(高知県の道の駅 no.25)
道の駅 まきのさんの道の駅・佐川
駅名 | まきのさんの道の駅・佐川(まきのさんのみちのえき・さかわ) |
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住所 | 高知県高岡郡佐川町加茂2711-1 |
コード | ![]() |
駅名の由来 | 佐川町は「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎氏が生まれ育った町。 また、佐川町は「植物が中心にある町、草木に関心を寄せる町」をコンセプトにしており、 このコンセプトを表現する駅名として「まきのさんの道の駅」とした。なお「佐川」は町名より。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、スイーツコーナー、パン工房、横畠アイスの店、佐川おもちゃ美術館、まきのさんの公園、芝生広場 |
休館日 | 1/1、1/2 (横畠アイスの店 水曜日[祝日と重なる場合は翌日]) (パン工房 月曜日[祝日と重なる場合は翌日]) (佐川おもちゃ美術館 12/31~1/3、水曜日[休日と重なる場合は翌日]) |
営業時間 | 8:00~18:00[12月・1月は17:00まで] (レストラン 10:00~16:30) (スイーツコーナー 10:00~16:00[水曜日は15:00まで]) (横畠アイスの店 10:00~17:00) (パン工房 9:00~17:00) (木のおもちゃ美術館 10:00~15:30) |
道の駅の特産品 | 佐川のいちごプリン、ごちそうバウム、佐川かぶせ茶サブレ、「まきのさんの植物誌(粗挽きコーヒークッキー)」、 山椒餅、吉本牛乳、地層ソフトクリーム、地乳ミルクどら焼き、佐川茶、塩けんぴ、やなせうさぎプリントクッキー、 横畠アイス、四万十マロンパイ、銘菓「土佐日記」 |
森林の中の新しい道の駅
高知自動車道の伊野ICから国道33号線を西に17km、高知県中央部の佐川町に「まきのさんの道の駅・佐川」はある。
インターからの道中は日高村の集落を抜けるドライブ。「村」と聞くと物凄い田舎をイメージしがちだが、
日高村は「村の割には意外と都会」という感じ。ちなみに道中に現れる村の駅ひだかは道の駅に匹敵するような立派な施設。
道の駅巡りのついでに立ち寄ってみるのも良さそうな気がする。
やがて、日高村を抜けて佐川町域に入ると森林の中のドライブ。
森林に囲まれた長閑な環境の中にポツンと本駅が見えてくる。
道の駅看板。本駅は森林の中にポツンと位置している。
ただ、これには深い理由がある。実は佐川町の中心街は春日川の屈曲部にあたり、過去に何度も水害に遭ってきた歴史がある。
本駅はハザードマップから外れた高台に位置。防災拠点と賑わいの拠点の両立のために考え抜かれた立地のようだ。
ただ、町街から2キロという距離は車を持たない高齢者には酷な距離。
現状、道の駅と街中を繋ぐ連絡バスは1日に2往復程度。
もう少し、バス便の充実が図れれば良いのにと思う次第である。
ちなみに駅名に現れる「まきのさん」とは佐川町出身の植物学者の牧野富太郎氏のこと。
牧野氏の信念を引き継ぎ、佐川町は「植物が中心にある町」をコンセプトにしている。
「植物が中心」というのは本駅のコンセプトにもなっており、駅施設は木造の建物。
「木のおもちゃ美術館(佐川おもちゃ美術館)」も併設しており、植物を身近に感じる道の駅になっている。
町の偉人である牧野富太郎氏の顔出しパネルが設置されている
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いちご、佐川茶、地乳など
本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、スイーツコーナー、パン工房、横畠アイスの店が中心となる道の駅。
佐川おもちゃ美術館、芝生広場も併設しており、楽しみがとても多い道の駅になっている。
木造の駅施設。物産館、レストラン等、多彩な施設が入る。
「おやっ」と思う商品には地層をイメージさせる商品。
実は佐川町は西南日本外帯の典型的な地質構造をした地域であり、日本の地質学発祥の地とされている町。
地層の町をイメージした「ごちそうバウム」「地層ソフトクリーム」も本駅の名物。
大正5年創業の吉本乳業が提供する「地乳(ぢちち)ソフトクリーム」「地乳ミルクどら焼き」も販売されている。
本駅のコンセプトでもある「植物」をイメージした商品では粗挽きコーヒークッキーの「まきのさんの植物志」を販売。
物産館の一角には横畠アイスの店があり、地乳牛乳を使ったアイス(シングル-200円/ダブル-300円/トリプル-400円)が販売されている。
横畠アイスの店。佐川町の地乳牛乳を使ったアイスを販売している
藤川球児プロデュースの火の玉定食も
本駅のレストランでは高知県の海の幸、山の幸を使ったメニューがたくさん。
名物メニューは高知県出身の元阪神タイガースのストッパー、藤川球児氏がプロデュースする「火の玉定食」。
カツオのタタキに佐川町特産のニラを使った卵とじを味わうことが出来る。
お刺身が沢山盛られた「お刺身定食(1820円)」、佐川ニラを使った「佐川のニラ卵焼き定食(1310円)」、
藁焼きではなく松葉で焼いた「鰹の松葉焼きタタキ定食(1850円)」、
佐川町伝統の「佐川生姜焼き定食(1229円)」はいずれも佐川町ならでは料理。
コスパ抜群の「日替わり定食(1150円)」もある。
スイーツの店「gochisou Lab. KOCHI」はバウムクーヘンが自慢の店。
「切り落としごちそうバウム」はしっとり食感の「SOFT」、さっくり食感の「HARD」の2種類があり共に280円。
甘酒ソフトクリームの上にごちそうバウムをトッピングした「ごちそうパフェ(500円)」もある。
地元酒蔵の「司牡丹」の米麹と佐川町産の米で作った「ごちそう甘酒(250円)」「ごちそう甘酒ソフトクリーム(350円)」も名物メニュー。
オリジナルブレンドコーヒー(280円)も味わうことが出来る。
レストランでは佐川町ならではの料理を多数提供
駅施設は内装も木材をふんだんに使用している
子供たちの笑顔がいっぱい
まだオープンして間もないこともあり、多くの人が集まる本駅だが、実は一番多くの客を集めているのが本駅隣接のまきのさんの公園。
この公園の遊具はとても充実。子供たちの笑顔で溢れている。
特に下の写真右端にある2重に捩じった空間を滑り降りる滑り台は楽しそう。
途中で閊えないか、やや心配でもあるが。
ちなみに子供たちの間で一番人気になっているのは「ふわふわドーム」のようだ。
道の駅併設の「まきのさんの公園」。子供たちの笑顔で溢れている。
ただ、この施設は子供たちだけの施設ではない。
牧野博士が愛した植物が咲き乱れる「まきのさんの花畑」、本格木工を体験可能な「DIY工房」、
木工職人のプロの技を堪能できる「組子の階段」、世界のボードゲームを楽しむ「グッド・トイ広場」等、大人が楽しむ空間も多数。
親子共々楽しむことが出来る施設になっている。
なお、佐川おもちゃ美術館は大人800円、子供500円の有料施設になっている。
子供も大人も楽しむことが出来る「佐川おもちゃ美術館」
「まきのさんの道の駅・佐川」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①田園風景広がる和モダンな一棟貸切宿
[MAPCODE] 181 705 077*53
(口コミ平均--点/5点満点)
- 道の駅から北東に8km
- 料金(1棟31,110円~[6人まで宿泊可])
- 電子レンジ等、キッチン用品備え付け
- 40年前の古民家をリニューアルした宿泊施設

■②千年の美湯 そうだ山温泉 和 YAWARAGI
[MAPCODE] 181 333 327*01
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に12km
- 料金(2人計21,4156円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 化粧水のような温泉と郷土料理が評判
- じゃらん、楽天の両サイトでアワード受賞の宿


■③亀の井ホテル 高知
[MAPCODE] 181 740 885*75
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に12km
- 料金(2食付き1人15,264円、2人計24,228円~)
- 食事付きプランもあり
- 清流・仁淀川を高台から見下ろす宿


■④Hotelバンダガ
[MAPCODE] 181 245 846*24
(口コミ平均3.5点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南西に15km
- 料金(1人8,364円、2人計12,182円~)


■⑤中津渓谷ゆの森
[MAPCODE] 445 495 868*05
(口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から北西に26km
- 料金(2人計15,078円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 清流・仁淀川の「仁淀ブルー」を体感
- じゃらん「売れた宿大賞」受賞の宿


上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)