(愛媛県の道の駅 no.19)
道の駅 よしうみいきいき館
駅名 | よしうみいきいき館(よしうみいきいきかん) |
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住所 | 愛媛県今治市吉海町名4520-2 |
コード | ![]() |
駅名の由来 | 「よしうみ」は市町村合併前の旧町名の吉海町より。「いきいき館」は「活きのいい魚介類」から。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、フードコーナー、七輪バーベキューコーナー、島じゃこ天の店 |
休館日 | 1/1、1/9~3/15の水曜日 (レストラン 12/30~1/1) |
営業時間 | 9:00~17:00[1/9~3/15は10:00~16:00] (レストラン 平日 11:00~14:00、土日祝 11:00~15:00) (フードコーナー 10:00~16:00[1/9~3/15は10:00~15:00]) (七輪バーベキュー 10:00~15:00) (島じゃこ天の店 10:00~18:00) |
特産品 | 大島海苔、来島鯛、タコの千日干し、ふぐの浜焼き、島ヒジキ、ニューサマーオレンジジュース、清見ジュース、 デコタンジュース、みかんジュース、ドラ一のどら焼き、柑橘の雫(ゼリー)、はっさくプリン、 一六タルト、栗タルト、伯方の塩羊羹、饅頭の詰め合わせ「海の道しるべ」、みきゃんのぬいぐるみ |
海鮮七輪BBQが人気
四国側から訪れるなら「しまなみ海道」の大島南ICから国道317号線を西に1km、
本州側から訪れるなら「しまなみ海道」の大島北ICから国道317号線を南西に7km、
瀬戸内海に浮かぶ大島の南西部の旧吉海町(現今治市吉海町)に本駅「よしうみいきいき館」はある。
まず最初に本駅にアクセスする上での注意点を一点だけ。
大島にある上記2つのインターはいずれも片側のみ乗降可能なハーフインター。
大島北ICは本州側からアクセス時のみ、大島南ICは四国側からアクセス時のみインターを降りることが出来る。
降りるインターを間違えると次の島まで行ってしまうので注意が必要だ。
特に本州側からアクセスする方は要注意。地図上では最寄りのインターは大島南ICだが、
本州側から大島南ICは降りることが出来ないので、四国まで行く羽目になってしまう。
本駅は瀬戸内海に浮かぶ島ならではの楽しみがある道の駅。
特に海産物を存分に味わう七輪バーベキューは人気のアトラクションになっている。
食材はホタテ(200円)、牛貝(500円)、イカ(400円)、フグの身(200円)、鯛の切り身(450円)、ロブスター(600円)など。
イカのおやじ串(200円)という珍しい食材も味わうことが出来る。
トラハゼ、舌平目、イシモチ、エソを使った本駅ならではの「島じゃこ天(120円)」も本駅で販売。
しまなみ海道の通行料金が高い(距離換算で一般の高速道路の4倍)というアクセスの上の問題点はあるが、
せっかく本駅を訪れたならば、瀬戸内の島ならではの海の幸を存分に味わいたい。
物産館では「大島海苔」が人気
本駅は物産館、農作物直売所、海産物直売所、レストラン、フードコーナー、島じゃこ天の店から成る道の駅。
施設の多彩さという点では道の駅の平均レベルよりはかなり上。
ただ、年間利用客は15万1千人とかなり少ない。
利用客にとっては「多彩な施設を悠々と楽しむ」というメリットがあるが、本駅の経営面を考えると少々不安。
個人的には本駅がいち早く「高速から一時退出可能な道の駅(現在23ヶ所)」に選定されて、
しまなみ海道利用客が本駅に立ち寄り易くなることを強く願っている。
まず、物産館の紹介だが、物産館に入ってすぐの場所で大々的に販売されているのが「大島海苔」。
大島の海で育った天然海苔で、古くからの大島の特産品である。
この「大島海苔」、一般的な海苔と比較して密度が濃いのが特徴。大島海苔を光にかざしてみれば、その違いが歴然である。
これは晴天率の高い大島の海ならではの特徴。
味も濃密で、大島の住民は子供はおやつ代わりに、大人は酒のつまみに大島海苔を食べているそうだ。
柑橘類をそのまま絞ったジュースも本駅の特産品。
ニューサマーオレンジジュース、清見ジュース、デコタンジュース、みかんジュース等が販売されている。
柑橘類をゼリーにした「柑橘の雫」「いよかんゼリー」、プリンにした「はっさくプリン」も人気の商品。
四国(愛媛)の特産品の「一六タルト」「栗タルト」も本駅で販売されている。
しまなみ海道が通る島々の特産品を集めた「しまなみ海道土産コーナー」もあり、
ここでは饅頭の組み合わせ「海の道しるべ」や「大三島せんべい」、「伯方の塩」等が販売されている。
海鮮丼と鯛塩ラーメン
本駅の「食」の施設はレストラン、フードコーナー、及び上述の七輪バーベキューコーナーの3つ。
いずれも「しまなみ海道」ならではの料理を味わうことが出来る。
まずレストランだが、ほぼ全てが瀬戸内海の幸を使った海鮮メニュー。
海鮮丼が4種類もあるのが特徴で「特選海鮮丼(2300円)」「海鮮丼(1700円)」「朝日丼(1200円)」「二味丼(1300円)」がある。
特選海鮮丼は伊勢海老入り、海鮮丼は車海老入り、朝日丼は鯛入り、二味丼は鯛とカンパチ入り。
予算に応じて選びたい。「釜揚げしらす丼(900円)」もある。
お刺身メニューは3種類。「しまなみ御膳(1880円)」「来島御膳(1650円)」「お刺身御膳(1980円)」がある。
ひたすらお刺身を満喫したいなら「お刺身御膳」がお勧め。「しまなみ御膳」と「来島御膳」は天ぷら付きで、味に変化を求める方にお勧めである。
「鯛兜煮定食(1180円)」「海鮮ミックスフライ定食(1380円)」「牡蠣フライ定食(1200円)」も味わうことが出来る。
フードコーナーでは「鯛塩ラーメン(580円)」が人気のメニュー。
鯛は来島海峡(大島と四国の間の海峡)育ちの身の引き締まった鯛、
塩は隣の伯方島の塩、大島産の大島海苔と大三島産のレモンがトッピングされた、正真正銘の「しまなみ海道のラーメン」である。
しまなみソーセージを使った「しまなみドッグ(280円)」も本駅ならではのメニュー。
来島海峡の鯛をバーガーにした「はみ出し鯛カツバーガー(550円)」も人気のメニューである。
ドリンク類では「島いちごのソーダ(280円)」と「島レモンはちみつソーダ(280円)」が人気。
大三島産のいちごと蜂蜜、瀬戸内レモンを使ったドリンクで、これも「しまなみ海道」ならではの味と言えるだろう。
道の駅看板
駅施設。物産館、農作物直売所、海産物直売所、レストラン、フードコーナー、七輪バーベキューコーナーがこの建物の中にある
この奥に七輪バーベキューコーナーがある
島じゃこ天の店。残念ながら私が訪れた日は定休日。(現在は1/1を除いて無休の模様)
大島名物の「大島海苔(48枚入り400円)」。濃厚な味が特徴。高品質の割に安いのが嬉しい。
瀬戸内海の海産物を使った商品も多数(写真は「ふぐの浜焼」)
本駅を発着とした急流観潮船も楽しみの一つ。一般1500円、小学生1000円。 本駅のレストラン利用者は10%割引。
本駅から見える「しまなみ海道」の来島大橋
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①Rich Heart しまなみ
[MAPCODE] 381 154 308*17
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に1km
- 料金(1棟18,182円~[5人まで宿泊可])
- 1日1組限定の貸切宿


■②げすとはうす よしよし
[MAPCODE] 381 154 682*37
(口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から北東に2km
- 料金(1人5,455円、2人計9,092円~)
- 昭和の雰囲気に包まれた静かな宿

■③結乃屋MITSUBACHI
[MAPCODE] 381 064 674*41
(口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から南東に3km
- 料金(2人計18,000円~)
- 食事付きプランもあり
- 全室オーシャンビュー

■④モアナ
[MAPCODE] 381 094 446*80
(口コミ平均5.0点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から南東に4km
- 料金(1棟計26,000円~)
- 1棟貸し切りの別荘の宿
- 瀬戸内海の絶景と満天の星空が評判

■⑤瀬戸内荘
[MAPCODE] 381 215 286*10
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北東に4km
- 料金(2食付き1人9,273円、2人計17,620円~)
- 瀬戸内海の魚介類を使った料理が評判


■⑥しまなみ海道 お宿ぽんぽこ
[MAPCODE] 381 245 287*63
(口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から北東に5km
- 料金(1人6,364円、2人計10,000円~)
- 食事付きプランもあり
- 地物さざえ・たこ・鯛料理の宿

🐶ペット旅
■⑦のんびりや
[MAPCODE] 381 189 825*33
(口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に11km
- 料金(2人計12,000円~)
- 食事付きプランもあり
- ペット可のプランあり(電話予約のみ)[追加料金+2,200~5,500円]

上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)