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(岡山県の道の駅 no.01)

道の駅 かもがわ円城

駅基本情報
駅名 かもがわ円城(かもがわえんじょう)
住所 岡山県加賀郡吉備中央町上田西2325-1
コード 235 203 660*28
駅名の由来 市町村合併前の旧町名の加茂川町+更にその前の合併前の村名の円城村より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、そば処
休館日 年末年始
(レストラン 年末年始、水曜日)
(そば処 年末年始、火曜日)
営業時間 8:30~17:00
(レストラン 10:30~16:00)
(そば処 11:00~14:30)
特産品 円城白菜、舟形羊羹(落合羊羹)、かも手の手延べうどん、かも手の素麺、ゆず胡椒、ゆず唐辛子、 賀茂川キムチ、豆餅、白餅、ブルーベリーとんかつソース、ブルーベリージャム、 焼き鯖寿司、さば寿司、山菜おこわ

敷地いっぱいに円城白菜

 岡山自動車道の賀陽ICから国道484号線、その先、県道31号線、県道371号線を通って北東に20km、 岡山県ほぼ中央部の旧加茂川町(現吉備中央町)に本駅「かもがわ円城」はある。 賀陽ICから本駅までは一部、狭路はあるもののほぼ問題の無い道路。 但し、本駅より先(東側)の県道371号線は要注意。 実は、本駅の東側の最寄りの道の駅「くめなん」に向かう場合、 大抵のカーナビに従うと県道371号線を通るように案内されるが、 本駅より先の県道371号線はガードレールの無い車1台分ギリギリの狭い道。しかもそれが延々と続く。 本駅を出発する際、「この先Uターン出来ません」という看板があったので、嫌な予感はしていたのだが…。 とにかく、本駅から「くめなん」に向かう時、或いは「くめなん」から本駅に向かう時は県道371号線を避けることをお勧めしたい。
 さて、旧加茂川町で最も有名な商品と言えば、間違いなく「円城白菜」。 標高約400mの冷涼な円城台地で育った白菜はほんのりとした甘味とサクサクした歯応えが自慢。 有名料亭も買い付けに来るほどの人気商品である。 本駅でももちろん円城白菜を販売。 しかもその陳列方法がかなり豪快。 物産館内の販売スペースでは全然足りないので、屋外に簀の子を敷いてその上に白菜を大量に並べて販売する。 「さすがにこんなには売れないだろう」と思って見ていたら、 白菜を1人で2個・3個、人によっては4個・5個持ってレジに並ぶ客が多数。 円城白菜の人気ぶりに改めて驚かされてしまった。

「落合羊羹」や「かも手うどん」も人気

 本駅は物産館、農作物直売所、レストランから成る施設構成。 圧倒的な存在感を放つ円城白菜だが、その他の特産品もなかなか揃っている。
 菓子類では第15回・17回全国菓子大博覧会で金賞を受賞した「落合羊羹」。 小豆、砂糖、寒天、水の4つの原料から作られた昔ながらのシンプルな羊羹。 表面が砂糖で固まって、ザクザクとした食感も人気になっている。 私はアルミ袋に流し込まれた落合羊羹を購入したが、一口サイズの舟形の羊羹も人気である。 麺類では「かも川手延べ素麺株式会社」、通称「かも手の麺」が人気。 もっちりとした手延べうどん、木箱に入った贈答用の手延べ素麺等が販売されている。 そして忘れてはならないのは「賀茂川キムチ」。 韓国伝統の製法を継承して作られた本場の味で「白菜キムチ」や「大根キムチ」等が販売されている。
 本駅にはレストランも併設されている。 レストランの名物は吉備中央町の郷土料理の「くさぎ菜かけめし」。 乾燥したクサギの若芽を水でもどして炒めた料理。 ご飯の上に鶏肉のささみ、ニンジン、ゴボウ、玉子をトッピングをしてだし汁をかけて食べる。 本駅のレストランでは更に猪肉入りのオリジナル。 日曜日限定、1000円で味わうことが出来る。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駐車場から階段を上った所に駅施設がある

円城白菜

駅構内では円城白菜を販売。 屋内のスペースでは足りず、屋外にも大量に陳列されている。(2014年11月撮影)

落合羊羹

第15回、17回全国菓子大博覧会で金賞受賞の落合羊羹

レストラン

本駅はレストランも併設

くさき菜かけめし

レストランの名物は「くさぎ菜かけめし」。日曜日限定販売。

休憩所

畳敷きのかなり立派な休憩所もある

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