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(愛媛県の道の駅 no.02)

道の駅 マイントピア別子

駅基本情報
駅名 マイントピア別子(マイントピアべっし)
住所 [端出場ゾーン]愛媛県新居浜市立川町707-3
[東平ゾーン]愛媛県新居浜市立川町654-3
コード [端出場ゾーン] 172 517 734*46
[東平ゾーン] 172 428 750*56
駅名の由来 「マイントピア別子」は施設名称。別子銅山跡地を利用したテーマパークである。 ちなみに「マイントピア」は「鉱山」を意味する「マイン」と楽園を意味する「ユートピア」を連結させた造語。
施設 [端出場ゾーン]物産館、レストラン、温泉、中華そばの店、鉱山観光施設、砂金採り体験施設
[東平ゾーン]東平歴史資料館、マイン工房
休館日 無休[2月に7日間程度のメンテナンス休業あり]
(砂金採り体験 1/9~3月中旬の平日)
営業時間 9:00~18:00[冬期は9:30~17:30][スタンプは24時間]
(レストラン 11:00~15:00)
(温泉 10:00~21:00)
(鉱山観光 9:00~15:50[冬期は10:00~])
(砂金採り体験 9:30~15:30)
(東平歴史資料館 10:00~16:30)
(マイン工房 10:00~16:00)
特産品 銅加工品各種(銅線細工/純銅ボウル/純銅三角コーナー/銅の栞)、水晶の原石、銅の原石、砂金、 カステラ「別子銅山」、純金バウムクーヘン、別子飴、別子銅山いっぷくだんご、別子もなか、ハタダ栗タルト、白芋焼酎「あんぶん」

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日本の近代化を支えた別子銅山

本駅「マイントピア別子」は愛媛県東部の新居浜市にある。 駅施設は端出場(はでば)ゾーンと東平(とうなる)ゾーンに分かれており、 端出場ゾーンは松山自動車道の新居浜ICから県道47号線を南に約6キロ、 東平ゾーンは端出場地区から更に南に約10キロ進んだ山奥にある。 本駅は日本の近代化を支えた別子銅山跡地に建設されたテーマパークを中心とする道の駅。 様々なアトラクションがあり大人も子供も家族ぐるみで楽しむことが出来る施設になっている。

端出場ゾーンは鉱山を再現した体験ゾーン

本駅でアトラクションを楽しむなら端出場ゾーンへ。 ここには有料施設(大人1200円)の観光坑道がある。 この坑道は実際に使われていた旧火薬庫を利用して作られたもの。 長さ333mの坑道には「江戸ゾーン」「近代ゾーン」「遊学パーク体験ゾーン」がある。 「江戸ゾーン」は江戸時代の銅山を再現。等身大の人形を使った展示で銅山での暮らしを表現している。 「近代ゾーン」は明治以降の銅山を再現。別子銅山がどれだけ大規模なものであったかを巨大パノラマと映像を通して知ることが出来る。 「遊学パーク体験ゾーン」では別子銅山の作業を学習できる体験ゾーン。 湧き水汲み上げ体験、削岩機体験、リフトバケット等、遊びを通して当時の作業を体験することが出来る。 砂金採り体験施設(大人600円)も人気の施設。砂金の中にはタヌキのマーク入りのコインが紛れており、 コイン3つ見つけると5gの純金塊と交換してもらえる。 また、小学校3年生以下限定となるが「宝石探しゲーム」もあり、金・銀・水晶などの天然石取り放題を楽しむこともできる。

東平ゾーンは東洋のマチュピチュ

本駅で景観を楽しみたいなら東平ゾーンへ。 昭和初期から時間が止まったような別子鉱山採掘跡は荘厳な雰囲気を感じざるを得ない。 東平ゾーンは「東洋のマチュピチュ」と呼ばれているが、訪れる者にその名に恥じないような感動を与えてくれる。 東平ゾーンは大正5年から昭和5年まで別子鉱山の採掘本部が置かれていた場所。 細い山道を何キロも進んだ先にある場所で、とても人が住むような場所ではないのだが、 最盛期には社宅、診療所、娯楽場、小学校まで存在し、街中のように賑わいを見せたという。 物音が全くしない山の中で、レンガ造りの廃墟を眺めるのは例え廃墟ファンでなくても心が揺さぶられることだろう。 東平ゾーンの入場料は無料。ゾーンの入り口付近に東平歴史資料館があり、ここで東平地区の歴史や当時の様子などをパネル、模型などで知ることが出来る。 また、こちらは有料施設になるが銅板レリーフ等を体験できるマイン工房もある。

特産品、食事メニューも豊富

特産品の購入や食事をしたい場合は端出場ゾーンの無料エリアで楽しむことができる。 まず物産品だが銅を用いた日用品が目に付く。 ただ、本物の銅を用いているだけあり値段はかなり高い。 純銅の三角コーナーは3564円、純銅のボウルは24cmサイズで7020円。 お手頃価格なのは「銅の栞(しおり)」で432円。一本の銅線を折り曲げでアート作品にした銅線細工もある。 食品関連では本駅限定商品の「純金バームクーヘン(1296円)」が人気。 バームクーヘンをホワイトチョコレートでコーティングし、純金箔をあしらったネットで話題の商品である。 70年以上の伝統を持つ「別子飴(432円)」、新居浜沖の大島産の幻の「白芋」を用いた白芋焼酎「あんぶん(1543円)」、 別子銅山定番の土産品「いっぷくだんご(648円)」も本駅の人気商品である。 レストランでは「別子黄金鍋焼きうどん(980円)」が人気No.1メニュー。 「名水蒸し豆富御前(980円)」が人気No.2、大きなかき揚げが山のように盛られた豪快なメニューの「どんでん丼」が人気No.3。 その他「マチュピチュカレー」「しらす丼」も味わうことが出来る。


道の駅看板

道の駅看板

端出場ゾーンの駅施設

端出場ゾーンの駅施設。この建物の中に物産館、レストラン、温泉施設がある。

端出場ゾーンの物産館

端出場ゾーンの物産館。純銅の製品、土産品など数多くの商品が並んでいる。

端出場ゾーンのレストラン

端出場ゾーンのレストラン。鍋焼きうどん、豆富御前などを味わうことが出来る。

鉱山鉄道 別子1号

鉱山時代に実際に使われていた鉱山鉄道の別子1号。この汽車に乗って鉱山観光へ。

東平ゾーン

荘厳な雰囲気がする東平ゾーン

東平ゾーン展望台

東平ゾーン展望台から見下ろす景色

東平ゾーンの紅葉

東平ゾーンは紅葉の時期が一層美しい

マイン工房

銅板レリーフ作成体験等が可能なマイン工房

東平歴史資料館

入場無料の東平歴史資料館

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ビジネスホテルミソラ 新居浜
 [MAPCODE] 172 667 239*06
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に6km
 - 料金(1人4,546円、2人計9,091円~)
 - 朝食付きプランもあり[+637円/人]

   

■②スーパーホテル新居浜
 [MAPCODE] 172 694 772*34
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に8km
 - 料金(朝食付き1人5,000円、2人計9,092円~)
 - 温泉あり

   

■③ホテルルートイン新居浜
 [MAPCODE] 172 724 288*31
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に8km
 - 料金(朝食付き1人5,546円、2人計8,820円~)
 - 全客室でWOWOW無料視聴可

   

■④リーガロイヤルホテル新居浜
 [MAPCODE] 172 722 369*14
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に10km
 - 料金(1人7,500円、2人計9,500円~)
 - ハイクラス/食事付きプランもあり

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)