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(大分県の道の駅 no.11)

道の駅 鯛生金山

駅基本情報
駅名 鯛生金山(たいおきんざん)
住所 大分県日田市中津江村合瀬3750
駅名の由来 かつて中津江村に存在した東洋一の金山の名称より
施設 物産館、レストラン、地底博物館、砂金採り体験施設、カメルーンハウス
特産品 純金入り焼酎、純金入り羊羹、金箔の貯金箱、金箔入り昆布茶、わさび漬け、わさび煎餅

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カメルーンに沸いた中津江村

本駅は大分県南西部の山間の地、旧中津江村(現日田市中津江村)にある。 交通の便は非常に悪く、大分自動車道の日田ICから国道212号線、途中から国道442号線を約40キロ走る必要がある。 しかし、本駅は長い道のりでも訪れる価値が十分すぎるほどある道の駅である。 話題があり過ぎて何から話すか迷ってしまうが、まず、中津江村とカメルーンの話について紹介する。 中津江村は2002年開催のサッカーの祭典、日韓ワールドカップでカメルーン代表がキャンプを行った地である。 人口わずか1100人の小さな村に代表チームがやって来るということで、中津江村は全国的に大変な話題になった。 キャンプ開始日になっても来日しない等、カメルーン代表に様々なトラブルがあり連日のようにトップニュースで扱われていた。 色々とあったものの無事にキャンプは成功し、現在でも中津江村とカメルーンは友情の絆で結ばれているらしい。 本駅はおそらく日本の中で最もカメルーンの文化に触れることが可能な場所と思われる。

世界遺産級(?)の鯛生金山観光施設

駅名にある通り本駅の目玉は、かつて東洋一の金山と呼ばれた「鯛生金山」の鉱山跡を見学できることである。 施設の名前は「地底博物館」という。入場料が1030円必要だが、施設内は見どころ満載である。 あくまで個人的な感想だが、世界遺産の石見銀山よりも面白い。 誤解が無いように書くが、石見銀山がつまらないと言っているのではなく、 鯛生金山はそれを上回るくらい面白かったということである。 私の気持ちの中では鯛生金山は世界遺産級である。 地底博物館内は昔の坑道になっており、坑道内を約40分歩く。 金を採掘するための機械、道具の展示や当時の作業の説明がされており、金に掛ける当時の労働者の夢と意気込みを感じることが出来る。 地底博物館とは別施設で別途料金が必要だが、砂金採り体験施設もある。

充実の物産館とレストラン。カメルーン料理もある

もちろん本駅には道の駅の基本施設の物産館とレストランもある。 物産館では「金」を意識した商品が目につく。 純金入り焼酎、純金入り羊羹、金箔入り昆布茶など、食べる(飲む)のがもったいないような気がする。 金箔の貯金箱も目についた。2,000円~10,000円の価格帯だが、貯金箱を割るのに勇気が要りそうだ(割って取り出すタイプの貯金箱である)。 中津江村の特産品としては「わさび漬け」「わさびせんべい」「だんご汁」が販売されている。 レストランで目立つのはカメルーン料理。日本人の口に合うかどうか分からないが、一度は体験するのもよさそうである。 「鉱山の労働者」を意味するマイナーズの名を冠したマイナーズカレーも人気商品。 こちらはインド風チキンカレーで間違いなく日本人の口に合うだろう。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。1Fに物産館、2Fにレストランがある。

砂金採り体験館

砂金採り体験施設

地底博物館

地底博物館内部。旧坑道を40分ほど歩く。

鉱山で使われていた機械

地底博物館の内部にて。鉱山で用いていた様々な機械が展示されている。

カメルーン選手団のパネル

中津江村は2002年FIFAワールドカップでカメルーン選手団のキャンプ地に選定された村。 資料館にはカメルーン選手のパネルが展示されている。

わさびせんべい

物産館で販売されている「わさびせんべい」。「カメルーン人も辛さにびっくり」と書かれているが、それほど辛くはない。