AROUND JAPAN

(秋田県の道の駅 no.04)

道の駅 やたて峠

駅基本情報
駅名 やたて峠(やたてとうげ)
住所 秋田県大館市長走字陣場311
駅名の由来 駅が位置する矢立峠より
施設 物産館、レストラン、温泉施設、宿泊施設
特産品 きりたんぽ、中山そば、稲庭つるつるうどん、比内地鶏ラーメン、比内地鶏せんべい、秋田もろこし、いぶりがっこ、 秋田味噌、もろきゅう味噌、行者ニンニク味噌、山ごぼうの浅漬け、秋田美人カレー、 秋田きりたんぽチーズケーキ、秋田ハチ公のクリームサンド

スポンサーリンク

温泉付き宿泊施設が道の駅に

東北自動車道の碇ヶ関ICから国道7号線を南に5km、 青森と秋田の県境を越えて僅かに秋田県側に入ったところに本駅「やたて峠」はある。 本駅が位置しているのは人口7万1千人、県内では5番目に人口が多い大館市。 但し、本駅周辺は完全な樹海の中で、最近流行りの「ポツンと一軒家」ならぬ、「ポツンと一軒宿」といった感じ。 道路沿いには「熊に注意」の看板が並んでおり、秘境的な雰囲気を感じさせる道の駅である。 さて、本駅は温泉付き宿泊施設の「大館矢立ハイツ」がそのまま道の駅として登録されたもの。 施設の1階部分にある物産館とレストラン、および客室の奥にある温泉施設が道の駅利用者に開放されている。 本駅の利用者は2017年の統計値では約3万人と少なく、 ゆったりと温泉に浸かったり、買い物や食事を楽しむことが出来る。

視程わずか10cmの黄金の湯

本駅の中心となる施設は「矢立温泉」の湯を引いた「峠の金の湯」。 源泉の温度や含有成分の質や量などから医療効果が期待できると環境省が認定した「療養泉」に指定されている名湯である。 遠路はるばる、本駅まで訪れた方には是非、本駅の温泉を体験して頂きたい。 泉質は含鉄ナトリウム塩化物泉。切り傷、末梢循環障害、冷え性などに効用があるとされている。 特徴は金色に濁った湯。湯の中の視程は僅か10cm程度で、濁り湯好きな方には堪らないだろう。 大きな内湯に加えて、開放感満点の露天風呂、立派なサウナもある。 シャンプー、石鹸も備え付けられており、鍵付きロッカーも無料。 これだけの条件が揃っているのに料金は超格安の350円。 個人的には穴場の温泉として推薦したいくらいである。 一つだけ注意点を挙げるとするならば、泉質の関係上、湯に油が浮いており、一見、不衛生に見えること。 これは温泉成分の鉄分が空気に触れて酸化し、油に変化したのが原因。 汚れではなく衛生上は全く問題ない。 むしろ鉄分が多く含まれた名湯であることの証とも言えるだろう。

観光客向けの商品、メニューがずらり

続いて、物産館、レストランの紹介を。 上述の通り、本駅は宿泊施設に付随した道の駅。 このため、物産館で販売されている商品も、 レストランで味わうことがメニューも基本的には観光客がターゲットになっている。 物産館では秋田県の特産品がずらり。 「きりたんぽ鍋セット」「比内地鶏ラーメン」「稲庭つるつるうどん」「秋田もろこし(落雁の一種)」 「いぶりがっこ(沢庵)」「秋田美人カレー」等が販売されている。 本駅が位置する大館市の括りでは「中山そば」「もろきゅう味噌」「山ごぼうの浅漬け」等がある。 酒類では日本酒の「雪中貯蔵」「ひないどり」「北秋田」、ワインでは「十和田ワイン」が販売されている。 レストランでは「比内地鶏きりたんぽ鍋(1000円)」「比内地鶏親子丼(1100円)」 「稲庭せいろうどん(1000円)」等、秋田を代表する食文化を提供。 秋田名産の「曲げわっぱ」に入った「わっぱ飯定食(1000円)」や、 宿自慢の「馬肉煮込み定食(1000円)」も味わうことが出来る。 喫茶メニューも充実しており、特に天然秋田杉をイメージした「杉右衛門ソフト(280円)」、 矢立峠の天然水を用いた1日7杯限定のコーヒー「森のしずく(450円)」は人気になっている。 なお、食事つき宿泊プラン(1泊2食)もあり、8800円~13000円(食事の内容により異なる)で利用することが出来る。


道の駅看板

道の駅看板

大館矢立ハイツ

斜面に建てられた大館矢立ハイツ。駐車場も斜め。(下に平らな駐車場もある)

大館矢立ハイツの宿泊プラン

本駅(大館矢立ハイツ)の宿泊プラン

矢立峠への遊歩道

本駅から矢立峠の遊歩道がある。但し、木が生い茂り、草はぼうぼう。熊が出そうで怖い。