(山口県の道の駅 no.24)
道の駅 センザキッチン
駅名 | センザキッチン |
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住所 | 山口県長門市仙崎4297-1 |
コード | 327 804 141*24 |
駅名の由来 | 地名の「仙崎」+「キッチン」 |
施設 | 物産館、農作物直売所、海産物直売所、レストラン、フードコート、ベーカリー、喫茶店、バーベキュー施設 |
休館日 | 8月を除く第2木曜日[祝日と重なる場合は営業] |
営業時間 | 9:00~18:00 (レストラン 11:00~18:30) (フードコート 店舗により異なる[凡そ10:00~17:00]) |
道の駅の特産品 | 長門ゆずきちの加工品各種(ゆずきち果汁/ゆずきちケーキ/ゆずきち饅頭/ゆずきちカステラ/ゆずきちポン酢/ゆずきちサイダー/等)、 長門ゆずきちケーキ「みんなちがって、みんないい。」、夏みかんチーズケーキ、おひなた夏みかんクッキー、ふぐ飯の素、ふぐ雑炊、 ふぐ茶漬け、とらふぐ煎餅、吉田松陰のポテトチップス、見蘭(けんらん)牛ビーフカレー、長州鶏トマトカレー、仙崎蒲鉾 |
仙崎のキッチン
山陰自動車道(無料区間)の三隅ICから国道191号線/県道282号線を通って北西に7km、
山口県北西部の長門市仙崎地区に「道の駅 センザキッチン」はある。
本駅までの道中は極めてスムーズ。インターを降りてからは行き交う車は少なく信号も数えるほど。
あっという間に本駅近くまで進み「本駅では何を食べようか」と呑気なことを考えていたが、あと1kmというところで渋滞が発生。
嫌な予感がしたが、思った通りこの渋滞は本駅に入るための駐車場待ちの渋滞。
あと1kmというところから本駅に到着するまで30分位の時間を要してしまった。
本駅「センザキッチン」は2017年秋登録、2018年4月オープンの新しい道の駅。
しかし、某有名旅行業者が発表する道の駅ランキングで上位に推される等、既に絶大な人気を得ている。
私が訪れたのは11月の天気の良い日曜日の昼時で、最も混雑する時間帯ではあったが140台の正規の駐車場は満車。
300m離れた臨時の駐車場にも約80台。週末に訪れる方はある程度の混雑は覚悟しておいた方が良いだろう。
さて、駅名の「センザキッチン」は地域名の「仙崎」と「キッチン」を合成したもの。
もちろん、本駅のウリは「食」の施設。
購入した鮮魚を自分で料理するバーベキュー施設を含めると合計10の「食」の施設がある。
本駅を訪れたならば、是非、仙崎の「食」を満喫したい。
ただ、繰り返しになるが、週末は「食」の施設もある程度の混雑を覚悟した方が良いだろう。
刺身、鶏、ぶとイカ、鯨、海鮮カレー
それでは、本駅の「食」の施設から紹介したい。
といっても、本駅の食の施設は多種多様。とても一度の訪問では紹介しきれないので、その点はご了承いただきたい。
「食」の施設の中心は物産館横にあるレストラン「仙崎本丸」。
「本丸」と名が付くだけあり仙崎の「食」が全て集まっている。
定番メニューは「刺身定食(1580円)」「長州どりの竜田揚げ定食(1180円)」「イカ活き造り御膳(3300円)」の3つ。
「刺身定食」は仙崎漁港で水揚げされた新鮮な海の幸、
「長州どり…」は長門市の自然豊かな環境の中で平飼いされた健康的な長州どりを使用、
「イカ…」は地元の目利きが美味しいと太鼓判を押した「仙崎ぶとイカ」を使用した料理。
どれも仙崎ならではの味を満喫できる。
どれが良いか迷って選べないという方には「仙崎食べつくし定食(1980円)」がお勧め。
名物の仙崎寿司を中心に新鮮魚介類を味わうことが出来る。
物産館の一角には「干物食堂ひだまり」がある。この食堂の名物はズバリ、干物とフライ。
「干物定食」は鯖の干物とカマスのフライが付いて890円。高級魚ノドグロの一夜干しが付いたセット(1780円)もある。
「フライ定食」はアジフライとご飯で940円。こちらもカマスフライとノドグロ一夜干し付きの1580円のセットもある。
少し離れた場所にあるフードコート内には6つの店舗が軒を並べる。
海鮮丼の店「Ajito」の名物は「仙崎海鮮丼(700円)」。1日10食限定のお得な「サービス丼(500円)」もある。
カレーの店「ターカリー」の名物は「仙崎海鮮カレー(700円)」と「鯨の竜田揚げ(500円)」。
仙崎ラーメンの店「はれるや」は「鶏白湯ラーメン(780円)」が名物。「塩(680円)」と「味噌(980円)」もある。
焼き物の店「長七屋」の名物は「イカ焼きそば(500円)」と「鉄板イカ焼き(650円)」。
焼き鳥の店「ちくぜん」では「長州鶏の焼き鳥(鶏皮/もも/ぼんじり/つくね)」や「トラフグの味噌だれ串」等を味わうことが出来る。
「長門ゆずきち」が人気の道の駅物産館
「食」の施設が話題になっている本駅だが、物産館も負けていない。
販売されている商品数はざっと数えた限りでは100種類以上…、いや、もっとあるかも知れない。
平均的な道の駅の2~3倍はあるだろう。
物産館入り口の一番目立つ場所に陳列されているのは「長門ゆずきち」を使った商品各種。
「長門ゆずきち」はカボスやスダチ等の香酸柑橘の一種で山口県オリジナルの柑橘。
爽やかな酸味が特徴で、醤油との相性が抜群である。
「長門ゆずきちコーナー」には「ゆずきち果汁」「ゆずきちケーキ」(以下「ゆずきち」を略)「まんじゅう」「カステラ」
「タルト」「ポン酢」「せんべい」「サイダー」「ドロップス」が販売されている。
商品名に「ゆずきち」は入っていないがケーキ「みんなちがって、みんないい。」も長門ゆずきちを使った商品。
ちなみに「みんなちがって…」のくだりは、仙崎出身の大正時代から昭和時代初期に活躍した童謡詩人の金子みすゞ氏の代表作「私と小鳥と鈴と」の一節である。
「長門ゆずきち」と並んで長門市の特産品である「夏みかん」使った商品(夏みかんチーズケーキ/おひなた夏みかんクッキー/等)も人気になっている。
また、山口県といえば「ふぐ」。「ふぐ飯の素」「ふぐ雑炊」「ふぐの味噌汁」「ふぐ茶漬け」「とらふぐ煎餅」等、ふぐ関連商品も多数。
ブランド牛肉の「見蘭(けんらん)牛」を使った「見蘭牛ビーフカレー」「見蘭牛の牛すじ煮込み」、
ブランド鶏肉の「長州どり」を使った「長州どりトマトカレー」もある。
地元の英雄、吉田松陰を冠した「吉田松陰のポテトチップス」「吉田松陰の串団子」もお土産に最適だろう。
仙崎漁港のすぐ近くに位置する本駅は海産物コーナーも充実。
特に蒲鉾は数多く販売されており「浜千鳥かまぼこ」「千銀蒲鉾」「白宝蒲鉾」「白楽蒲鉾」等、
仙崎発の全国的にも有名な蒲鉾が販売されている。
「道の駅 センザキッチン」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■ファミリーロッジ旅籠屋・長門店
[MAPCODE] 327 742 802*54
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に2km
- 料金(朝食付き1人5,500円、2人計8,800円~)
■グラン・ジュテ長門
[MAPCODE] 327 712 697*87
(口コミ平均3.6点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南西に3km
- 料金(1人3,910円、2人計7,274円~)
- 出入り自由、自分のアパート感覚の宿泊施設
■長門湯本温泉 大谷山荘
[MAPCODE] 327 561 670*57
(口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から南に8km
- 料金(2食付き2人計38,000円~)
- (長門湯本)温泉あり/ハイクラス
- 山の緑と渓流を近くに感じる温泉宿
- じゃらん、楽天の両サイトでアワード受賞の宿
■源泉かけ流し温泉付客室の宿 しぇふず
[MAPCODE] 327 591 271*20
(口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に8km
- 料金(1人12,000円、2人計18,000円~)
- (長門湯本)温泉あり/食事付きプランもあり
- 全室源泉かけ流し温泉付き
🐶ペット旅
■ホテル長門 はらだ
[MAPCODE] 327 591 334*03
(口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南に8km
- 料金(6,500円+入湯税[300円/人]~)
- (長門湯本)温泉あり/食事付きプランもあり
- ペット可のプランあり[2食付き12,000円~/追加料金+2,750円]
- 仙崎の天然地魚を食べられる宿
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)