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(鹿児島県の道の駅 no.19)

道の駅 山川港活お海道

駅基本情報
駅名 山川港活お海道(やまがわみなといおかいどう)
住所 鹿児島県指宿市山川金生町1-10
駅名の由来 「山川港」は駅が面する港の名前。「活お」は「いお」と読み鹿児島弁で「魚」の意味。
施設 物産館、海鮮市場、農作物直売所、レストラン
特産品 山川漬け、つぼ漬け、カツオ味噌、カツオちぢんこ、カツオの腹皮唐揚げ「はらみちゃん」、カツオ節、カツオマヨネーズ、 山川コロッケ、そら豆カレー、そら豆ポタージュ、山下緑茶園の緑茶、カツオたたきの炭火焼き、カツオロイン、タカエビ、 天然鯛の一夜干し、アジのすり身、イワシのすり身、シイラのすり身

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本土最南端の海鮮市場

九州自動車道の鹿児島ICから国道225号線、国道226号線、国道269号線を真っすぐ南に53km、 鹿児島県南西部で薩摩半島先端の旧山川町(現指宿市山川)に本駅「山川港活お海道」はある。 私は本駅を訪れる前に対岸の大隅半島側にある道の駅「根占」を訪れていた都合上、 根占港-山川港を就航するフェリーを用いて本駅を訪れたが、本駅は山川港から250mの場所に位置している。 余談となるが、根占港-山川港間フェリーは鹿児島県の道の駅巡りを効率的に行うためには必須の交通手段。 料金も普通車で2800円~4300円(車両長さにより変動)とフェリーの割には安いので有効に活用したい。 山川港に降り立った第一印象は「都会」という印象。 まあ、人口1万人弱の旧山川町なので「都会」というのはオーバーだが、対岸の根占港側と比較するとかなりの差がある。 都会にある道の駅は一般的に施設も充実するもので、本駅は鹿児島県全体でみても屈指の規模を誇っている。 本駅の最大のウリは山川港直送の海鮮市場。 本土最南端の道の駅の座は「根占」に譲ったが、本土最南端の海鮮市場として本駅は人気を集めている。

カツオ、そら豆、山川漬けが人気

本駅は物産館、海鮮市場、農作物直売所、レストランから成る道の駅。 私が本駅を訪れたのは平日であったが、それでも客数は多くレストランは満席状態。 週末に本駅を訪れる場合はかなりの混雑を覚悟する必要がありそうだ。 物産館、海鮮市場、農作物直売所では山川町ならではの商品が数多く販売されている。 何といっても目に付くのは山川港で水揚げされたカツオを用いた加工品。 「カツオ節」「カツオ味噌」「カツオちぢんこ」「カツオの腹皮唐揚げ」「カツオマヨネーズ」「カツオたたきの炭火焼き」 「カツオロイン」等が販売されている。 個人的に絶賛したいのは「カツオ味噌」。焼ナマリ節がたくさん入っている商品でご飯に乗せるとピッタリ。 試食させていただいたが本当に美味しかった。 「カツオちぢんこ」はカツオの心臓の燻製のこと。山川町に古くから伝わる珍味らしい。 人気のカツオ節は多数のメーカーから販売されており、どれを選べが良いのか迷ってしまう程である。 意外と知られていない山川町の特産品は「そら豆」。 本駅の農作物直売所では多くのそら豆が販売されている。 そら豆を用いた「そら豆カレー」「そら豆ポタージュ」も人気である。 50年以上の伝統を誇る「山川漬け」も本駅の人気の商品。 手間のかかる伝統の製法を守っており、大根干しに1ヵ月以上、発酵熟成に半年以上をかけている。 熟成を浅めにしたあっさり仕立ての「つぼ漬け」も販売されている。 その他にも名物の「山川コロッケ」、山下緑茶園の緑茶、本場鹿児島でも珍しい「タカエビ」等が販売されている。

カツオを用いた料理が人気

本駅のレストランは山川港で水揚げされた鮮魚を使ったメニューがたくさん。 特にカツオを使った料理「山川かつおのたたき定食(1000円)」「かつお大トロかば焼き丼(580円)」 「かつおごろっと角煮温たまらん丼(800円)」「山川かつおの角煮揚げカレー(780円)」は人気のメニューになっている。 当日の水揚げ状況により旬のメニューを提供する「山川刺身定食(1300円)」「山川寿司定食(1000円)」 「海鮮丼(1380円)」「山川漁師飯(780円)」も販売されている。 西郷隆盛が好物だったと言われているウナギとカツオをセットにしたメニュー「隆盛丼(1280円)」 及びハーフサイズの「子吉丼(680円)」も味わいたいメニュー。伝統の山川漬けとあら汁も付いていて山川の味を満喫することが出来る。 問題となるのは本駅のレストランは人気があり、週末の昼間は待ち時間が長くなってしまうこと。 そのような場合は道の駅の横にある味処「むげん」も利用したい。 味処「むげん」では漁師直伝の「漁師めし」やオリジナルの「生鰹のユッケ」等を味わうことが出来る。

駅周辺は観光の宝庫

本駅の周辺は正に観光の宝庫。私が訪れた駅周辺の観光名所も簡単に紹介しておきたい。 まずは本駅より2km北にある「砂むし温泉」。 指宿市南部の海岸沿いは温泉が地下を流れており、その温泉で温められた砂の中に体を埋めることによって温泉気分を味わうことが出来る。 係員が砂を掛けてくれるので一人で訪れても大丈夫。海を見ながらの砂風呂は気分爽快である。 続いて、駅から西に10kmのところにある開聞岳。 高さ924メートルでそれ程高い山ではないが、円錐形の形状は美しく薩摩富士とも呼ばれている。 登山道も整備されており、登り3時間、下り2時間半位で登頂することも可能である。 開聞岳から北に5kmの所にあるのは池田湖。恐竜「イッシー」伝説が残る神秘の湖だが、 イッシーの存在の有無にかかわらず、花に囲まれた美しい湖は一見の価値がある。 湖越しに映える開聞岳の姿も美しい。 最後に紹介したいのは千貫平自然公園。 指宿スカイラインの途中にあるこの公園は高台にあり、錦江湾、開聞岳、桜島を一望できる。 ツツジの咲く季節は特に美しい。 ちなみに指宿スカイラインは有料だが、混雑する国道225号線を回避可能な快適な道路。 指宿スカイラインを利用される方は千貫平自然公園に是非、立ち寄っていただきたい。


道の駅看板

道の駅看板

真っ白な駅施設

真っ白な駅施設。山川港は地形から「鶴の港」と呼ばれているが、本駅の施設は鶴をイメージしたもの。

海鮮市場

本駅は海鮮市場を併設

レストラン

カツオを使ったメニューが人気のレストラン

味処「むげん」

漁師直伝の「漁師めし」やオリジナルの「生鰹ユッケ」が人気の味処「むげん」。道の駅のすぐ横にある。

砂むし温泉「砂楽(さらく)」

駅から2キロほど北にある「砂むし温泉 砂楽(さらく)」

開聞岳

駅から10キロ西にある開聞岳。美しい円錐型の形状は薩摩富士と呼ばれている。

池田湖

駅から7キロ西にある池田湖。湖越しに開聞岳を見ることが出来る。

千貫平自然公園

池田湖から指宿スカイライン沿いに北に8キロのところにある千貫平自然公園

千貫平自然公園から見る錦江湾

千貫平自然公園から見る錦江湾。指宿市街、知林ヶ島が見える。

千貫平自然公園から見る開聞岳

千貫平自然公園から見る開聞岳