道の駅　津田の松原

道の駅基本情報

駅名	津田の松原(つだのまつばら)
住所	香川県さぬき市津田町津田103-3
コード	364 105 771*65
駅名の由来	駅周辺の海岸に並ぶ松林の名称より
施設	物産館、うどん店
休館日	1/1
営業時間	9:00～17:00 (うどん店 10:30～15:00)
道の駅の特産品	松原うどん、讃岐うどん、わんちゃんのうどん、くつわせんべい、瓦せんべい、銘菓「灸まん」、銘菓「かまど」、 かまど羊羹、鳴門金時ポテト、讃岐和三盆ドーナッツサブレ、和三盆ヨーグルト、和三盆プリン、 スダチドリンク「さわやかすだち」、讃岐ビール

名勝「琴林公園」の近くに立地

　高松自動車道の津田東ICから国道11号線を西に3km、 或いは高松自動車道の津田寒川ICから県道37号線→国道11号線を通って東に3km、 香川県北東部の瀬戸内海に面した旧津田町(現さぬき市津田町)に「道の駅　津田の松原」はある。 沿道の国道11号線は瀬戸内海沿いを走る道。 海側には住宅地が並んでおり、車窓から海の景色は殆ど見ることが出来ないが、 天気が良ければ少し窓を開けて走行してみては如何だろうか。 風向きによっては海の匂いを感じることが出来るかも知れない。
　本駅は名勝「琴林(きんりん)公園」の近くに立地。 瀬戸内海に面した琴林公園は「日本の渚百選」にも選ばれている白砂青松の景勝地。 夏期には海水浴も楽しむことが出来る。 「津田の松原」と呼ばれる松林もとても綺麗。 道の駅から琴林公園まで遊歩道が伸びているので、散策してみるのは如何だろうか。

本当に美味しい「松原うどん」

　本駅は一つの建物の中に物産館とうどん店が同居する施設構成。 建物の写真を見て頂ければ分かると思うが入口は別々。 中央付近に物産館の入り口、右端にうどん店の入り口がある。 外観からは「物産館がメインでうどん店がおまけ」のように見えるが、 実際はうどん店が6割くらいのスペースを占めていて、うどん店が中心の道の駅になっている。 実は数年前までは外観の通り物産館が8割、うどん店が2割くらいのスペースだったが、 近年、このうどん店の人気が急上昇して、それに伴いスペース割合が逆転。 もしかしたら今後、更にうどん店のスペースが広がるかもしれない。
　さて、本駅のうどんだが、本当に美味しい。 まあ、本場の香川県内のうどん店訪問数が10店舗程度の私が言ってもあまり説得力はないが、 少なくとも私が過去に訪れた全国のうどん店の中では断トツで美味しい。 コシがある、旨味がある、甘味がある、つゆも美味しい。私の感覚では全てがパーフェクトである。 一応、この店では「讃岐うどん」ではなく「松原うどん」と呼んで販売しているが、味・食感的には「讃岐うどん」。 値段は「温玉ぶっかけ」が小が380円、大が490円ととても安い。 私は個人的に大好きな「温玉ぶっかけ」を注文したが、 店の名物は「肉ぶっかけ(小530円/大640円)」。私が観察した範囲では客の約半数は「肉ぶっかけ」を注文していた。 肉/わかめ/揚げ/とろろ昆布/梅干しが全て入った「まかないうどん(小530円/大640円)」も人気の商品。 土日祝限定になるが「生しらす丼(500円)」もある。

高松、琴平、讃岐の銘菓を販売

　近年はうどん店に押され気味だが、本駅の物産館もまだまだ健在。 販売されている品数は50品目位あり、一般的な道の駅の物産館と比較しても遜色は無い。 目に付く商品は近隣の高松市、琴平町、坂出市の銘菓。 本駅が位置するさぬき市産の商品が少ない点は少し残念だが、 全体的に品揃えのレベルは高く香川県内の人気商品を揃えている感じがする。
　目に付く商品は高松市の銘菓「くつわ煎餅」「瓦せんべい」、 琴平町の銘菓「灸まん」、坂出市の銘菓「かまど」「かまど羊羹」。 これらの商品は店の中央で大々的に販売されている。 そして、香川と言えば「讃岐うどん」。 香川県内の道の駅ならほぼ、どこでも販売されている商品だが、 本駅は17のメーカーの讃岐うどんが販売されており県内の道の駅ではトップレベルの品揃えである。 「ワンちゃんのうどん」という商品も販売されており、愛犬と共に讃岐うどんを味わいたい方には最適だろう。
　その他にも「さぬき和三盆ドーナッツサブレ」「和三盆ヨーグルト」「和三盆プリン」等、 和三盆を使った商品も豊富。 アルコール類では地ビールの「さぬきビール」や地酒の「土佐鶴」「川鶴」「金陵」が販売されている。