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(長崎県の道の駅 no.02)

道の駅 みずなし本陣ふかえ

駅基本情報
駅名 みずなし本陣ふかえ(みずなしほんじんふかえ)
住所 長崎県南島原市深江町丁6077
駅名の由来 「みずなし本陣」とは本駅の施設名称。ちなみに本駅の北にある水無川は1991年の雲仙普賢岳噴火に伴う土石流、火砕流の 通り道になった川で、旧深江町に大きな災害をもたらした。「ふかえ」は市町村合併前の旧町名の深江町より。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、大火砕流体験館
特産品 長崎カステラ、長崎ちゃんぽん、皿うどん、穴子そうめん、貝雑煮

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火砕流の恐ろしさに唖然…

長崎自動車道の諫早ICから国道57号線沿いに東に約20キロ、途中から国道251号線に入り有明海沿いに約30キロ。 私は本駅を訪れる前に北にある佐賀県の道の駅「太良」を訪れていたため、堤防ラインを通って本駅に向かった。 いずれにしても海沿いの快適で長閑なドライブを経て本駅を訪れることになるだろう。 今でこそ本駅が位置する旧深江町(現南島原市深江町)は海と山の景色が美しい長閑な町であるが、 1990年代前半の雲仙普賢岳噴火では多数の犠牲者を出した町である。 後述する大火砕流体験館の中にある泥に埋まった家を見ると長閑な気持ちは吹き飛ぶだろう。 本駅は大自然の恐ろしさを現在に伝える貴重な道の駅である。

まずは商業施設の紹介を

本駅のメインイベントは間違いなく大火砕流体験館。その前にまず一通り商業施設を紹介しておこう。 本駅の商業施設は物産館とレストランがある。実はこの商業施設だけでもかなりレベルが高い。まず物産館だが品揃えの豊富さは秀逸である。 長崎カステラ、長崎ちゃんぽん、長崎皿うどん等、長崎の全ての土産品がここで手に入るのではと思えるほどである。 レストランでは郷土料理を満喫できる。長崎ちゃんぽん、皿うどんといった長崎の定番から、穴子そうめん、 貝雑煮といった南島原市の郷土料理まで色々な長崎の味を楽しむことが出来る。

そして大火砕流体験館に…

そして、道の駅の奥の方に大火砕流体験館がある。本駅に着く前は「大火砕流」なんて大袈裟では? と思っていたが、それはとんでもない間違い。 火砕流発生当時のままの姿をそのまま保存した家屋は屋根しか見えない…つまり1階部分は完全に火砕流に飲み込まれているのである。 しかも火砕流は物凄いスピードで下って来たらしい。これでは助からない。本当に火山の恐ろしさを感じる。 このような被害にあった家を見るのは親戚の方にとっては辛いことと思うが、未来にこの悲惨な自然災害を伝えていくことは大事なことだと思った。

雲仙地獄にて

火山の恐ろしさを目の当たりにした後に、駅から西に20キロの所にある雲仙地獄を訪れた。雲仙普賢岳の中腹辺りにあり、 現在、雲仙普賢岳の中では最も火山活動が見られる場所である。噴石があちこちに転がり、 所々で火山ガスが吹き上げる光景は正に地獄絵図である。火山の恐ろしさを体感した後に、 幾人もの犠牲者を出した火山を観光として訪れるのは不謹慎という想いもしたが、 地元の方にとっては貴重な観光資源。島原地区の復興のためにも訪れることが大事だと個人的には感じている。


道の駅看板

道の駅看板

道の駅看板

物産館。長崎カステラ、長崎ちゃんぽん、皿うどん等が目についた。

レストラン

物産館の向かいにあるレストラン。貝雑煮、穴子そうめんが名物料理らしい。

大火砕流体験館

大火砕流体験館にて。火災流に埋まった民家。自然災害の恐ろしさを実感する。

雲仙普賢岳

駅から見る雲仙普賢岳。見た目には本当に美しい山である。

雲仙地獄

駅から西に約20kmのところにある雲仙地獄。近くに雲仙温泉もある。