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(山口県の道の駅 no.17)

道の駅 蛍街道西ノ市

駅基本情報
駅名 蛍街道西ノ市(ほたるかいどうにしのいち)
住所 山口県下関市豊田町大字中村876-4
コード 268 414 375*51
駅名の由来 天然記念物木屋川ゲンジボタルの生息地であること+慶長時代からこの駅のある旧豊田町の中心地にある屋敷が西ノ市として栄えたことより
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、喫茶店、パン工房、温泉施設、【隣接施設】蛍ミュージアム
特産品 豊田町の梨のゼリー、梨カステラ、梨サイダー、梨ワイン、梨のチーズケーキ、梨ドロップス、 ふくパイ、ふくまん、幸ふく饅頭、ふく骨焼せんべい、ふぐ煎餅、ふぐ唐揚げ、山口外郎(ういろう)、 高田のトマト外郎、くじら竜田揚げ、ふくカレー、鯨カレー、山口さんちのごめんなさいカレー

県内7位の人気の道の駅

 中国自動車道の小月ICから国道491号線→県道34号線を通って北に15km、 或いは山陰自動車道の俵山北ICから県道34号線を通って南西に18km、 山口県西部の旧豊田町(現下関市豊田町)に本駅「蛍街道西ノ市」はある。 現在は高速インターから本駅まで距離があるものの、 山陰自動車道の俵山北IC-小月IC間は延伸を計画中。 将来的には山陰自動車道の豊田ICから2kmの交通の便の良い道の駅になる計画である。 現状ではどちらのインターからも比較的長い下道のドライブになるが、 道路はほぼ全区間、片側1車線ずつ(両側で2車線)が確保された安全な道。 渋滞も少なく、本駅までのんびりとしたドライブを楽しむことが出来るだろう。
 さて、本駅は山口県内で第7位の年間60万8千人が訪れる人気の道の駅。 県内の道の駅の総数は2022年現在で24駅あるので、その中の第7位は数字的に「少々、微妙」と感じる方もいるかもしれないが、 本駅より上位は萩市の中心街にある「萩しーまーと」、長門市の住宅街にある「センザキッチン」、 主要国道2号線沿いにある「ソレーネ周南」等、都市部にある道の駅がほとんど。 人口4千6百人の小さな豊田町、交通アクセスも良くないこの場所で60万人超えは中々の数字である。 人気の理由は多彩で充実した施設群。物産館は広々としており、農作物直売所では100種類以上の地産の野菜を販売。 レストランでは地産のグルメを味わうことが出来て、肌がスベスベになる温泉もある。 道の駅の近くにはゲンジボタルの生息地があり自然も豊か。珍しい蛍ミュージアムもある。 本駅は山口県道の駅巡りでは欠かすことのできない存在。 本駅を訪れた方には多彩な楽しみを是非、満喫して頂きたい。

豊田梨が特産品

 まず本駅の物産館だが、販売されている商品はとても多く500種類くらい。 豊田町の特産品、山口県内の特産品が数多く揃っている。
 店の自慢の商品は豊田町産の梨を使った商品。 実は豊田町は盆地特有の寒暖差を生かした梨栽培がとても盛ん。 「幸水」「なつしずく」「豊水」「二十世紀」「あきづき」「新高」など様々な品種の梨を栽培しているが、 これらを全てあわせて「豊田梨」と呼んでブランド化している。 本駅における梨販売は8月上旬から10月下旬までだが、豊田梨を使った加工品は一年中、本駅の物産館で販売されている。 豊田梨の加工品は「梨ゼリー」「梨カステラ」「梨サイダー」「梨ワイン」等。 特に店側が大々的に宣伝しているのは「梨ゼリー(180円)」。 私も購入して食べてみたが梨の粒がたくさん入っており、「ゼリーを食べている」というよりは「梨を食べている」という感覚。 梨の旬の季節でなくても梨独特の瑞々しい甘さを感じることが出来る。
 また、山口県と言えば何と言っても「ふぐ」が有名。 本駅では「ふくカレー」「ふくパイ」「ふくまん」「幸ふく饅頭」等、ふぐを使った商品が多数並んでいる。 ちなみに豊田町では「福を招く」という意味で、商品名に「ふぐ」ではなく「ふく」を用いているものが主流。 このような地方独特の風習を感じるのも道の駅巡りの醍醐味と言えるだろう。
 その他にも豊田町、及び山口県の特産品は多数販売。 その一つが「外郎(ういろう)」。 「"外郎"は"名古屋"」と主張する方も多いかも知れないが、 主に米粉と砂糖を使う名古屋の外郎とは違って、ワラビ粉を使っているのが山口県の外郎の特徴。 プルプルとした弾力感があり名古屋の外郎とは味も食感もかなり違う。 山口県の外郎も試して頂きたい商品である。 その他、地産の柿を使った「柿ようかん」、山口銘菓の「鶏卵せんべい」、 鯨肉を使った「鯨竜田揚げ」「鯨赤肉」「鯨本皮の塩うね」も人気の商品である。 更に山口県のカレーコーナーもあり、 「ふくカレー」「鯨カレー」「そよ風カレー」「猪カレー」「長州鶏カレー」等を販売。 密かに話題になっている山口さんしか購入できない(?)「山口さんちのごめんなさいカレー」も販売されている。

「食」の施設は2つ

 本駅の「食」の施設はレストラン「万作」と喫茶「せせらぎ」の2つ。 どちらも特徴のある本駅ならではの料理を味わうことが出来る。
 レストラン「万作」は定食類、丼物、カレー、麺類を提供する店。 名物は「ふく」を使った料理で、「ふく」がたっぷり乗った「河豚のぶっかけ満腹丼(1280円)」、 「ふくフライカレー(790円)」を味わうことが出来る。 清流の幸を生かした「ヤマメの唐揚げ定食(1000円)」も本駅ならではのメニュー。 地元で獲れた「三色ジビエ丼(1000円)」も名物メニューになっている。
 喫茶「せせらぎ」は「愛」と「恋」をテーマにしたメニューが特徴。 カップルに人気の店である。 名物は「愛ちゃんぽん(620円)」と「恋やきそば(620円)」。 「愛ちゃんぽん」にはハート形の鳴門、「恋やきそば」にはハート形の目玉焼きが入っているのが特徴。 一般メニューの「肉うどん」「とろこんうどん」にもハート形の鳴門が入っている。 デザートでは豊田町産の二十世紀梨の果汁がたっぷり入った「梨ソフトクリーム(320円)」が人気。 瀬戸内レモンジュレを使用した「レモンスカッシュ(380円)」もある。

肌がスベスベになる炭酸水素塩泉

 続いて紹介したいのは温泉施設「蛍の湯」。 泉質は炭酸水素塩泉。アルカリ性の湯が肌の角質を柔らかくする、いわゆる「クレンジング効果」があり、 湯に浸かった瞬間に肌がスベスベに感じる美人の湯である。 浴槽は横10m、縦5m(共に目測)の大きな内湯、風情のある露天岩風呂、サウナの3種類。 特に広々とした内湯に浸かるのは最高の気分。他人を気にすることなく、足を伸ばして湯に浸かることが出来る。 利用料は中国地方の道の駅温泉としては少々高くて670円。 まあ、それは中国地方の相場が安すぎるだけで、全国的に見ればむしろお得な価格設定。 JAF割引(100円引き)等、各種割引料金の設定もあるので上手に活用したい。
 最後に道の駅施設には含まれないが、道の駅の近くにある「蛍の里ミュージアム」について。 ここでは蛍を中心とした下関市の生物を展示している。 また「オオクワガタ」や「ヘラクレスカブトムシ」等、世界の人気の昆虫も展示。 お子様連れの方にお勧めしたい施設である。 「蛍の里ミュージアム」の名の通り、蛍が光る映像も見るこちが出来る。 ただ、希望としてはもう少し解像度の良いスクリーンで見たかった。 まあ、入場料がたったの200円(大学生100円、高校生以下無料)なので、贅沢は言えないが…。 個人的な意見としては入場料はもう少し上げても良いので、 実物を見るような迫力ある画像を提供して頂ければ、と感じる次第である。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設入口

駅施設入口。昔の豪商のような建物。駅施設全体は農村集落をイメージしたものらしい。

物産館

向かって左側が農作物直売所をかねた物産館。右側の建物は観光案内コーナーが入る。

豊田町の梨のゼリー

物産館の人気商品の「豊田町の梨のゼリー(180円)」。果肉の多さに驚かされる。

ふくカレー

こちらも物産館で人気の「ふくカレー」

レストラン「万作」

「ふく」を使った料理を味わうことが出来るレストラン「万作」

喫茶「せせらぎ」

「愛ちゃんぽん」「恋やきそば」が人気の喫茶「せせらぎ」

パン工房「月招堂」

本文では触れなかったがパン工房「月招堂」もある。 「明太じゃがパン」「あんパン」「半熟たまごカレーパン」が人気。

温泉施設「蛍の湯」

肌がスベスベになる美肌温泉の「蛍の湯」

櫓

施設中央に位置していた「櫓」。本駅の象徴だった。(2014年11月撮影)

長門鉄道ポニー号

現在は櫓の代わりに長門鉄道の103号機関車(愛称ポニー号)が展示されている

蛍ミュージアム

道の駅の近くにある蛍ミュージアム

蛍ミュージアム内部

蛍ミュージアムでは蛍に関するパネル展示がある。もちろん本物の生きた蛍もいる。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ライダーハウスレッドSUN
 [MAPCODE] 268 414 733*41
 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に500m
 - 料金(2,546円~)
 - 更に格安な相部屋プランもあり[1273円/人~]
 - バイクだけでなく自動車利用者も歓迎の宿

   

■②下関市営宿舎サングリーン菊川
 [MAPCODE] 268 169 223*21
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に9km
 - 料金(1人4,737円、2人計9,092円~)
 - (菊川)温泉あり/食事付きプランもあり

   

■③一の俣温泉グランドホテル
 [MAPCODE] 268 621 507*05
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に10km
 - 料金(1人7,000円、2人計13,000円~)
 - (一の俣)温泉あり/食事付きプランもあり
 - pH値10.0、西日本一の美肌温泉

   

■④一の俣温泉観光ホテル
 [MAPCODE] 268 622 721*10
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に11km
 - 料金(2食付き1人15,500円、2人計27,000円~)
 - (一の俣)温泉あり
 - 2人以上は素泊まりプランもあり[2人計15,000円~]
 - pH値10.0、西日本一の美肌温泉

   

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■④一の俣温泉観光ホテル

pH値が高い程トロトロの美肌の湯と言われるが、本宿の温泉は西日本ではNo.1のpH値10.0。 本宿で最高級の湯を堪能したい。鹿鍋、猪鍋、ふく刺しも味わうことが出来る。


🐶ペット旅

■⑤山口屋別館
 [MAPCODE] 268 747 398*14
 (口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北に16km
 - 料金(朝食付き1人7,000円、2人計13,000円~)
 - (俵山)温泉あり/2食付きプランもあり
 - ペット可のプランあり[追加料金+1,000~3,000円]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)