道の駅　すごう

駅基本情報

駅名	すごう
住所	大分県竹田市大字菅生989-1
コード	440 140 347*20
駅名の由来	地域名の「菅生」より。昭和20年代までは菅生村(後に竹田市と合併)が存在した。
施設	物産館、農作物直売所、レストラン、コンビニエンスストア、【休業中】うどん屋
休館日	12/31、1/1 (コンビニ 無休)
営業時間	3月～11月 8:30～17:30、12月～2月 8:30～17:00 (レストラン 9:00～17:30) (コンビニ 24時間)
特産品	ゆでもち、やきもち、天然酵母酒まんじゅう、但馬屋の銘菓「荒城の月」「三笠野」、 豆菓子各種、かりんとう各種、ゆずジャム、カボスドリンク、トマトケチャップ、 麦焼酎「荒城の月」、久住ワイン、大分カボスワイン

水田の真ん中に立派な施設

東九州自動車道の大分米良ICから国道57号線を南西に遥か58km。 大分県西端の竹田市に本駅「すごう」はある。 熊本県境までは直線距離で4.5km、本駅はまさに大分県の奥座敷にある道の駅である。 さて、私は本駅に向かう途中で、国道57号線沿いの少々地味な道の駅を幾つか見てきたので、 正直、本駅に関してもあまり大きな期待はしていなかったのだが… しかし、本駅に着いてびっくり。都会の一等地でも通用しそうな大きく、 そしてモダンな駅施設が水田の中にポツンと建っている。 余計なお世話と言われそうだが、周りの風景と不相応の施設を見ると「経営は成り立っているの?」 と心配になってくる。 事実、私が本駅に到着した時は客はゼロ。 しかし、10分程すると次々と客が現れ、あっという間に店内は大盛況に変貌した。 盛況の理由は観光バス。 本駅は久住高原などの観光地へ向かうバスの立ち寄り所となっており、 バスが到着するたびに大勢の客が入ってくる。 本駅は観光バスの客相手に商売するビジネスモデルが成り立っているようだ。

竹田の名物おやつを販売

本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、うどん屋、コンビニエンスストアから成る多彩な施設構成。 からあげの出店とソフトクリームの出店もある。 まず物産館だが、「竹田の名物おやつ」コーナーが人気。 「ゆでもち」「やきもち」「酒まんじゅう」等の竹田市伝統のおやつが販売されている。 特に「ゆでもち」は人気の商品。小麦粉に塩を加えた生地によく練ったあんを包み、湯の中で茹でたシンプルな菓子である。 実際に食べてみたが、感じとしては「生地が硬めのたい焼き」。 まあ、原材料はほぼ、たい焼きと同じなので当然、味もたい焼き風になる。 甘い物が好きな方にお勧めである。 その他にも豆菓子、かりんとう等、懐かしの菓子類が目立つ。 豆菓子では「枝豆そら豆」「梅干し豆」「抹茶ミルク豆」など全部で10種類、 かりんとうは「豆乳かりんとう」「梅かりんとう」「ゆずかりんとう」など6種類が販売されている。 団体観光客が数多く立ち寄る本駅では大分県全般の土産品も数多い。 「大分からあげ煎餅」「大分とり天煎餅」「カボスサブレ」などの人気土産品が販売されている。 農作物直売コーナーもあり、竹田市産の人参、サツマイモ、大根などが販売されている。

名物「とり天」や「すごうどん」も

本駅の食の施設はレストラン「竹田丸福」、うどん屋、からあげ売店、ソフトクリーム売店の4つ。 レストラン「竹田丸福」では大分名物の「とり天」を味わうことが出来る。 基本メニューはとり天4つ付いた「とり天定食(620円)」。 少しアレンジを施した「とり天おろし定食(670円)」「とり天南蛮定食(720円)」も味わうことが出来る。 からあげも人気のメニューで、大きなモモからあげ1本が付いた「ももからあげ定食(720円)」、 羽からあげ1本が付いた「はねからあげ定食(720円)」も味わうことが出来る。 なお、からあげはからあげ売店でも1本360円で購入することが出来る。 うどん屋では名物「すごうどん(680円)」が人気のメニュー。山菜、鶏肉など具沢山のうどんを味わうことが出来る。 ソフトクリームの売店では菅生産トウモロコシ「すごあまこーん」を使った「とうもろこしソフトクリーム」が人気。 生乳ソフトクリームと共に300円で味わうことが出来る。