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(島根県の道の駅 no.17)

道の駅 津和野温泉 なごみの里

駅基本情報
駅名 津和野温泉 なごみの里(つわのおんせん なごみのさと)
住所 島根県鹿足郡津和野町鷲原イ256
コード 513 091 585*01
駅名の由来 「津和野」は町名より。「なごみ」は「くつろいだ気分」の意味。本駅はリラクゼーションスポットとなることをモットーとしているため 「なごみの里」を駅名に加えている。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、温泉
特産品 源氏巻、ゆずみそドレッシング、津和野茶、栗羊羹、つぶ餡入り最中「城山日記」、 汐ふき椎茸、津和野茶、津和野饅頭、ふぐ煎茶、石州和紙、山口線SL関連商品(ストラップ/ハシ鉄/等)

山陰の小京都

 山陰自動車道の須子ICから国道9号線を南に33km、島根県南西部の津和野町に本駅「津和野温泉なごみの里」はある。 道中はインターを降りて数キロの間は幾つかの集落を見ることが出来るが、その後はほぼ山林の中のドライブ。 暫くするとナビに信号の無いちょっと怪しい交差点で「右に戻る方向です」と案内される。 「本当にこの道なの?」と疑心暗鬼になりながら下り勾配がきつい道(県道13号線)を右に左にカーブを繰り返しながら進んでいくと、 やがて今までの景色とは全く異なる、住宅がびっしりと立ち並ぶ都会の風景が現れる。
 本駅が位置する津和野町は「山陰の小京都」と呼ばれる町。 津和野藩の城下町として栄えた歴史と文化の漂う町である。 日本全国に40ヶ所ある「小京都」だが、「山陰の小京都」こと津和野町は最も美しいといわれている小京都の一つ。 私もこれには全く異論はない。 津和野町の街並みは道の駅から2kmほど離れているが、 本駅を訪れる際には、是非、津和野の美しい街並みも見学したい。 整然とした通路と古民家、鯉が泳ぐ道路端の水路、なまこ壁の建物、キリシタン拷問の悲しい歴史を持つカトリック教会。 どれも深く印象に残るだろう。

SLが見える温泉が人気

 本題に戻って道の駅の紹介を行いたい。 本駅「津和野温泉なごみの里」は物産館、農作物直売所、レストラン、温泉からなる施設構成。 施設規模、利用客共に県内の道の駅ではトップクラスの人気駅である。 各施設共に人気だが、特に人気になっているのは温泉施設「あさぎりの湯」。 まずは温泉施設の紹介から行いたい。
 本駅の温泉の泉質は放射能泉。大きな内湯と開放感のある露天風呂が特徴。 遠赤外線サウナ、ミストサウナ、ジャグジー、打たせ湯もある。 温泉は和風風呂と洋風風呂に分かれており、週替わりで男女入れ替えになるそうだ。 私は和風風呂を利用したが露天風呂の大きな蛇の目傘が特徴。 「ビオトープ」と呼ばれる水路もあり、小川のせせらぎ音も心地よい。 料金は大人610円、小中学生は360円と良心的。 脱衣所ロッカーがリニューアルされて居心地も格段に良くなった。
 泉質、浴槽の種類、利用料金ともに満足のいく本駅の温泉だが、 週末、祝日には更に素晴らしい瞬間に出会うことが出来る。 それは浴槽から山口線のSLが見えること。 1日2回、13時頃と15時45分頃に道の駅の近くをSLが通るので、 週末/祝日に本駅を訪れる方はSL通過の時間帯に合わせて温泉を利用してみるのは如何だろうか。 (SLの通過時間の最新情報は「SLやまぐち号」のホームページを参照してください)

「源氏巻」と「ゆず味噌とんかつ」

 続いて物産館の紹介だが、販売されている商品はかなり豊富。 ざっと数えた感じで300種類くらいの商品が販売されている。 目に付く商品は津和野銘菓の「源氏巻」。 その歴史は古く、元禄時代まで遡るという。 津和野三本松城主の家老が吉良上野介に取り入るために使った進物「小判包みの形の菓子」が源氏巻きの原型になったようだ。 津和野町内には源氏巻きを提供する菓子店が十数店あるらしいが、本駅の物産館では8店舗の源氏巻を販売。 価格は700円~1400円と幅広く、また、中に入っている餡もこし餡、つぶ餡、白餡、抹茶餡など、店舗によって異なる。 好みにあった源氏巻を購入することが出来る。
 その他の商品では津和野城の石垣と瓦をモチーフにした最中「城山日記」、辛子マヨネーズ味の「ふぐ煎餅」、 口当たりの良い小さな栗の粒が沢山入った「栗羊羹」、 乾燥椎茸を田舎風に味付けした「汐ふき椎茸」、津和野ならではの「津和野まめ茶」が販売されている。
 本駅の「食」の施設にはレストラン「あかね雲」がある。 ここでは定食、丼物、カレー、麺類を主に提供。 名物メニューは「ゆず味噌とんかつ定食(1500円)」。 柚子の搾り汁と津和野味噌をトンカツに添えたオリジナルメニューで、本レストランの人気No.1メニューになっている。 丼物では「海老とじ丼(1000円)」等、カレーでは「オムカレー(1000円)」等、 麺類では「ラーメン(800円)」「三色割子そば(800円)」等を味わうことが出来る。 これらのメニューは全て+250円で大盛りにすることも可能。大食漢の方にも安心である。 また、「お子様カレー(550円)」「わんぱくランチ(850円)」等、キッズ用メニューが充実している点も特徴である。



道の駅看板

道の駅看板

物産館とレストラン

物産館とレストラン

温泉施設

ガラス張りの建物が温泉施設

「津和野まめ茶」と「ふぐ煎餅」

物産館では「津和野まめ茶」と「ふぐ煎餅」も人気

桜並木

4月上旬は駅周辺は桜並木の景観を楽しむことが出来る

山陰の小京都

ちょっと足を延ばして「山陰の小京都」と呼ばれる津和野の街並みへ

鯉が泳ぐ水路

道路の両端を流れる水路には鯉が泳いでいる

カトリック教会

街並みの中心にあるカトリック教会。津和野はキリシタン拷問の悲しい歴史を持つ街でもある。

なまこ壁の建物

津和野の町にはなまこ壁の古い建物がいくつもある

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①オーベルジュ 四季の詩
 [MAPCODE] 513 091 456*30
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に1km
 - 料金(2食付き2人計24,000円~)
 - 津和野の街を一望、週末はSLが見える
 - 料理が自慢の泊まれるレストラン

   

■②若さぎの宿
 [MAPCODE] 513 152 058*50
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から北東に2km
 - 料金(4,000円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 2食付きでも7,200円~、コスパ抜群の宿

   

■③のれん宿 明月
 [MAPCODE] 513 183 008*85
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から北東に3km
 - 料金(朝食付き1人8,000円、2人計14,000円~)
 - 2食付きプランもあり
 - 創業百余年、純和風の老舗宿
 - 津和野駅より徒歩5分、山陰の小京都「津和野」観光の拠点

 

■④津和野温泉宿 ゆとりろ津和野(旧わた屋)
 [MAPCODE] 513 153 751*74
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北東に3km
 - 料金(1人7,370円、2人計11,000円~)
 - (津和野)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 津和野エリア唯一の温泉宿
 - 「ひのき湯」「展望風呂」等、多彩な湯船

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)