道の駅　しまなみの駅御島

駅基本情報

駅名	しまなみの駅御島(しまなみのえきみしま)
住所	愛媛県今治市大三島町宮浦3260
コード	154 285 448*00
駅名の由来	「しまなみ」は本駅が位置する大三島を含む6つの島を結ぶ道路「しまなみ海道」より。 「しまなみ」の呼称は公募により決定。「島々を繋ぐ」という意味が込められている。 「御島」は本駅が位置する大三島の別名。
施設	物産館、農作物直売所、うどん店
休館日	無休 (うどん店 土日のみ営業)
営業時間	8:30～17:00
特産品	神島まんじゅう、大三島鶴姫鎧せんべい、国宝兜せんべい、大三島たまご落花生せんべい、べっ甲せんべい、 ひじきクッキー、瀬戸内柑橘プリン、瀬戸内みかんゼリー、タコ釜飯の素、ノドグロ炊き込みご飯の素、 大三島清見タンゴールジュース、大三島マドンナジュース、大三島はるかジュース、大三島かんぺいジュース

大山祇神社のお膝元

　しまなみ海道の大三島ICから国道317号線→県道21号線を通って西に7km、 瀬戸内海に浮かぶ大三島の西半分、旧大三島町(現今治市大三島町)に本駅「しまなみの駅御島」はある。 2022年現在でしまなみ海道が繋ぐ島々には4つの道の駅が存在するが、本駅以外はインターのすぐ近く。 本駅に関しては鬱蒼と続く山林の中を走り、この先いったいどこに向かうのだろうと不安な気持ちになる中、 やがて街並みが現れ、本駅を示す道の駅看板が見えてくる。
　実はこの街並み、全国に点在する山祇神社の総本山である大山祇神社の門前町。 気のせいかも知れないが、町全体が荘厳な雰囲気に包まれ、住宅の密集具合の割には静寂が支配している。 道の駅に関しても同様で、立派な瓦屋根の建物は荘厳な雰囲気、店内のBGMも控えめで門前町の雰囲気にマッチしている。 本駅を訪れる方も大山祇神社の参拝客が大勢を占め、一般的な観光客の姿は少ないように感じる。 その証拠に本駅を訪れる方の殆どは年配の方。 若い人や子供、新婚のカップルなどは殆ど見かけない。 他の道の駅とはちょっと違った大人の雰囲気を感じる道の駅である。

驚くほど野菜が安い

　本駅は物産販売と農作物販売が中心となる道の駅。 私が訪れた日は平日だったため確認は出来なかったが、土曜日と日曜日はうどん販売の出店が出るようだ。 物産館で目に付くのはやはり大山祇神社の参拝記念商品。 「神島(みしま)まんじゅう」「大三島鶴姫鎧せんべい」「国宝兜せんべい」「鼈甲せんべい」等が販売されている。 大三島全般の特産品も多数販売。 「大三島卵落花生せんべい」や大三島産の柑橘類を使った「清見タンゴールジュース」「マドンナジュース」 「はるかジュース」「かんぺいジュース」「せとかジュース」等が販売されている。
　私が本駅で最も驚いたのは農作物直売コーナーで販売されている野菜の安さ。 5本入りのナスが100円、大型3本入りのさつまいもが240円、5個入りの「せとか(柑橘系果物)」が250円等、 都市部では考えられないような安価で販売されている。 実は本駅から大山祇神社に向かう道中にも野菜の無人販売コーナーがあるが、 そこの価格設定も驚くほど安いものばかり。 本駅を訪れる際は野菜販売にも注目してみるのは如何だろうか。