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(秋田県の道の駅 no.18)

道の駅 さんない

駅基本情報
駅名 さんない
住所 秋田県横手市山内土渕字小目倉沢34
駅名の由来 市町村合併前の旧村名の山内村より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、木工体験施設
特産品 いぶりがっこ、山内縄文そば、山内そば煎餅、横手やきそば、横手大沢ぶどうラガービール、揚げ饅頭、 つるつる芋の子うどん、中村屋の手作りおやき、日本酒「福小町」「阿櫻」「さんない」、山内焼きの湯呑

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愛称は「ウッディらんど」

 秋田自動車道と東北中央自動車道が合流する横手ICから国道107号線を東に10km、 秋田県南東部の旧山内村(現横手市山内)に本駅「さんない」はある。 道中は横手市の中心市街地を抜けると車窓の景色が一変。 短いトンネルを抜けた先に四方を小さな山に囲まれた長閑な風景の中に本駅が現れる。
 本駅の愛称は「木材」を意味する「ウッディらんど」。 愛称の由来は木目が美しい木造の建物という理由もあるが、 本駅の経営者が展開する木工事業部の存在に依るところが大きい。 本駅にはDIY作業室があり、本駅の木工事業部が用意した針葉樹、広葉樹の木材を使って木工体験ができる。 「わざわざここまで来てDIY?」と思う人がいるかも知れないが、 大きなものを作ろうすればDIYは1日掛かる作業。 大自然の中で美味しい空気を吸いながらのDIYは結構快適かも知れない。 経験豊富なスタッフの指導を受けることも可能である。

「いぶりがっこ」がいっぱい

 木工体験が特徴の本駅ではあるが、やっぱり客を集めているのは道の駅の基本施設である物産館、農作物直売所、レストランの各施設。 山間部の道の駅ということもあり、各施設はこじんまりとしているのが特徴。 訪れる客もそれほど多くなく、ゆったりと買い物や食事を楽しむことが出来る。
 まず物産館だが、目につくのは何といっても「いぶりがっこ」。 「いぶりがっこ」とは漬物として使う干し大根が凍ってしまうのを防ぐために、 大根を囲炉裏の上に吊るして燻し、米ぬかで漬け込んだ秋田県伝統の漬物のこと。 県内の道の駅ならどこでも販売されている秋田県定番の商品だが、本駅ではその量、種類が凄い。 生産者の名前入りの「いぶりがっこ」が約20種類。 「いぶりがっこ」に関して素人の私には、どの商品を選べばよいのか迷ってしまうくらいである。
 私は愛嬌のある顔写真入りラベルが付いた「センばあちゃんのいぶりがっこ」を購入。 他の「いぶりがっこ」との比較は難しいが、同じ大根を使った漬物「沢庵」との違いは一口食べただけでも明白。 噛んだ瞬間に燻製の香りが口の中に充満する。 ご飯のお供にしても美味しいが、ビールや酒の肴にも最適な感じがする。 本駅では過去に地ビール日本一に輝いたことがある「横手大沢ぶどうラガービール」も人気商品。 いぶりがっこを肴に、日本一の地ビールを味わうというのは如何だろうか。

「山内そば」を味わうレストラン

 「いぶりがっこ」と共に本駅の自慢の品は山内地区で収穫された地そば「山内そば」。 「山内そば」は乾麺で物産館で販売、またレストラン「農香庵(のうかあん)」でも味わうことが出来る。
 レストランのメニューは手打ちの十割そばを使った「もりそば(800円)」「冷かけそば(800円)」「冷たい鴨汁もりそば(950円)」 「冷たい天ぷらもりそば(1400円)」等がある。 理由は不明だが、温かいそばのメニューは「十割そば」ではなく「普通そば」なので要注意。 その分、価格は少し安くて「温かいかけそば(550円)」「温かいなめことろろそば(680円)」「温かい天ぷらそば(910円)」など。
 おそらく店側の意図は「十割そばは『冷』がおすすめ」ということなのだろう。 ちなみに「温かいそば」メニューでも注文時に250円増しで「十割そば」に変更することは可能だそうだ。 店主のおすすめメニューとして掲示されているのは「満足セット」「ねぎトロそばセット」「お気軽セット」の3品。 「満足セット」と「お気軽セット」は共に山内地区の郷土料理である「いものこ汁」(「いものこ」は「里芋」の意味)が付いている。


道の駅看板

道の駅看板

オリジナルの看板

駐車場入り口にあるオリジナルの看板

ウックン

本駅のマスコットキャラクターの「ウックン」(2011年7月撮影)

駅施設

木目の美しい木造の駅施設。物産館、農作物直売所、レストランが入る。

いぶりがっこ

「センばあちゃんのいぶりがっこ」。内容量は280g、長さは40cmもある。 「あまいだけが愛じゃない、ちょっぴり効かす塩の味」という見事なキャッチコピーが添えられている。

山内いこいの森

駅からは「山内いこいの森」に通じる遊歩道がある。