道の駅　一本松展望園

道の駅基本情報

駅名	一本松展望園(いっぽんまつてんぼうえん)
住所	岡山県瀬戸内市邑久町尻海3539
コード	151 260 334*04
駅名の由来	施設名より
施設	物産館、農作物直売所、レストラン、ミニ鉄道公園
休館日	12/31～1/3 (レストラン 1/1) (ミニ鉄道公園 土日祝、夏休みのみ営業)
営業時間	9:00～17:30 (レストラン 10:00～15:00[土日祝は16:30まで]) (ミニ鉄道公園 10:00～16:00)
道の駅の特産品	岡山きびだんご、岡山銘菓「調布」「むらすずめ」「山柿庵(さんしあん)」「あんきび」、 瀬戸内の干物(干しタラ/タラえび/等)、のり天、梅カツオ、のりカツオ、純米煎餅「備前焼」、 瀬戸内レモンソフトクリーム、瀬戸内レモンホワイトチョコレモンクッキー、ばら寿司

ミニ鉄道公園併設の道の駅

　備前市蕃山ICから岡山市君津ICまで瀬戸内海沿いを繋ぐ全長32kmの岡山ブルーライン。 その岡山ブルーラインのちょうど中間点、岡山県南東部の旧邑久町(現瀬戸内市邑久町)に「道の駅　一本松展望園」はある。 岡山ブルーラインはかつては「岡山ブルーハイウェイ」と呼ばれた高速道路のような一本道(制限速度は60km)。 基本的に信号機は存在しないが、唯一存在する信号を左折(西行きの場合)して100m程進んだところに本駅は位置している。
　本駅はミニ鉄道公園を併設する道の駅。 名称に「ミニ」が付くと「小規模」と勘違いしてしまいそうだが、 ミニSL、ミニ新幹線、サイクルカー、バッテリーカー等を備えた本格的なもの。 特にミニSLは石炭を使いモクモクと蒸気を噴き上げて疾走する構造的には本物のSL。 実際に乗って(跨って?)走りを体感できるのも嬉しい。 また、サイクルカーは景観が抜群で美しい瀬戸内海を一望できる。 一つ残念な点を挙げれば営業日が土日祝、及び春/夏/冬休み限定である点。 ミニ鉄道公園を楽しみたい方は営業日に注意されたい。

道の駅物産館では岡山銘菓がずらり

　本駅は上述のミニ鉄道公園の他に、物産館、農作物直売所、レストランを有する施設構成。 施設規模は道の駅としては全国的に見れば標準的だが、 岡山県内の道の駅は小規模なものが多いので、県内では比較的充実した道の駅と言えるだろう。
　物産館で目につくのは岡山県内の銘菓。 伝統銘菓の「調布」は求肥を薄皮カステラ生地で包んだ和菓子、 「山柿庵(さんしあん)」は干し柿の種とヘタを取り除いて固めた独特のデザート、 純米煎餅の「備前焼」、岡山の名店・中山昇陽堂の「あんきび」もある。 もちろん岡山の象徴的な菓子「きびだんご」も多数販売。 特に「元祖きびだんご」と「白桃きびだんご」が人気のようだ。 瀬戸内海の海苔を用いた「のり天」もなかなか美味しい。
　総菜コーナーも充実しており、特に岡山の郷土料理として有名な「ばらずし」は人気の品。 イカ、エビ、錦糸卵、蓮根、椎茸など11種類もの具が入った変化に富んだ味。 450円と廉価なのも嬉しい。

レストランでは「ホルモンうどん」が人気

　本駅のレストランは約50種の豊富なメニュー構成が自慢。 定食、丼物、カレー、うどん、ラーメン等を味わうことが出来る。
　メニューの数なら丼物が目立つ存在。 廉価な「玉子丼(650円)」「親子丼(700円)」からプチ贅沢な「あなご重(1500円)」まで10種類の丼物メニューがある。 人気面では「ホルモンうどん(単品850円)」。 具だくさんの言わずと知れた岡山B級グルメの代表だが、本駅でも一番人気の定番メニュー。 本レストランでは熱々の鉄板に盛られた状態で提供されるのが嬉しい。 その他「カレー(700円)」「ぶっかけうどん(600円)」「ラーメン(700円)」「とんかつ定食(1000円)」など。 小腹を満たす「トーストセット(550円)」や「瀬戸内レモンソフトクリーム」もある。