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(島根県の道の駅 no.10)

道の駅 広瀬・富田城


島根県北東部の安来市にある「道の駅 広瀬・富田城」は難攻不落と呼ばれた月山富田城の登頂の拠点となる道の駅。 道のりは険しいですが、頂上には素晴らしい絶景が待っています。道の駅施設としては麺処、歴史資料館、広瀬絣センターが存在します。 以下、現地調査に基づいた利用者目線のレポートをお届けします。



「道の駅 広瀬・富田城」施設情報

駅名 広瀬・富田城(ひろせ・とだじょう)
住所 島根県安来市広瀬町町帳775-1
コード 109 096 749*47
駅名の由来 「広瀬」は市町村合併前の旧町名の広瀬町より。「富田城」は駅の近くにある城の名前。
施設 広瀬絣センター、麺処、安来市歴史資料館
休館日 年末年始、水曜日
(歴史資料館 火曜日[祝日と重なる場合は翌日])
営業時間 10:00~17:00
※施設毎 → 施設毎の営業時間
道の駅の特産品 広瀬絣(かすり)、広瀬和紙
道の駅グルメ 割子そば、天ぷらそば/うどん、肉そば/うどん
公式ページ 道の駅 広瀬・富田城 (しまね観光ナビ)

月山富田城の観光拠点

 山陰自動車道の安来ICから県道334号線→県道45号線→一般道を通って南西に10km、 鳥取県北東部の旧広瀬町(現安来市広瀬町)に「道の駅 広瀬・富田城」はある。
 インターからの道中は飯梨川に沿って遡上するような感じのドライブ。 最初は平地部分が広がっているが、上流に向かうに連れてどんどんと平地部分が狭くなっていく。 やがて、川沿いの平地部分がほぼ無くなり、山肌が車窓のすぐ近くに迫ってくる頃、白と鉛色の特徴的な本駅の2つの建物が見えてくる

 アクセス上の注意点を一点挙げると、本駅に至る道中で、 お馴染みの道の駅マーク入りの大きな看板が存在しないこと。 普通のサイズの看板は出ているので、油断せず、見逃さないようにする必要がある。 ついでに言うならば、本駅自体も駐車場や建物に「ここが道の駅だ」と示す表示がない。 白い壁に大きく「安来市歴史資料館」と書かれた建物が見えてきたら、その建物一帯が道の駅施設である。

「道の駅 広瀬・富田城」の道の駅看板の写真
道の駅の手前200mの交差点にある、やや小さな道の駅看板
「道の駅 広瀬・富田城」にある安来市歴史資料館の写真
白壁が印象的な安来市歴史資料館。この建物一帯が道の駅施設である。
 本駅に到着して、おそらく誰もが思うのは「あれ、物産館はどこ?」。 実は本駅には物産館は存在しない。あるのは「広瀬絣(かすり)センター」と書かれた建物と、隣接施設の歴史資料館のみ。 藍染め体験が可能な広瀬絣センター内に僅かながら特産品の販売(広瀬絣/広瀬和紙/等)が行われているが、 いわゆる一般的な道の駅をイメージして「特産品を買いたい」という方にとっては少々残念な道の駅と言えるかも知れない。
 本駅の利用客の多くは月山富田城に向かう登山客。 本駅は月山富田城へ向かう方のための無料駐車場という意味合いが強い。 道の駅らしさを見せている点を挙げるなら麺処「尼子」が設置されている点。 この麺処では島根名物「割子そば(人気No.1/700円)」を始めとして、「天ぷらそば(1100円)」「天ぷらうどん(1000円)」 「鶏天そば(900円)」「鶏天うどん(800円)」等を味わうことが出来る。

「道の駅 広瀬・富田城」の中心施設である広瀬絣センターの写真
本駅の中心施設となる広瀬絣センター。この中に藍染め体験施設と麺処「尼子」がある。

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難攻不落の月山富田城へ

 本駅は月山富田城の登山の拠点となる道の駅。 月山富田城は歴史雑誌「歴史人」が監修する全国の158の山城で日本一に選ばれたた名城。 本駅に来たならば、是非とも月山富田城を訪れたい。

月山富田城が全国158の山城で最高位に輝いたことを示す幟
月山富田城は歴史雑誌「歴史人」が監修する全国の158の山城で全国一になった名城である
 ただ、「月山富田城を訪れたい」と記したものの、実はそんなに簡単なものではない。 「月山富田城」は断崖絶壁に囲まれた日本屈指の難攻不落と呼ばれた城。 道の駅から月山富田城の山頂までは往復で約3時間。 途中にどこまでも続く長い階段があり、登頂にはそれなりの覚悟が必要だ。 同じ山城として有名な天空の城・竹田城(兵庫県朝来市)と比較すると、私の感覚では2倍くらい体力を消耗すると感じる。
 月山富田城に向かう前に、まず道の駅構内にある安来市歴史博物館に立ち寄りたい。 ここは基本的には入場有料(210円)の施設だが、入り口付近にある月山富田城のジオラマを見るだけなら無料。 これから登る山の全体像をつかみたい。
安来市歴史民俗資料館内にある月山富田城跡のジオラマの写真
歴史資料館にある月山富田城跡のジオラマ。ジオラマは無料エリアにある。
 ジオラマを見た後はいよいよ月山富田城へ。 登山は道の駅のすぐ横からスタート。最初に入る道さえ間違わなければ、その後は一本道。道に迷うことはおそらく無いだろう。 その最初に入る道にも大きな看板があるので心配無用である。 その後は「千畳平」「太鼓壇」といった緩やかな上り坂を進み、 ほどなく最初のポイントの「山中御殿」に辿り着く。
 問題はそのあと。「七曲り」と呼ばれる九十九折の急な階段をひたすら登る。 30分くらい登り続けると「三の丸」「二の丸」、そしてようやく「本丸」に到着する。

「道の駅 広瀬・富田城」から月山富田城跡登城口へ向かう案内板の写真
いよいよ月山富田城跡の登頂スタート。最初の入り口を間違えないように注意。
月山富田城の千畳平にある石碑の写真
千畳平にある富田城跡の石碑
月山富田城の山中御殿跡の写真
緩やかな上り坂の先にある山中御殿跡。ここまでは比較的楽。
月山富田城の登山道にある「七曲り」の写真
山中御殿跡の先にある「七曲り」。ここからが大変。
月山富田城の本丸の写真
「七曲り」を30分位、ひたすら登ると「本丸」に到着する。

「絶景」という素晴らしいご褒美

 若くて日ごろ体を動かしている方には大したことはないかも知れないが、私にとっては今回の登頂はかなりの重労働。 ただ、登頂して下界を見渡すと「絶景」という素晴らしいご褒美が待っていた。 豊かな木々の緑のその先に中海が見える。 この景色を見ると、おそらく誰でも「登って良かった」と思うのではないだろうか。

月山富田城の本丸から見る景色の写真
本丸まで到着した方には「絶景」というご褒美。遥か先に中海が見える。

・施設別営業時間

・道の駅「広瀬・富田城」近隣の入浴施設

【その他の道の駅はこちらから】

 島根県の道の駅
 全国の道の駅



「道の駅 広瀬・富田城」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。道の駅から近い順に番号を付けています。)

■①YASUYA
 [MAPCODE] 109 096 609*60
 (口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に1km
 - 料金(2人計62,200円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 築155年の古民家の宿

   

■②さぎの湯温泉 夢ランドしらさぎ
 [MAPCODE] 109 128 627*16
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に2km
 - 料金(朝食付き1人7,500円、2人計15,000円+[入湯税150円/人]~)
 - (鷺の湯)温泉あり/2食付きプランもあり
 - ミストサウナ、スライダー付きプールを備えたスパを併設

   

■③さぎの湯温泉 さぎの湯荘
 [MAPCODE] 109 158 201*88
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から北東に2km
 - 料金(朝食付き1人33,275円、2人計46,200円+[入湯税150円/人]~)
 - (鷺の湯)温泉あり/ハイクラス/2食付きプランもあり
 - 日本美の粋を極める話題の足立美術館まで徒歩30秒

   

■④さぎの湯温泉 竹葉
 [MAPCODE] 109 158 231*41
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に2km
 - 料金(1人15,000円、2人計24,000円+[入湯税150円/人]~)
 - (鷺の湯)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 日本美の粋を極める話題の足立美術館まで徒歩30秒

   

🐶ペット旅

■⑤さぎの湯温泉 安来苑
 [MAPCODE] 109 158 233*04
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に2km
 - 料金(ペット有り)(2食付き2人計28,300円+[追加料金2,200円/頭]+[入湯税150円/人]~)
 - 料金(ペット無し)(1人7,050円、2人計14,100円+[入湯税150円/人]~)
 - (鷺の湯)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 日本美の粋を極める話題の足立美術館まで徒歩1分
 - 安来名物のどじょう鍋が人気

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)