(鳥取県の道の駅 no.08)
道の駅 神話の里白うさぎ
駅名 | 神話の里白うさぎ(しんわのさとしろうさぎ) |
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住所 | 鳥取県鳥取市白兎613 |
コード | 345 689 601*04 |
駅名の由来 | 駅向かいの白兎海岸は神話「因幡の白うさぎ」の舞台であることより |
施設 | 物産館、レストラン、フードコート、喫茶店、コンビニ |
休館日 | 無休 (レストラン 木曜日) |
営業時間 | 8:00~19:00[12/3~2月は8:30~18:00][スタンプは24時間] (レストラン 11:00~16:00) (喫茶店 10:00~17:00) (コンビニ 8:00~19:00) |
道の駅の特産品 | スナック菓子「もさえびの里」、もさえび味噌汁、もさえびふりかけ、もさえび塩ラーメン、銘菓「因幡の白うさぎ」、 白うさぎの里ホワイトチョコクランチ、白うさぎの里ごま餅、焼きかにせんべい、鳥取二十世紀梨ゼリー、銘菓「大風呂敷」、 餡入り饅頭「鳥取大砂丘」、豆腐ちくわ、かに蒲鉾、長芋蒲鉾、地酒「八上姫」「ほうき」 |
神話「因幡の白兎」の舞台
鳥取自動車道の鳥取ICから国道29号線/国道9号線を使って北西に14km、
或いは山陰自動車道の青谷ICから国道9号線を東に11km、鳥取県北東部の鳥取市に「道の駅 神話の里白うさぎ」はある。
沿道の国道9号線は鳥取県、島根県の日本海側の都市を結ぶ主要道。
インターを降りてから暫くの間は海が見えそうで見えないが、本駅の近くになって車窓に波しぶきをあげる日本海が現れ、
やがて真っ白な建物の本駅が見えてくる。
本駅の向かいにある白兎海岸は神話「因幡の白兎」の舞台になった場所。
向こう岸に渡りたい白兎がサメを騙して岸まで一列に並ばせ、その上をピョンピョンと渡っていると、
あと少しのところでサメが騙されたのに気付き、全身の毛をむしり取られるという話だが、
本駅からは白兎が渡ろうとした淤岐ノ島が見える。
物語はその後、通りかかった大国主命が白兎を介抱し、感謝した白兎が恋のキューピット役になり、
大国主命と八上姫の縁を取り持ちハッピーエンドを迎える。
白兎を祀った白兎神社は本駅のすぐそばにあり、縁結びのパワースポットになっている。
本駅を訪れた際には白兎海岸を眺め、白兎神社にお参りし、日本神話の世界に浸ってみるのは如何だろうか。
「もさえび」「白うさぎ」関連の商品が多数
本駅は物産館、レストラン、フードコートから成る施設構成。
まずは道の駅の物産館から紹介したい。
本駅の物産館の特徴はとにかく品数が多いこと。鳥取砂丘観光の立ち寄り所になっている本駅は観光客の利用が多いため、
県内全般の人気の特産品を広く扱っている。
特に目立つのは「白うさぎ」関連の商品。
銘菓「ひよ子」によく似た餡入り焼き饅頭の「因幡の白うさぎ」を始めとして、
「白うさぎのクリーム大福」「白うさぎの里ごま餅」「白うさぎの里ホワイトチョコクランチ」等が販売されている。
ただ「白うさぎ」の本場は間違いなく本駅だが、これらの商品は県内の道の駅ならほぼどこでも販売されているのも事実。
本駅ならではの商品を購入されるなら鳥取限定グルメの「もさえび」を使った商品を個人的にはお勧めしたい。
えびせん風スナックの「もさえびの里」は本家と同様に「やめられない、止まらない」。
「もさえび」が持つプリプリ感と甘味を残した「もさえび味噌汁」「もさえび塩ラーメン」も販売されている。
創業は慶応元年、鳥取県を代表する老舗「ちむら」の店舗も本駅に出店。
「ちむら」の人気商品の「とうふちくわ」を始めとして「鯛ちくわ」「かに蒲鉾」「長芋蒲鉾」等が販売されている。
その他にも鳥取県を代表する銘菓「焼かにせんべい」「二十世紀梨ゼリー」「鳥取大砂丘」「大風呂敷」等を販売。
酒コーナーでは「八上姫」「ほうき」「瑞泉」等の鳥取県の銘酒が販売されている。
日本海の幸を味わうレストラン
続いて本駅の「食」の施設だが、中心になるのは駅施設の2階にある道の駅レストラン「ぎんりん亭」。
日本海の新鮮な海の幸と山陰地方ならではの味覚が魅力のレストランである。
人気メニューは「海鮮丼(1870円)」。松葉ガニ、ウニ、いくら、マグロなど日本海の幸がたっぷりと盛られた豪勢な丼である。
イカ丼、天ぷら、茶碗蒸しがセットになった「うさぎ三段跳び丼(1620円)」は因幡の白兎の神話を彷彿させるオリジナルのメニュー。
鳥取名物の「白いか」を刺身と天ぷらで味わう「白いか御膳(1700円)」、日本海の幸を刺身で味わう「お刺身御膳(1900円)」もある。
ちょっと贅沢をしたい方には「日本海会席(3850円)」。刺身、煮魚、天ぷら、茶碗蒸し、陶板焼き等が付いたボリューム満点のメニューである。
私が確認した範囲ではメニューは全て1400円以上(お子様ランチを除く)。中~上流の観光客向けのレストランと言えるかもしれない。
安く食事を済ませたい方は1階にあるフードコート「白うさぎの台所」がお勧め。
店の一押し商品は「もさバーガー(500円)」。もさえび、ハタハタ、砂丘らっきょう、白いかと鳥取の特産品が詰まったご当地バーガーで、
恋人の聖地にちなんでバンズはハート形になっている。
因幡の白兎の神話に因んだ「わにらーめん(500円)」も名物メニュー。わに(和邇)とはサメのこと。
言わずと知れた白兎神話の重要なキャストである。
「わにラーメン」はサメのフカヒレがたっぷり入ったお得なメニュー。
もちろん本物のフカヒレが入って500円はあり得ないので合成物と思われるが、十分にフカヒレを味わった気分にはなるだろう。
その他にも「天丼(600円)」「かき揚げうどん/そば(300円)」「おにぎり(2個入り200円)」等、お手頃価格でお腹を満たすことが出来る。
「道の駅 神話の里白うさぎ」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①レーク大樹
[MAPCODE] 125 571 342*03
(口コミ平均3.8点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に7km
- 料金(1人5,273円、2人計9,820円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 湖山池の畔に立つ宿、全室レークビュー
- 水産会社直営の宿ならではの鮮魚料理が評判
- 大変お得な直前割あり[2,728円/人~]
■②摘み草の宿 湯菜花
[MAPCODE] 125 510 436*33
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南に9km
- 料金(2人計12,728円~)
- (吉岡)温泉あり/朝食付きプランもあり[+909円/人]
■③吉岡温泉 北川旅館
[MAPCODE] 125 510 653*51
(口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から南に9km
- 料金(2食付き2人計20,000円~)
- (吉岡)温泉あり
- 地産地消にこだわった手料理が自慢
■④味覚のお宿 山田屋
[MAPCODE] 125 698 731*60
(口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から東に9km
- 料金(2食付き1人18,000円、2人計26,000円~)
- 享保八年創業の老舗料理旅館
- 冬は本物の「タグ付松葉がに」を味わう
- じゃらん「売れた宿大賞」受賞の宿
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■③吉岡温泉 北川旅館
開湯1000年以上の吉岡温泉に佇む小さな宿。大手予約サイトでもリストの下の方に出てくる目立たない宿だが満足度は上々。 掛け流し温泉と土鍋炊きした鳥取産コシヒカリは絶品。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)