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(鳥取県の道の駅 no.17)

道の駅 西いなば気楽里


「道の駅 西いなば気楽里」は鳥取県鳥取市にある道の駅。 本駅が位置している合併前の旧鹿野町/旧気高町の特産品を数多く販売しています。また旧鹿野町の鹿野温泉、旧気高町の浜村温泉の観光拠点にもなっています。 以下、現地調査に基づいた利用者目線のレポートをお届けします。



「道の駅 西いなば気楽里」施設情報

駅名 西いなば気楽里(にしいなばきらり)
住所 鳥取県鳥取市鹿野町岡木280-3
コード 345 591 293*33
駅名の由来 「西いなば」は鳥取市の西地域の総称。「気楽里」は明るい道の駅のイメージや利用者に楽しんでもらいたいとの想いから。 なお駅名は公募により決定した。
施設 物産館、農作物直売所、海産物販売所、レストラン、軽食コーナー、コンビニ、足湯
休館日 無休
(軽食コーナー 月・木曜日)
(足湯 金曜日)
営業時間 9:00~18:00
※施設毎 → 施設毎の営業時間
道の駅の特産品 貝がら最中、鹿野そば、鹿之助まんじゅう、豆腐ちくわ、のどぐろ入りちくわ、長芋かまぼこ、鯖のへしこ、 銘菓「大風呂敷」「因幡の白うさぎ」、もさえび煎餅、焼きカニ煎餅、のどぐろ飯の素、カニ飯の素、 温泉きくらげ、ロコンかぼちゃ、三朝納豆「神のつぶ」、鮮魚各種(アジ/赤カレイ/山カレイ/サワラ/イサキ/等)
道の駅グルメ 【レストランで提供】きらりランチ、刺身定食、焼き魚定食、エビフライ定食、カキフライ定食、うさぴょん丼、イカの三味丼
【軽食コーナーで提供】鳥取地鶏ピヨ使用キーマカレー、棒茶ソフトクリーム、生姜ソフトクリーム
公式ページ 道の駅 西いなば気楽里 公式ページ
道の駅 西いなば気楽里 インスタグラム

鳥取市内に3つ目の道の駅

 山陰自動車道(無料区間)の浜村鹿野温泉ICから県道32号線を南に100m、 鳥取県北東部の旧鹿野町(現鳥取市鹿野町)に「道の駅 西いなば気楽里」はある。
 高速道路を使うと車窓の景色を確認する間も無く、あっという間に本駅に到着してしまうが、 道の駅周辺は浜村川流域の細長い平地部分のど真ん中に立地。 平地部分は左右どちらも田んぼ、その数百メートル先には山林が立ち並ぶという、日本独特の原風景を見ることが出来る。 この景色は道の駅に到着した後でも、ゆっくりと鑑賞できるだろう。

「道の駅 西いなば気楽里」の道の駅看板の写真
道の駅看板。すぐ近くに高速道路のインターチェンジがある。
「道の駅 西いなば気楽里」のオリジナル看板の写真
本駅のオリジナルの看板もある
 本駅は2019年6月オープンの比較的新しい道の駅。 鳥取市内では「神話の里白うさぎ」 「清流茶屋かわはら」に次いで3つ目の道の駅になる。 特に「神話の里白うさぎ」は本駅から直線距離で6kmしか離れていない。
 一般的に近隣の道の駅、特に同一市内だと販売されている商品がほぼ「丸被り」になることが多い。 しかし、さすが大都市の鳥取市。市内で生産される特産品の数が多いのだろう。 たとえ距離は近くても販売されている商品はしっかりと棲み分けが出来ている
 具体的には「神話の里白うさぎ」では白兎神話をモチーフにした商品、鳥取砂丘をイメージした商品、すなば珈琲の商品が中心。 一方、本駅は本駅が位置する旧鹿野町や旧気高町の伝統菓子、 近隣の漁港で水揚げされた水産物、及びその加工品が中心
 もちろん鳥取県を代表する銘菓「大風呂敷」「二十世紀梨パイ」など、2つの道の駅で被る商品も幾つかあるが、 基本的には両駅とも販売している商品の独自性を堅持している。 道の駅巡りをされている方の中にはこの2つの道の駅に関して「片方に行ったから、もう片方は別にいいや」と言う方もいるかも知れないが、 そんなことは言わずに、是非、両方の道の駅を訪れて頂きたい。きっと、新しい発見があるはずである。

「道の駅 西いなば気楽里」の駅施設遠景の写真
駅施設。左側にコンビニエンスストア(ファミリーマート)、中央付近に物産館、右側にレストランがある。
 なお、本サイトでは本駅に関する過去の配信記事において、 旧鹿野町の伝統野菜の「茲矩(これのり)しょうが」を使った「西いなば生姜ラーメン」を絶賛する記事を配信していたが、 「茲矩しょうが」の希少性が高まったことによる供給不足により「西いなば生姜ラーメン」の提供を休止中。 個人的な希望にはなるが、このドロドロとして体がポカポカに温まる唯一無二の「西いなば生姜ラーメン」をもう一度食べてみたい。 復活を切望する気持ちでいっぱいである。

「道の駅 西いなば気楽里」の名物メニューだった「西いなば生姜ラーメン」の写真
かつての名物だった「西いなば生姜ラーメン」。ドロドロのラーメンスープが特徴的。瑞々しい生姜の辛みと合っていて、とても美味しかった。

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2つの温泉銘菓と海産物の加工品

 本駅は物産館レストラン軽食コーナーコンビニエンスストア(ファミリーマート)から成る道の駅。 物産館の中に農作物直売コーナーと海産物直売コーナーもあり、多彩な施設の道の駅になっている。
 商業施設以外に近隣の浜村温泉の湯を用いた足湯も設置。 屋内の観光案内コーナーは24時間利用可能。椅子や座敷も設置されており夜間の休憩にも利用可能。 観光案内コーナーの奥にある24時間利用可能なトイレはいつもピカピカの状態で、 昼夜を問わず居心地の良い道の駅になっている。

「道の駅 西いなば気楽里」にある足湯の写真
名湯「浜村温泉」の湯を使った足湯。利用料は無料。利用時間は11時~17時。金曜日はメンテナンスのため休止となっている。
「道の駅 西いなば気楽里」にある24時間利用可能な観光案内コーナーの写真
24時間利用可能な観光案内コーナー。椅子と座敷もある。奥の方に24時間トイレもある。
 まず物産館だが、本駅が位置する旧鹿野町、旧気高町(本駅から北に300m進むと旧気高町の町域)の商品を販売。 旧鹿野町には鹿野温泉、旧気高町には浜村温泉という温泉街があるが、両温泉街の伝統の銘菓が販売されている。 鹿野温泉の伝統銘菓では「鹿之助まんじゅう(880円)」を販売。 鹿野城主亀井茲矩の義理の父である戦国武将、山中鹿之助幸盛に因んだ饅頭で、 ミルク饅頭の上にクルミを乗せて白あんで仕上げた上品な味に仕上がっている。
 対する浜村温泉の伝統銘菓は「貝がら最中(1080円)」。 こちらは貝殻の形をした最中の中に甘さ控えめのつぶ餡を入れた菓子。 見た目に美しくお土産にすれば喜ばれそうだ。 その他、旧鹿野町、旧気高町の商品では「鹿野そば」、浜村温泉の温泉水で育てられた「温泉きくらげ」等が販売されている。
「道の駅 西いなば気楽里」の物産館の写真
まあまあ規模の大きな物産館。旧鹿野町、旧気高町の商品などが販売されている。
 物産館の一角には海産物直売コーナーがある。 ここでは日本海の港(主に境港漁港)で水揚げされた鮮魚を販売。 特筆すべきはその魚の値段。アジは10匹入りで230円、赤カレイは5枚入りで390円、30cmのサワラは260円、 イサキは4匹で390円、20cmはある大きな山カレイは2枚で330円。

 鳥取県の道の駅を巡っていると安い魚の販売は見慣れた光景ではあるが、 本駅で販売されている魚は鳥取県の道の駅の中でも格段に安い。 遠方から訪れる観光客はこの場所で鮮魚を購入するのは鮮度保持の面で難しいかも知れないが、 地元の方、或いは調理用具を持参して道の駅巡りをされている方は購入してみるのは如何だろうか。

 海産物直売コーナーの横では海産物の加工品を販売。 「豆腐ちくわ」「のどぐろ入り竹輪」「長芋かまぼこ」「鯖のへしこ」等が販売されている。
 私はノドグロという高級感に惹かれて「のどぐろ入り竹輪」を購入したが、 あとで考えてみたら道の駅ライター的には「豆腐ちくわ(290円)」を購入すべきだったかも知れない。 なぜなら「豆腐ちくわ」は鳥取県ならではの郷土料理(訪問時は知らなかった)。 一般的な竹輪よりも淡白な味だが、生姜醤油やわさび醤油で食べるととても美味しいらしい。 もちろん「のどぐろ入り竹輪」も美味。醤油を持参していない場合は「のどぐろ入り竹輪」の方が美味しく頂けるのかも知れない。

「道の駅 西いなば気楽里」で販売されている「のどぐろ入り竹輪」の写真
写真の「のどぐろ入り竹輪(650円)」も中々の美味

日本海の幸を活かした料理を提供

 本駅の「食」の施設は「レストラン鷲峰山」が中心。 定食、丼物、カレー、麺類を提供している。 上述の通り、以前は「茲矩しょうが」を使った地域性抜群、本駅ならではの「西いなば生姜ラーメン」というメニューが存在したが、 残念ながら現在は販売休止。 「本駅ならでは」というメニューは無くなってしまったが、日本海の幸を活かした鳥取ならではの料理を味わうことが出来る。

 人気のメニューは平日のみ1日15食限定の「きらりランチ(1500円)」。 地元で採れた魚、野菜、畜産物を用いて刺身、煮もの、茶碗蒸し、サラダにして提供する手の込んだ料理。 旧鹿野町/旧気高町の全てが詰め込まれた料理になっている。
 「うさぴょん丼(1300円)」もなかなかユニークなメニュー。 名前の由来は鳥取市白兎海岸に伝わる神話「因幡の白兎」。 イカの沖漬けやサーモンが乗った丼で、ウサギが跳ねるように次々と味の変化を楽しむことが出来る。
 正統派メニューならば「刺身定食(1500円)」「焼き魚定食(1200円)」だろうか。 「イカの三味丼(1300円)」「まぐろてんこ盛り丼(1500円)」等の海鮮丼系メニューも充実している。 「焼肉定食」「鶏の唐揚げ定食」等、魚以外のメニューも提供されている。

「道の駅 西いなば気楽里」にある「レストラン鷲峰山」の写真
レストラン鷲峰山では海鮮を中心とした料理を提供
 物産館の入り口付近には軽食コーナーもある。 軽食コーナーで人気になっているのは「鹿野地鶏ピヨキーマカレー(780円)」。 「地鶏ピヨ」とは鳥取県中小家畜試験場で長年にわたり研究して作出されたシャモをベースとした鳥取オリジナルの地鶏。 歯応えが良くコクがあり野性味あふれる味が特徴になっている。 その鳥取ピヨの味の特徴を生かしたのが「鹿野地鶏ピヨキーマカレー」。平日限定で提供されている。
 スイーツ類では「二十世紀梨ソフト(500円)」がいかにも鳥取県らしい商品。 また「生姜ラーメン」と同様に姿を消していた「生姜ソフト(450円)」は最近になって復活。 現時点では本駅で唯一、伝統の「茲矩しょうが」を味わうことが可能な商品になっている。

「道の駅 西いなば気楽里」の軽食コーナーの写真
軽食コーナーでは「鹿野地鶏ピヨキーマカレー」「生姜ソフト」等を提供

・施設別営業時間

・道の駅「神話の里白うさぎ」近隣の入浴施設

【その他の道の駅はこちらから】

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「道の駅 西いなば気楽里」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。道の駅から近い順に番号を付けています。)

■①浜村温泉 魚と屋
 [MAPCODE] 345 621 734*18
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に2km
 - 料金(1人7,850円、2人計15,100円+[入湯税150円/人]~)
 - (浜村)温泉あり/食事付きプランもあり

   

■②貝殻節の里 旅風庵
 [MAPCODE] 345 621 855*54
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に2km
 - 料金(朝食付き1人8,000円、2人計17,600円+[入湯税150円/人]~)
 - (浜村)温泉あり/2食付きプランもあり
 - 冬は松葉ガニプランが人気

   

■③鹿野町国民宿舎 山紫苑
 [MAPCODE] 345 501 217*05
 (口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南に3km
 - 料金(1人7,350円、2人計13,600円+[入湯税150円/人]~)
 - (鹿野)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 庭園付き露天風呂と展望風呂が自慢

   

■④星空の宿 お宿 夢彦
 [MAPCODE] 345 441 637*53
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に5km
 - 料金(朝食付き1人27,500円、2人計41,800円+[入湯税150円/人]~)
 - (鹿野)温泉あり/2食付きプランもあり
 - 全10室に専用露天風呂付き

   

■⑤湯守りの宿 田中屋
 [MAPCODE] 125 510 593*78
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から東に9km
 - 料金(2食付き1人13,000円、2人計26,000円~)
 - (吉岡)温泉あり

 

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)