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(島根県の道の駅 no.15)

道の駅 シルクウェイにちはら

駅基本情報
駅名 シルクウェイにちはら
住所 島根県鹿足郡津和野町池村1997-4
コード 513 487 031*02
駅名の由来 「にちはら」は市町村合併前の旧町名の日原町より。道の駅運営会社の前身が蚕糸製造会社であったこと、 及び日原町の過去の主要産業が蚕糸産業であったため「シルクウェイ」を駅名に冠した。
施設 物産館、農作物直売所、フードコート、コンビニエンスストア、まゆっこソフトの売店
休館日 無休
営業時間 8:00~19:00[スタンプは24時間]
(フードコート 11:00~18:45)
(コンビニ 8:00~19:00)
特産品 日原地区の特産品(高津川天然鮎/なす辛子漬け/わさび味噌漬け/わさびとんのす漬け/わさび粕漬)、 津和野の特産品(津和野醤油/醤油豆/醤油パイ/源氏巻/豆茶ようかん)、 益田の特産品(鶏卵饅頭/徳田饅頭/真っ赤な益田SUNトマトカレー)、 シルクソックス、シルクタオル、出雲そば、わさびそば

清流日本一の高津川沿いにある道の駅

 山陰自動車道の須古ICから国道9号線を南に14km、島根県西部の旧日原町(現津和野町)に本駅「シルクウェイにちはら」はある。 本駅までの道中は約7割がJR山口線と高津川を車窓に見ながらのドライブ。 JR山口線はSL山口号が有名で、運が良ければSLと並走しながらのドライブを楽しむことが出来るかもしれない。 一方の高津川は清流日本一と呼ばれる水質の良い美しい川。 運転中に水質の良さを確認することは難しいが、本駅の裏手にも高津川が流れているので、 本駅に到着した後でも美しくて濁りの無い水を確認することが出来る。
 さて、本駅に到着してまず感じるのは「意外と規模が大きい」ということ。 旧日原町はお世辞にも都会とは言えず、特に本駅周辺は緑と川に囲まれた自然豊かな環境。 周辺の環境を考えると少し不相応と思えてしまうくらいの大規模な道の駅だが、 一体どこから人が集まってくるのだろうか、約200台の駐車スペースは約8割が埋まり、館内も多くの客で賑わっている。 駐車場に留まっている車のナンバープレートを見ると約7割が地元客、約3割が観光客。 本駅が地元客にも観光客にも利用価値が高いことの証明と言えるだろう。

日原町/津和野町/益田市の特産品を販売

 本駅は物産館、農作物直売所、フードコート、コンビニエンスストアから成る道の駅。 コンビニは都会で見るコンビニよりも一回り小さくした感じだが、物産館と農作物直売所は大きくて商品の種類も豊富、 フードコートも3つの店舗が入りメニューの数も合計60近くある。
 まずは物産館の紹介だが、旧日原町の特産品、合併前の旧津和野町の特産品、および益田市の特産品を販売。 地元の旧日原町の目玉商品は清流・高津川で獲れた天然の鮎。4尾で2,900円と通販で買うよりも断然お得な値段で販売されている。 漬物各種(なす辛子漬け/わさび味噌漬け/わさびとんのす漬け/わさび粕漬)も日原特産として販売。 私は「なす辛子漬け」を購入して食べてみたが辛さと同時に甘さも感じる繊細な味。 実は和辛子と共に水飴、焼酎、食塩を加えて漬けた漬物で、辛さの中に感じる微妙な甘味の正体は水飴と焼酎から発せられるのだろう。 なかなか美味しいく、個人的には推奨したい商品である。
 旧津和野町の特産品では老舗の醤油店「大仲屋本店」の商品が目に付く存在。 看板商品の「津和野醤油」を始めとして、醤油を使った「醤油豆」「醤油パイ」等の菓子類も販売されている。 津和野銘菓の「源氏巻」も人気の商品。こちらは第23回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞した銘菓である。 益田市の商品では名物の「鶏卵饅頭」「徳田饅頭」、商品名を聞くだけで美味しそうな「真っ赤な益田SUNトマトカレー」が販売されている。
 また、日原町は本駅の駅名にも入っているように、かつては養蚕(シルク)で栄えた町。 物産館内には「シルクコーナー」もあり「シルクソックス(880円~1100円)」「シルクタオル(1320円)」等が販売されている。

地元客にも人気の格安フードコート

 本駅のフードコートには「ラーメン店」「そば・うどんの店」「定食屋」の3つの店舗が入る。 特徴は60近くある全てのメニューが千円以下であること。 観光客向けというよりは、どちらかと言えば地元客にも喜ばれる大衆食堂のような店。 「坦々麺(900円)」「ねぎラーメン(800円)」「坦々うどん(800円)」「特大エビ天うどん/そば(850円)」 「肉ごぼううどん/そば(650円)」「チキン南蛮定食(800円)」「塩サバ定食(800円)」の7つが店のお勧めメニューになっている。
 大衆食堂寄りの本駅のフードコートのメニューだが、観光客にも喜ばれる本駅ならではのメニューもある。 それは「ヤマメ唐揚げ定食(900円)」「鮎唐揚げ定食(900円)」「鮎ぞうすい(1000円)」の3つ。 高津川の幸を千円以下で味わうことが出来るのは嬉しい。 また、小食の方には分量少なめの「ミニ定食(900円→650円)」が販売されている点も嬉しいところである。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。右側からフードコート、物産館、農作物直売所、コンビニが入る。

なす辛子漬け

日原特産の「なす辛子漬け(230円)」

醤油豆

津和野特産品の大仲屋本店の「醤油豆(345円)」。醤油で味付けされた「おかき」の中に落花生の粒が入っている。 少し辛い醤油の味と無機質な落花生の味の組み合わせが絶妙でとても美味しい。

繭玉

物産館内のシルクコーナーには日原町のかつての主力産業の繭玉が展示されている。 触って感触を体験することも可能。

コンビニエンスストア

少し小さめのコンビニエンスストア。閉店時間は19時と早い。

まゆっこソフトの売店

まゆっこソフトの売店。休業日が多いので注意。

清流日本一の高津川

駅裏を流れる清流日本一の高津川

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①ペンション北斗星
 [MAPCODE] 513 401 458*21
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南東に7km
 - 料金(1人5,910円、2人計10,910円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 静かな森の中にあるペンション
 - 日原天文台まで徒歩30秒[天文台は火・水休み]

   

■②のれん宿 明月
 [MAPCODE] 513 183 008*85
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から南西に16km
 - 料金(朝食付き1人8,000円、2人計14,000円~)
 - 2食付きプランもあり
 - 創業百余年、純和風の老舗宿
 - 津和野駅より徒歩5分、山陰の小京都「津和野」観光の拠点

 

■③津和野温泉宿 ゆとりろ津和野(旧わた屋)
 [MAPCODE] 513 153 751*74
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に16km
 - 料金(1人7,370円、2人計11,000円~)
 - (津和野)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 津和野エリア唯一の温泉宿
 - 「ひのき湯」「展望風呂」等、多彩な湯船

   

■④MASCOS HOTEL 益田温泉
 [MAPCODE] 277 310 859*17
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に18km
 - 料金(1人6,546円、2人計10,800円+P料金[200円]~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)