(山口県の道の駅 no.21)
道の駅 ソレーネ周南
| 駅名 | ソレーネ周南(ソレーネしゅうなん) | 
|---|---|
| 住所 | 山口県周南市戸田2713 | 
| コード |  646 562 567*75 | 
| 駅名の由来 | 「ソレーネ」は「それ、いいね」の略。「周南」は市の名称 | 
| 施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、コンビニエンスストア、フードコーナー | 
| 休館日 | 無休 | 
| 営業時間 | 8:00~20:00 (コンビニ 8:00~20:00) (レストラン 11:00~14:30) | 
| 特産品 | 自然薯スナック「じねんべい」、周南自然薯カステラ、たまふわカステラ、須金の梨カステラ、須金の梨カレー、 ご近所畑のトマトカレー、下松牛骨ラーメン、鶏そば、肉みそ「周南物語」、梨酢「梨で酢」、鹿野高原豚粗挽きハンバーグ、 周南地酒「かのしずく」「原田」「勢力」、梨ワイン | 
[注]本駅は2023年3月31日をもって24時間営業は取りやめ。8時~20時の営業になりました。
道の駅初の24時間営業「それ、いーね」
 山陽自動車道の徳山西ICから国道2号線を北西に600m、山口県南部の周南市に本駅「ソレーネ周南」はある。
	周南市は県内第4位の人口13万5千人を擁する都会の街。
	但し、本駅は周南市の中心街から10km程離れており、そこそこ長閑な風景も見ることが出来る。
	 さて、本駅に到着して、おそらく誰もが感じることは「駐車場が広い」。特に大型車用の駐車場が広い。
	大型車の駐車マスは43台分もあり平均的な道の駅と比較すると4倍以上。
	実は国道2号線沿いの道の駅は極端に少なく、本駅の次に現れるのは東に174km進んだ「みはら神明の里(広島県)」。
	2022年7月に新しい道の駅「西条のん太の酒蔵(広島県)」がオープンしたが、それでも本駅から128km先。
	ドライバー、特に大型車のドライバーにとって本駅はオアシスと呼ぶに相応しい存在と言えるだろう。
	このような理由もあって本駅の駐車場は広いにも関わらずいつも混雑。
	ただ、これだけ利用者が多いにも関わらず道の駅の収支としては年間1478万円のマイナス(正確にいえば市から1478万円の指定管理料が投入されて収支はトントン)。
	道の駅経営の難しさを実感せざる得ない。
	 ところで、本駅は道の駅としては初となる24時間営業を実現したことで有名。
	ただ、これにはちょっとした「からくり」がある。
	実は24時間稼働しているのは店内にあるコンビニエンスストアのレジのみ。
	物産館用のレジは19時に閉まるが、19時以降は物産館の商品をコンビニのレジまで持っていて購入する仕組みになっている。
	利用者側にすれば特に不便は無し。
	また多くのコンビニは24時間営業なので、道の駅側にとっても人件費が増える訳でも無し。
	なかなか面白い工夫と言えるだろう。
	本駅では到着時間を気にすることなく、周南市、山口県の特産品を購入することが出来るのが嬉しい。
梨と自然薯が特産品?
 本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、コンビニエンスストア、フードコーナーから成る道の駅。
	駐車場も大きいが、物産施設も広くて多彩という印象を受ける。
	まずは中心施設となる物産館の紹介から行いたい。
	 本駅の物産館は、いわゆる一般的な特産品コーナーと4つの専門店から成る構成。
	最初に専門店を紹介すると、鯛、スズキ、レンチョウ、アンコウ等の魚販売を行う「ソレーネ丸」、
	鹿野高原豚を使った粗挽きハンバーグ、豚ヒレカツ、コロッケ、ハム等を販売する「鹿野牧場」、
	寿司職人による握り寿司、巻き寿司を販売する「主悦(ちから)のすし」、
	牛カルビ丼など、ボリューム満点の弁当を販売する「長州ピンチョス」がある。
	 周南市や山口県の商品を販売する、いわゆる一般的な特産品コーナーの商品はおよそ300種類。
	めちゃくちゃ多い品揃え…という程ではないが、平均的な道の駅と比較すると商品の数は多い方。
	多彩な商品の中から土産の品を選択することが出来る。
	ただ、選び方はかなり難しい。物産館内に「周南市の特産品コーナー」のような区分けがあれば選びやすいのだが、
	特にそのようなコーナーは無し。
	売れ筋の商品、周南市自慢の商品にはちょっとした説明書きがあれば良いのに、と個人的には思う次第である。
	 店内の商品を一通り見まわした限りでは周南市の特産品はおそらく「須金梨」と「自然薯」。
	これらの商品が比較的多く販売されている。
	「須金梨」を使った商品には「須金の梨カレー」「須金の梨カステラ」「梨ワイン」「焼肉の梨だれ」
	「梨酢(商品名は『梨で酢』)」等、
	「自然薯」を使った商品には自然薯スナック「じねんべえ」、「周南自然薯カステラ」等が販売されている。
	特に自然薯スナック「じねんべえ」はいか焼きそば味/ソース味/たまねぎ味/たこ焼き味/等、合計8種類を販売。
	今後、本駅を代表する人気商品になる予感がする。
	 「須金梨」「自然薯」以外では本駅オリジナルの「ご近所畑のトマトカレー」、肉味噌の「周南物語」、
	「大津島のだいだい果汁」等が目に付く商品。
	周南の地酒「かのしずく」「原田」「勢力(せいりき)」も販売されている。
	 物産館の一角にある農作物直売所では地産の農作物を20種類くらい販売。
	特に「鹿野高原コシヒカリ(5kg/2500円)」は周南市自慢の商品のようだ。
周南食材で腸活を
 本駅の「食」の施設はレストラン「キッチン菜(さい)」とフードコーナーの2つ。
	一般的な軽食から周南市ならではの料理まで、多彩なメニューの中から好みの料理を選択することが出来る。
	 まず、「キッチン菜」だが、野菜ソムリエが作る山口県の食材を活かした料理を提供。
	人気は「腸活」をテーマにした2つのメニューで、「周南美腸定食(1200円)」と「周南美腸ハンバーグ定食(1400円)」がある。
	「周南美腸定食」はヨーグルト味噌で焼いた周南高原豚を味わうメニュー。
	ヨーグルト菌で腸の調子を整えてくれる。周南野菜のサラダ、地産の蒟蒻も付いており、腸活に最適な料理になっている。
	「周南美腸ハンバーグ定食」は麦みそチーズがたっぷり掛かっており、こちらも腸の働きを活性化してくれる。
	その他には「鉄鍋トマトみそハンバーグ定食(1400円)」「島地川ダムカレー(1200円)」
	「長州鶏のソースカツ丼セット(1100円)」「ふくの唐揚げ定食(1200円)」等、メニューは全部で12種類。
	全てのメニューが1000円以上と少々高い点は難点だが、周南市ならではの味を満喫することが出来る。
	 もう少しお手頃価格で食事を済ませたい方にはフードコーナーの利用をお勧め。
	フードコーナーには「よろこびキッチン・ぴーまん」「うどん・そばの向日葵」「ビストロ鹿野牧場」
	「titi fujii farm」の4つがある。
	「よろこびキッチン・ぴーまん」は「豚丼(500円)」と「カキフライ丼(500円)」が人気。
	「うどん・そばの向日葵」は「肉うどん/そば(550円)「えび天うどん/そば(600円)」等を提供。
	「ビストロ鹿野牧場」は「鹿野高原ハンバーガー(630円)」等を提供。
	「titi fujii farm」はデザートの店で「ブルーベリーソフト(380円)」等を提供している。
	フードコーナーで購入した商品はテラス席で食べることが可能。
	屋外のため寒い/暑いはあるかも知れないが、ゆったりと食事を楽しむことが出来る。
道の駅看板。車が少ない瞬間を狙って撮影したが、基本的に交通量は激しい。
写真に収まりきらないほどの大きな駅施設。駐車場もかなり広い。
物産館入口。大きな屋根があるので雨の日も濡れることは無い。屋根の下では花卉類の販売が行われている。
野菜ソムリエが作る料理を味わうことが出来る「キッチン菜」
4つの店が入るフードコーナー
物産館内には4つの専門店が入る
駅裏は夜市川と長閑な田園風景が広がる。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①芳山園
 [MAPCODE] 646 621 579*40
	 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
 - 道の駅から北西に3km
	 - 料金(1人9,000円、2人計14,000円~)
	 - (湯野)温泉あり/食事付きプランもあり
	 - 温泉付きの部屋もあり
 
	  
	■②湯野温泉 紫水園
 [MAPCODE] 646 621 694*84
	 (口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★☆☆)
 - 道の駅から北西に3km
	 - 料金(1人8,000円、2人計14,000円~)
	 - (湯野)温泉あり/食事付きプランもあり
	 - 川が流れる4000坪の日本庭園が見所
 
	  
	■③スーパーホテル防府駅前 天然温泉 天神の湯
 [MAPCODE] 93 203 136*51
	 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)
 - 道の駅から西に13km
	 - 料金(朝食付き1人5,181円、2人計7,090円~)
	 - 温泉あり
 
	  
	■④ホテル・アルファ-ワン徳山
 [MAPCODE] 107 456 477*05
	 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
 - 道の駅から東に15km
	 - 料金(1人3,727円、2人計8,000円~)
	 - 朝食付きプランもあり[+727円/人]
 
	  
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)