道の駅　秋鹿なぎさ公園

道の駅基本情報

駅名	秋鹿なぎさ公園(あいかなぎさこうえん)
住所	島根県松江市岡本町1048-1
コード	134 804 521*71
駅名の由来	「秋鹿」は昭和30年代まで存在した本駅付近の村名。「なぎさ公園」は駅横にある公園の名称。
施設	物産館、農作物直売所、レストラン、カヌー/ヨット/ボート体験施設
休館日	火曜日[夏休み期間中は営業]
営業時間	9:00～16:00[スタンプは9:00～21:00] (レストラン 9:00～17:00)
道の駅の特産品	宍道湖のしじみ、しじみのスープ、しじみの味噌汁、しじみ釜飯の素、食べるしじみ、しじみブラックカレー、 島根良縁カレー、宍道湖しじみパイ、良縁しじみ海苔、もなか海藻スープ、奥出雲たまふわカステラ、 ブルーベリージャム、いちごジャム、出雲割子そば、とろろ入り田舎そば

マリンスポーツが出来る道の駅

　山陰自動車道の松江西ICから国道9号線/国道431号線を通って北西に14km、 島根県北東部の松江市秋鹿地区に「道の駅　秋鹿なぎさ公園」はある。 本駅は日本第7位の面積を誇る宍道湖の北の畔にある道の駅。 高速を降りてから本駅までの道中は車窓の左側にずっと宍道湖を見ながらのドライブで、 宍道湖の大きさを実感できるだろう。
　さて、本駅の最大の特徴は「マリンスポーツが出来る」という点。 本駅にはカヌーが22艇、ヨットが17艇、ポートが4艇用意されていて、 ヨットを除けば事前予約なしで、行ってその場で体験することが出来る(ヨットは1週間前までに連絡が必要)。 利用料金は30分で大人は200円、小人(中学生以下)は100円と極めて格安。 インストラクターによる指導も無料である。 利用可能期間は4月から10月まで。 春から初秋に本駅を訪れた際は体験してみるのは如何だろうか。 おそらくこんなに安い料金で体験できるのは本駅だけだと思うので。

宍道湖のしじみが特産品

　本駅のもう一つの特徴は宍道湖で獲れた「しじみ」。 宍道湖はしじみ漁獲量が日本一の湖であり、本駅でもしじみ関連の商品が多数販売されている。 何も加工していない「宍道湖のしじみ」は本駅1階の農作物直売所の一角で販売。 2階にある物産館では「しじみブラックカレー」「宍道湖しじみパイ」「しじみのスープ」「しじみの味噌汁」 「しじみ釜飯の素」「食べるしじみ」等、しじみを使った加工品が多数販売されている。
　私はレトルトの「しじみブラックカレー(700円)」を購入。 自宅で食べてみたが、なかなかの味。しじみの水煮としじみ入り蒲鉾が入っている。 ブラックカレーの黒さの素はイカスミによるもの。 魚介の旨みがたっぷり入った味わい深いシーフードカレーに仕上がっている。 2019年のモンドセレクションで金賞を受賞した「宍道湖しじみパイ」も人気商品。 販売から僅か3年で40万枚を販売しており、島根土産の定番になっている。
　しじみ以外では「もなか海藻スープ」が人気の商品。 もなかの中に海藻が入っており、お湯を掛けるともなかが溶けて海藻が現れる。 もなか自体も麩のようになり、海藻+麩のスープとして美味しく頂くことが出来る。 その他にも「出雲割子そば」「とろろ入り田舎そば」「奥出雲たまふわカステラ」等が人気になっている。

レストランではランチメニューが人気

　本駅の「食」の施設は2階にある展望喫茶レストラン「フォーシーズン」が中心。 宍道湖の湖面ギリギリに建っており、ガラス越しに宍道湖を一望することが出来る。 人気のメニューは「ハンバーグランチ(1300円)」「とんかつランチ(1300円)」「海老フライランチ(1300円)」 「ハンバーグ&とんかつランチ(1580円)」等のランチメニュー。 メニューを見て「あまり宍道湖らしさを感じない」と思う方がいるかも知れないが大丈夫。 ランチメニューには「宍道湖産のシジミ汁」と島根県産の「仁多米ライス」が付いており、 宍道湖ならではの味を満喫することが出来る。
　カレーもレストランの人気メニュー。 島根和牛を使った「山陰良縁カレー」、牛肉の中でも特に旨味が多いと言われているスネ肉を使った「しまね良縁カレー」、 宍道湖産のしじみと日本海の幸を組み合わせた「しじみ&シーフードカレー」はいずれも850円。 プラス250円で海老フライ、又はとんかつを加えることも出来る。
　喫茶メニューも充実しており、「トースト」は250円、「小豆トースト」は350円、「ベーコンエッグサンド」は650円。 自家焙煎コーヒー(茶豆珈琲)も自慢で、ブレンドコーヒーは420円で味わうことが出来る。