AROUND JAPAN

(福岡県の道の駅 no.09)

道の駅 歓遊舎ひこさん

駅基本情報
駅名 歓遊舎ひこさん(かんゆうしゃひこさん)
住所 福岡県田川郡添田町大字野田1113-1
コード 96 163 344*31
駅名の由来 併設の遊園地の名称より。なお遊園地名につく「ひこさん」は添田町の名峰の英彦山の愛称である。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、遊園地、アウトドアパーク
休館日 12/31~1/2
(和食レストラン 火曜日)
(中華レストラン 水・木曜日)
(韓国料理レストラン 木曜日)
(アウトドアパーク 冬期は不定休[要問合せ])
営業時間 9:00~18:00
(和食レストラン 11:00-15:00)
(中華レストラン 11:00-13:30)
(韓国料理レストラン 11:00-16:30)
(遊園地 9:00~17:00)
(アウトドアパーク 9:00~15:00)
特産品 めんべい、福太郎の明太子、英彦山サイダー、歓遊舎オリジナル野菜ジュース、ひこさんまんじゅう、ひこさん山伏団子、 うきはん茶、キクスイ醤油各種、味宝卵、英彦山の清流米、漬物各種、手作り蒟蒻、梅干し、柚子胡椒、胡麻ドレッシング、 干し椎茸、干しタケノコ、魔除けのお面

スポンサーリンク

遊園地併設の道の駅

 東九州自動車道のみやこ豊津ICから県道58号線→県道34号線を通って南西に28km、 福岡県南東部の添田町に本駅「歓遊舎ひこさん」はある。 車で向かうとかなり面倒(迷いやすい)な道の駅だが、実は本駅はJR日田彦山線の歓遊舎ひこさん駅に直結。 鉄道は廃止が決まったもののBRT化(2023年予定)が決定しており、全国的にも珍しい「鉄道(+BRT)で行ける道の駅」である。 意外と車で向かうよりも電車で向かう方が便利かもしれない(運行本数は少ないが)。
 また本駅は、こちらも全国的に珍しい「遊園地を併設した道の駅」でもある。 まあ、遊園地と言っても小規模なものだが入園料が無料というのは嬉しい限り(アトラクションの一部は有料)。 子供の笑い声で溢れる元気な道の駅でもある。
 なお、2023年5月に自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー」が本駅の横にオープンする予定。 今後、益々「遊びの聖地」として発展することが期待されている道の駅である。

添田町には「めんべい」がある

 本駅は上述の遊園地の他に物産館、農作物直売所、レストランがある道の駅。 順に紹介したいと思う。
 まず物産館だが販売されている商品の数はかなり多い。大まかな目測で200種類くらいはありそう。 目玉商品は何と言っても明太子を塗した辛口煎餅の「めんべい」。 福岡市に本社工場を持つ老舗の明太子製造会社「福太郎」の商品だが、 実は「めんべい」は本駅が位置する添田町の工場で製造されている。 「めんべい」は全国的に大人気で品薄状態。 ネット上で高額で転売されている商品だが本駅ならば安心。 定価(16枚入り540円)で販売されている。 私はちょっぴりケチって「割れせんめんべい(450円)」を購入(もちろん味は変わらない)。 このピリッとした辛さは堪らない。何枚でも食べてしまいそうになる(辛いのでお茶は必須)。
 「英彦山サイダー(200円)」も本駅の古くからの人気商品。 添田町のシンボル「英彦山」から湧き出す「山霊の水」を使ったサイダーで、シュッと引き締まった味が特徴。 「めんべい」と一緒に味わうのもお勧めである。 添田町産の野菜を凝縮した「歓遊舎オリジナル野菜ジュース(110円)」も本駅自慢の商品。 「ひこさんまんじゅう」や「ひこさん山伏団子」等、添田町ならではの商品も揃っている。
 もう一品、異彩を放っているのが「魔除けの面」。 家を新築した時に購入される方が多いようだ。普通のお面で3,600円、天狗のお面になると何と金額は28,000円に跳ね上がる。

農作物直売所では味宝卵、清流米など

 物産館の奥にある農作物直売所も「こんな田舎で」と言ったら大変失礼だが、かなり大規模。 100種類くらいの野菜・果物・畜産品が並んでいる。 目に付く商品は「干し椎茸」と「干しタケノコ」。おそらく添田町の特産品なのだろう。 全体的にこの地方ならではの珍しい野菜・果物は見受けないが、トマト、ナス、ネギ、 キャベツなどスーパーで見かける商品はほぼ揃っている感じがする。
 本駅ならではの商品を挙げるとすれば、福岡県内で毎日4万個も売れていると言われる野上牧場の「味宝卵」。 養鶏場のオーナーが自ら開発した栄養価たっぷりのエサにより実現した栄養満点の卵である。 厳密には福岡県の鞍手町で生産された商品であり、添田町の特産品ではないが、美味しい卵を探している方は試してみるのは如何だろうか。 英彦山から湧き出す水で育った「英彦山清流米」も本駅の人気商品。 こちらは正真正銘の添田町産で5kgで2290円という価格で販売されている。 総菜類が多く販売されているのも本駅の特徴。工夫を凝らしたお弁当は20種類以上販売されている。

本場韓国家庭料理のレストラン

 本駅の「食」の施設はレストラン「宋家(そんけ)」。 本場の韓国料理を提供している。
 店の自慢の料理は「石焼きビビンバ(850円)」。 熱せられた窯の中にお米、その上に牛挽き肉、ゼンマイ、ニンジン、大豆もやし等、6つの具材が乗っている。 これらの上にタレをかけて卵を落として数分待つ。 よく混ぜてお焦げを作るのがポイント。熱々の本格ビビンバを味わうことが出来る。 その他「海鮮チヂミ(780円)」「スンドゥブラーメン(980円)」「チャプチェ(780円)」等、 韓国定番の家庭料理を味わうことが出来る。 うどん・蕎麦・冷麺といった麺類も味わうことが出来る。


道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。向かって左側にレストラン、真ん中に物産館、右側に農作物直売所がある。

山霊の水の汲み水場

英彦山系の地下水「山霊の水」の水汲み場。普段は龍の口から水が流れ出ているが、 今回私が訪れた時は水不足のため休止中だった。ちなみに飲用は不可。

レストラン「宋家(そんけ)」

韓国家庭料理レストランの「宋家(そんけ)」。メニューが豊富なのが特徴。

めんべい

添田町の特産品と言えば「めんべい」。これは買って損はないと思う。(写真は「割れせんめんべい(450円)」)

英彦山サイダー

英彦山系の地下水「山霊の水」を使った「英彦山サイダー(200円)」

歓遊舎オリジナル野菜ジュース

こちらは本駅オリジナルの「歓遊舎オリジナル野菜ジュース(110円)」

歓遊舎ひこさん駅

休止中のJR日田彦山線の歓遊舎ひこさん駅。既に廃止が決まっており鉄路を見るチャンスはあとわずか。 (以前は立ち入り禁止だったが、現在は立ち入り禁止は解除されている)

併設の遊園地

併設の遊園地。子供の元気な姿、笑い声が聞こえる。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①HOTEL AZ 福岡田川店
 [MAPCODE] 96 487 648*33
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北に13km
 - 料金(朝食付き1人4,800円、2人計7,000円~)
 - 2食付きプランもあり

   

■②田川伊田駅舎ホテル
 [MAPCODE] 96 488 611*65
 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北に13km
 - 料金(1人3,600円、2人計5,400円+P料金[440円]~)
 - 日田彦山線田川伊田駅の2階
 - 寝台列車をモチーフにした客室

   

■③アクアクレタ小石原
 [MAPCODE] 748 159 321*88
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に14km
 - 料金(2食付き11,182円~)
 - 廃校小学校を改装した宿
 - 東峰村の厳選された食材の料理を小石原焼に盛り付け

   

■④glampark アクアクレタ小石原
 [MAPCODE] 748 159 355*45
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に14km
 - 料金(2人計17,182円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 廃校小学校を改装したグランピング施設

   

■⑤ひこさんホテル和
 [MAPCODE] 383 244 457*32
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南東に14km
 - 料金(2食付き1人16,181円、2人計18,727円~)
 - 温泉あり
 - 2人以上は素泊まりプランもあり[2人計9,636円~]
 - 霊山「英彦山」の中腹にあるパワースポット

 

大きな地図で見る(パソコン閲覧時のみ有効)


近隣の宿をじゃらんnetでもっと調べる
近隣の宿を楽天トラベルでもっと調べる

(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)