(高知県の道の駅 no.23)
道の駅 よって西土佐
駅名 | よって西土佐(よってにしとさ) |
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住所 | 高知県四万十市西土佐江川崎2410-3 |
コード | 392 004 359*63 |
駅名の由来 | 市町村合併前の旧村名の西土佐村より。現在も四万十市の地域名として残っている。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、鮎市場、レストラン |
休館日 | 12月~2月の火曜日[祝日と重なる場合は営業] (レストラン 12/31~1/2、12月~2月の火曜日[祝日と重なる場合は営業]) (鮎市場 12/31~1/3、12月~3月の火曜日[祝日と重なる場合は営業]) |
営業時間 | 7:30~18:00 (レストラン 11:00~14:50) (鮎市場 8:30~17:00[鮎塩焼きは10:00~15:00]) |
特産品 | 四万十牛カレー、四万十鮎の塩焼き、四万十鮎の甘露煮、四万十自然薯、四万十セロリドレッシング、 四万十青のりドレッシング、四万十しょうがドリンク、四万十生姜まぜご飯の素シリーズ、ぶしゅかん果汁、 ぶしゅかんマイルドぽん酢、四万十鰻生姜 |
四万十の幸が揃う道の駅
松山自動車道の三間ICから愛媛県道57号線を南東に9キロ、更に国道381号線を南東に19キロ、 高知県北西部の旧西土佐村(現四万十市西土佐)に本駅「よって西土佐」はある。 国道381号線に入ってからは四万十川支流の広見川沿いをひたすら走ることになるが、 この道路沿いは「これぞ日本の原風景」と呼ぶに相応しい風景。 川の近くまで山が迫り、川と山の小さな平地部分に細長く田畑が広がる長閑な風景を見ることができる。 やがて広見川が本流の四万十川に合流する場所に本駅は位置している。 本駅はH28年4月オープンの比較的新しい道の駅。 物産館、農作物直売所、鮎市場、レストランがあり、四万十地方の幸を十分に堪能することが出来る道の駅になっている。 道の駅オープン時に詰め掛けた客は旧西土佐村の人口を遥かに上回る4000人。 過疎化が進む西土佐地方の活性化に大いに期待されている道の駅である。
四万十鮎と四万十生姜が特産品
四万十地方の代表的な特産品は四万十鮎と四万十生姜。 どちらも本駅で大々的に販売されている。 まず鮎だが、物産館横の鮎市場で塩焼きを販売。1本1000円で一般的な鮎の塩焼きと比較すると高い気がするが、 とても貴重な清流四万十川で育った天然鮎だから1000円を払う価値は十分にあるだろう。 物産館では「四万十鮎の甘露煮」が販売されている。 続いて生姜だが農作物直売所で販売されている。 四万十生姜の加工品は物産館で。 定番の「四万十生姜ドレッシング」や天然ウナギを生姜漬けにした「四万十鰻生姜」がある。 ちなみにウナギも四万十川の幸の一つである。 四万十生姜を用いた混ぜご飯の素シリーズも販売されており「四万十生姜とちりめんジャコご飯の素」 「四万十生姜とカツオご飯の素」等がある。 その他、柚子によく似た果物「ぶしゅかん」も四万十地方の特産品。 「ぶしゅかん果汁」「ぶしゅかんマイルドぽん酢」「ぶしゅかんグリーンカレー」が物産館で販売されている。
レストランでは四万十牛カレーに注目
本駅のレストランはメニューの数こそ少ないものの食べてみたいと思うメニューが並ぶ。 私が確認できたメニューは「四万十牛カレー」「四万十牛カツカレー」「ステーキ丼」「照り焼き丼」「きのこパスタ」の5種類。 もしかしたら曜日、あるいは季節によってメニューが変わるのかも知れない。 メインメニューの他に約20品目のサイドメニュー(小鉢)もある。 私が食べたのは店のおすすめメニューにもなっている「四万十牛カレー(650円)」。 マイルドなカレーの中に高級牛肉の四万十牛肉が一切れだけ入っている。 このたった一切れの四万十牛肉。ぜひ、心して味わって頂きたい。 舌にのせた瞬間にとろけるような食感で、「高級牛肉とはこういうものか」というのを実感させる味になっている。 「たった一切れ」とは言え、650円という値段は普通のカレーの値段。 高級和牛が一切れ「おまけ」で付いてくると考えれば「ありがたい」の一言だろう。 「一切れだけでは満足できない」という方は「ステーキ丼(2850円)」は如何だろうか。 ステーキ丼は私はまだ味わったことはないのて味に関するコメントはできないが、まあ、間違いなく美味しいだろう。 小鉢は「鮭の塩焼き」「アジフライ」「ひじき」「切り干し大根煮物」等がある。 こちらも西土佐の幸を味わうことが出来る。
一足延ばして岩間沈下橋へ
さて、四万十川といえば沈下橋。本駅周辺にも数多くの沈下橋が存在する。 中でも有名なのは岩間の沈下橋。 大自然の中に溶け込むシンプルな橋の風景を見ることが出来る。 岩間橋は本駅から南に約3キロの距離。 途中、道が狭いため運転には注意が必要だが、高知に来たからには一度は見ておきたい風景である。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①ホテル星羅四万十
[MAPCODE] 392 005 342*80
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に1km
- 料金(1人6,000円、2人計10,000円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 清流・四万十川を見下ろす絶好のロケーション
■②四万十・川の駅 カヌー館
[MAPCODE] 764 575 761*38
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南東に1km
- 料金(3,182円~)
- サイクリング、カヌー付きプランもあり
- 【注(重要)】チェックインは16時~17時15分まで
■③百々世庵
[MAPCODE] 392 092 060*18
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北西に5km
- 料金(1棟13,637円~[8人まで宿泊可])
- 囲炉裏と五右衛門風呂がある古民家の宿
- 【注(重要)】チェックインは上記②のカヌー館で。16時~17時15分まで
■④西土佐環境・文化センター 四万十楽舎
[MAPCODE] 764 397 565*81
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に8km
- 料金(1人6,600円、2人計12,100円~)
- 夕食(BBQ)付きプランもあり
- 廃校を利用したユニークな宿
- 岩間沈下橋に最も近い宿
■⑤かっぱバックパッカーズ
[MAPCODE] 392 222 582*13
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北東に12km
- 料金(4,546円~)
- 更に格安な相部屋プランもあり[2,728円/人~]
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■ホテル星羅四万十
四万十川を見下ろす高台にあるホテル。若者やバックパッカー向けの宿が多いこの周辺だが、本宿なら幅広い世代に支持されそう。 四万十の幸を使った会席料理が楽しみ。温泉もある。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)