を使って「冷たいうどん」を作ってみた。麺はうどんにしてはかなり細麺。 コシが強くてなかなか美味しい。
 さて、先程「レストランは『ほぼ』そばとうどん」と書いたが、 一品だけそれ以外のメニューがある。 それは羽後豚の肉厚ロースを用いた「ミニカツ丼(500円)」。 羽後町産のうご豚、卵、あきたこまちを使っている。 こちらも要チェックのメニューである。

道の駅 | うご | レストランのメニュー
レストランのメニュー。「鴨せいろそば」「肉玉うどん」「キッズうどん」も提供されている。

「若がえりまんじゅう」は正統派の焼き饅頭

 本駅の物産館では羽後町伝統の銘菓が目に付く存在。 中でも大正5年創業の老舗菓子店「泉栄堂」の「若がえりまんじゅう」は人気の商品。 第25回全国菓子大博覧会で栄誉大賞に輝いている。
 皮には黒砂糖と葛を使用し、しっとりとした食感を演出、 餡には皮をむいた小豆のこし餡を使い甘さを抑えている。 私の印象では「正統派の焼き饅頭」。 変に現代風にアレンジされておらず、昔ながらの焼き饅頭という感じがする。 「若がえりまんじゅう」にはオリジナル版に加えて、竹炭/黒ごま入りの「黒いべ」、 秋田県産の枝豆が入った「まめだよ」の3種類を販売。 3種類が2つずつ入った「若がえりまんじゅうセット(880円)」もある。 おじいちゃん、おばあちゃんへの敬老の日のプレゼントに如何だろうか。

 その他、菓子司 万寿堂の「西馬音内まんじゅう」、 隣市、湯沢市の老舗、菓子処わかさの「三色がんじき」「草大福」、 地酒の「純米酒 端縫い」「酒粕焼酎 端縫い」、秋田定番の「いぶりがっこ」等も販売されている。

 物産館の横には農作物直売所がある。 産地はほぼ100%羽後町産。地産地消の役割は十分に果たしていると言える。 一般的な野菜が殆どだが、アケビ、白ホウキ茸など、少し珍しい農作物も販売されている。

道の駅 | うご | 若がえりまんじゅう
羽後町名物の「若がえりまんじゅう(880円)」。正統派の焼き饅頭。

【その他の道の駅はこちらから】

 秋田県の道の駅
 全国の道の駅



「道の駅 うご」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①川原田館
 [MAPCODE] 212 694 523*52
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から西に400m
 - 料金(1人5,273円、2人計10,546円~)
 - 食事付きプランもあり

   

■②秋田県湯沢グランドホテル
 [MAPCODE] 212 584 188*14
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南東に9km
 - 料金(1人7,040円、2人計14,080円~)
 - 朝食付きプランあり

   

■③湯沢ロイヤルホテル
 [MAPCODE] 212 554 784*78
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南東に9km
 - 料金(1人6,819円、2人計14,728円~)
 - 食事付きプランあり
 - きりたんぽ鍋など地元の食材を使った朝食が評判

   

■④おものがわ温泉 雄川荘
 [MAPCODE] 138 094 631*55
 (口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北に11km
 - 料金(1人6,160円、2人計12,320円+[入湯税150円/人]~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり

 

■⑤丸福旅館
 [MAPCODE] 212 798 160*20
 (口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から東に13km
 - 料金(1人4,728円、2人計9,456円~)
 - 2食付きプランもあり
 - 2020年客室リフォーム済み

 

大きな地図で見る(パソコン閲覧時のみ有効)


近隣の宿をじゃらんnetでもっと調べる
近隣の宿を楽天トラベルでもっと調べる

(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)