(秋田県の道の駅 no.19)
道の駅 おおうち
駅名 | おおうち |
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住所 | 秋田県由利本荘市岩谷町字西越36 |
コード | 494 071 787*77 |
駅名の由来 | 市町村合併前の旧町名の大内町より |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、温泉、宿泊施設、出羽伝承館 |
休館日 | 無休 (出羽伝承館 月曜日[祝日と重なる場合は翌日]) |
営業時間 | 4月~12月 9:00~17:00、1月~3月 8:00~16:45 (レストラン 11:15~14:00) (温泉 9:00~20:00) (出羽伝承館 9:00~18:00) |
道の駅の特産品 | 大内とろろ、高山うどん、田舎うどん、大綱漬け(いぶりがっこ)、秋田樽漬け、落ち葉かりんとう、 稲庭うどん、秋田諸越、なまはげクッキー、きりたんぽ鍋、だまこ餅鍋 |
絶対に食べたい「大内とろろ飯」
日本海東北自動車道(無料区間)の大内ICから国道105号線を東に2km、秋田県南西部の旧大内町(現由利本荘市)に「道の駅 おおうち」はある。
本駅は鉄道(羽越本線)の羽後岩谷駅の目の前にある道の駅。車でも、鉄道でもアクセスが便利な道の駅である。
さて、いきなり本題に入るが、本駅を訪れたからには絶対にやりたいこと…それは名物の「大内とろろ飯」を食べること。
個人的な感想ではあるが、味、分量、値段を考慮した満足度は本駅の「大内とろろ飯」が道の駅グルメでは最上位。
間違いなく5本の指には入るだろう。
インターネット上の書き込みを見ても「大満足」「忘れられない」「もう一度食べたい」等の絶賛の嵐。
私以外にも多くの人が絶賛している。
大内とろろ飯は3膳分のご飯と大内名物の3段のおひつに入った「とろろ」、6種類のトッピングがセットになった料理。
元々は毎年10月に行われる「とろろめし大喰い大会」がモチーフになったメニューで食べ応えは十二分。
満腹になるまで名物のとろろ飯を味わうことが出来る。
また、このとろろ飯は分量だけがウリではない。
お米はふっくらとした食感と米本来の甘味が特徴の秋田県産のひとめぼれを使用。
大内産のとろろは粘りが強く、もっちりと美味しい。
ごはん3膳、とろろ3段もあるのに値段は千円を切る920円。
さらに毎月1日と16日はご飯ととろろがおかわり自由になるという特典付きである。
一つだけ注意点を挙げるならば営業時間。
11時から14時、17時半から20時半までの営業で、14時から17時半までは営業していない。
私は本駅に15時に到着したが、どうしても大内とろろ飯を食べたくて17時半まで本駅で待機。
でも「待ってよかった」と心から思うほどの大満足の料理だった。
[注] 現在はレストランの夜間営業は宿泊客専用になっています
無味無臭無色の安心の道の駅温泉
本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、温泉、宿泊施設付きの道の駅。
次は温泉について紹介したい。
本駅の温泉の泉質は含硫黄の弱アルカリ性の冷鉱泉。
無味無色無臭の一般的な湯で、クセのない誰でも安心して入ることが出来る温泉である。
「クセのない湯」の反面、「肌がスベスベになる」とか「湯冷めない」等の温泉らしさをあまり感じず、
「いかにも温泉」といった湯が好みの私には少々物足りなかったが、利用料が超格安の300円ならば何も言うことはない。
内湯、露天風呂、気泡湯、サウナと湯の種類が豊富なのも嬉しい。
本駅の温泉は宿泊施設に付帯している施設なので、夕食前の時間帯は少々混雑するそうだが、
湯船が広く洗い場も多いのでストレスなく利用することが出来るだろう。
ちなみに本駅の宿泊施設「はーとぽーと ぽぽろっこ」は1泊朝食付きで5800円。
2食付きだと8000円。上記の「大内とろろ飯」は920円なので、
朝食付きプランで別途、大内とろろ飯を食べた方が方が良い気がするが、実際はどうなのだろうか。
道の駅の物産館は小さめ
大内とろろ飯に格安の温泉と、個人的には絶賛したい本駅だが、道の駅の物産館については小さめで地味な感じ。
扱っている商品も多くない。
その中で目に付いた商品は大内町の特産品である「高山うどん」。
昭和24年創業の大内町に工場を持つ老舗の製麺所「(有)高山製麺」の製品で、
じっくりと練り上げた生地を丹念に打って仕上げた麺が特徴である。
同じく「(有)高山製麺」の「田舎うどん」「きぬさや麺」も販売されている。
秋田県特産の漬物「大綱漬け」と「秋田樽漬け」も販売。
稲庭うどん、秋田諸越、きりたんぽ鍋、だまこ餅鍋などの秋田定番の特産品も販売されている。
農作物直売所では約160の地元生産者の朝採れ野菜を販売。
野菜の入ったかごには生産者の写真が貼っており、最近流行りの「生産者の顔が見える野菜」の地を行っている。
販売されている商品は季節によって異なるが、私が訪れた9月ではナスの販売が盛ん。
季節によっては名物の「大内とろろ」が販売されるそうだ。
物産館から少し離れた場所には入場無料の出羽伝承館がある。
ここでは大内町で使われていた昔の農耕具が展示されている。
「道の駅 おおうち」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■はーとぽーと大内 ぽぽろっこ
(口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅構内
- 料金(5,000円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 大内とろろ飯が人気の宿
■①本荘ステーションホテル 本館
[MAPCODE] 231 802 005*82
(口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南東に8km
- 料金(1人5,000円、2人計6,600円~)
- 食事付きプランもあり
- 駐車場は20台(要予約)
■②本荘グランドホテル
[MAPCODE] 231 801 639*35
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南東に8km
- 料金(1人4,454円、2人計9,000円~)
- 食事付きプランもあり
■③ホテル アイリス
[MAPCODE] 231 800 493*72
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南東に8km
- 料金(1人4,909円、2人計8,000円~)
- 食事付きプランもあり
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■はーとぽーと大内 ぽぽろっこ
レストランの「大内とろろ飯」は私の中では断然の推奨メニュー。 きりたんぽ鍋の夕食付プランも良いが、夕食無しプランで「大内とろろ飯」を別途、注文するのはいかが。
🐶ペット旅
■④象潟温泉 たつみ寛洋ホテル
[MAPCODE] 231 123 200*88
(口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南東に35km
- 料金(1人5,455円、2人計9,456円~)
- (象潟)温泉あり/食事付きプランもあり
- ペット可のプランあり[追加料金+2,160円]
- 【注】ペットは指定の部屋のみ、事前確認をお勧め
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)