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(島根県の道の駅 no.22)

道の駅 インフォメーションセンターかわもと

道の駅基本情報
駅名 インフォメーションセンターかわもと
住所 島根県邑智郡川本町大字因原505-5
コード 355 477 510*26
駅名の由来 川本町、及び石見銀山の観光情報を提供することより
施設 物産館、農作物直売所、レストラン
休館日 年末年始
(レストラン 上記に加えて月曜日[祝日と重なる場合は翌日])
営業時間 8:00~19:00
(レストラン 11:00~18:00)
道の駅の特産品 生搾りえごま油、えごま茶、焙煎えごま、すごえごポン(えごま入り塩ポン酢)、えごまふりかけ、えごまドレッシング、 えごまマヨネーズ、えごま入り焼肉のたれ、石見銀山酒まんじゅう、石見銀山きな粉草だんご、 石見銀山芋代官物語(芋餡入り饅頭)、地酒「死神」「玉桜」「加茂福」「狂太郎」、死神Tシャツ

石見銀山の南側の玄関口

 島根県のほぼ中央部の川本町に「道の駅 インフォメーションセンターかわもと」はある。 ただ、島根県の中央部といっても単に位置的なものであり、川本町自体はとても長閑な町。 特に2018年3月に町に唯一通っていた鉄道の三江線が廃線になってから、ますます寂しくなった印象がある。 近くに高速道路も走っておらず、敢えて高速ICからのアクセスを記すなら、 山陰自動車道の石見福光ICから県道32号線を通って南東に24km。 道路も決して整備が行き届いているとは言い難く、 本駅までの運転は注意が必要である(国道261号線を使って迂回するルートならまあまあ安心である)。
 さて、本駅は「石見銀山の南側の玄関口」という位置付けの道の駅。 県道31号線を真っすぐ北に20km進めば、世界遺産である石見銀山に到着する。 本駅では石見銀山に関するパンフレットがあり、石見銀山関連の土産物の販売も目立つ。 もっとも、本駅を起点に石見銀山を目指す人はごく少数派。 浜田自動車道や国道261号線、または国道375号線を使って一旦、日本海側に出て、 日本海側から石見銀山を目指す方が早いし、殆どの人がそうするだろう。 ただ、本駅もそこそこ魅力的な道の駅なので、道の駅ファンの方は本駅に立ち寄り観光情報をゲットして、 石見銀山を目指すのも良いのではないかと思う。

えごま関連商品がズラリ

 本駅で目に付く商品は荏胡麻(えごま)を使った商品の数々。 今でこそ健康食品として注目され、至る所で大々的に販売されている荏胡麻関連商品だが、道の駅では本駅が草分け的存在。 十数年前、私が道の駅で荏胡麻油を見たのは本駅が初めてで、もしかしたら道の駅では本駅が荏胡麻油販売の第1号かも知れない。
 現在では荏胡麻関連商品の開発が更に進化。 「生搾り荏胡麻油」「焙煎荏胡麻」「荏胡麻茶」「荏胡麻ドレッシング」に荏胡麻入り塩ポン酢の「すごえごポン」等、 中には「荏胡麻マヨネーズ」のように「本当に美味しいの?」と思ってしまう商品まで販売されている(実際は中々の味らしい)。
 石見銀山玄関口としての顔を持つ本駅ではもちろん石見銀山関連の土産物も販売。 「石見銀山きな粉草だんご」「石見銀山酒まんじゅう」に芋餡入り饅頭の「石見銀山代官物語」等がある。 石見銀山エリアは意外と土産店が少ないので、本駅で石見銀山土産を買うのも良いのではないだろうか。
 地酒コーナーでは日本一不吉(?)と言われる「死神」や「狂太郎」などを販売。 死神のイラストが入った「死神Tシャツ」等、死神グッズも販売されている。 農作物直売コーナーもあり、ここでは地産の野菜や果物を約50種類販売。 特に地産の米が人気商品になっている。

道の駅レストランでは石見和牛など

 本駅の「食」の施設はレストラン「いんふぉ」のみ。 以前は「喜むら屋」といううどん店もあったが、残念ながら2019年9月に閉店になってしまった。 レストラン「いんふぉ」も以前は19時まで営業していたが現在は17時まで(ラストオーダーは16時)。 夕食に利用するのは少し難しくなってしまった。
 さて、道の駅レストラン「いんふぉ」の名物は石見和牛と石見ポークを用いた料理。 石見ポークを用いた「トンカツ定食」は1028円、石見和牛を用いた「焼肉丼」は1,542円で味わうことが出来る。 荏胡麻の実と荏胡麻の葉が入った「かわもとコロッケ」は874円。 「肉そば」「カレーそば」「山かけうどん」「エビ天ぷらうどん」等、麺類のメニューも豊富である。



道の駅 | インフォメーションセンターかわもと | 道の駅看板

道の駅看板

道の駅 | インフォメーションセンターかわもと | 駅施設

少し老朽化が目立つ木造の駅施設。 この建物の中に物産館、農作物直売所、レストランが入る。

道の駅 | インフォメーションセンターかわもと | エゴマの町

駅周辺には幟を立ててエゴマの町をアピール

道の駅 | インフォメーションセンターかわもと | 喜むら屋

うどん店「喜むら屋」は残念ながら2019年9月に閉店

道の駅 | インフォメーションセンターかわもと | 断魚渓

少し足を延ばして国の名勝の断魚渓へ。 江の川の支流、濁川が石英斑岩を削って形成された約3.6kmの渓谷。道の駅からは南に約5kmの距離。

道の駅 | インフォメーションセンターかわもと | つつじ公園

断魚渓の向かい側にある「つつじ公園」も訪れたい場所

「道の駅 インフォメーションセンターかわもと」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①かわもとおとぎ館
 [MAPCODE] 355 569 475*43
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に5km
 - 料金(1人7,500円、2人計13,000円~)
 - レストラン併設
 - フィットネス、プールあり

 かわもとおとぎ館

■②香木の森公園 霧の湯
 [MAPCODE] 355 140 598*37
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に14km
 - 料金(1棟16,000円~[5人まで宿泊可])
 - 温泉あり/ミニキッチン付き
 - 【注】アメニティーの備え付け無し
 - 【注】テレビ無し

 

■③美川旅館
 [MAPCODE] 355 430 730*74
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から西に16km
 - 料金(1人4,546円、2人計8,000円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 女将手作りのお料理と情緒ある心地よい老舗旅館

   

■④温泉リゾート 風の国
 [MAPCODE] 355 302 424*50
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に27km
 - 料金(朝食付き1人10,455円、2人計17,274円~)
 - 温泉あり/2食付きプランもあり
 - 🐶ペット可のプランあり[追加料金+1,650~2,200円]

   

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■③美川旅館

中国地方最大の川「江の川」近くにあるアットホームな旅館。女将手作りの料理が自慢で地元の海の幸、山の幸を味わうことができる。 田舎の宿ながら全室WiFiも完備されている。

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)