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(鳥取県の道の駅 no.02)

道の駅 三朝・楽市楽座

駅基本情報
駅名 三朝・楽市楽座(みささ・らくいちらくざ)
住所 鳥取県東伯郡三朝町大字大柿591
駅名の由来 「三朝」は町名より。「楽市楽座」は安土桃山時代の自由市場に端を発する市場をイメージする言葉。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン
特産品 三朝神倉納豆「神のつぶ」、三朝栃の実ゆべし、三朝栃の実まんじゅう、三朝温泉湯けむりたまご、 三朝の米(キヌヒカリ/コシヒカリ)、地酒きんつば、名探偵コナングッズ(ハンドタオル/エコバッグ/等)、 ゲゲゲの鬼太郎グッズ(タオル/キンディー/等)、鬼太郎どら焼き、砂丘長芋焼酎、地酒「三朝正宗」

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場所がザンネン

 山陰自動車道はわいICから国道179号線を南に17km、鳥取県南部の三朝町に本駅「三朝・楽市楽座」はある。 三朝町の中心街から離れた場所にある本駅は自然豊かな環境。 駅周辺には僅かに田畑と住宅が見られるものの、概ね山林の中にポツンとある道の駅である。
 さて、本サイトは道の駅を統括する国土交通省とは無関係の非公式サイトなので忖度せずに事実を述べるが、本駅は場所がとてもザンネン。 実は三朝町には年間数十万人もの観光客を集める三朝温泉という素晴らしい観光資源を持っているが、 本駅は三朝温泉街から遠く離れた、方向も違う場所に位置している。 なぜ、もっと温泉街に近いところに配置しなかったのか。 まあ、確かに三朝温泉街は有料駐車場でさえ設置するのが難しいほど街が混雑しているので、温泉街の中に道の駅を設置するのは困難かも知れない。 でも、せめて高速インターから三朝温泉への導線上に道の駅を配置できなかったのか。 温泉街に向かう途中で温泉宿の案内を行えば客も助かるし、帰り道で客が立ち寄れば店の売り上げも伸びたはず。 残念ながら現状では本駅は三朝温泉の観光客を取り込むことが出来ておらず、寂しい道の駅になってしまっている。

三朝町の地大豆を使った大粒納豆

 本駅は物産館、農作物直売所、レストランから成る施設構成。 立地場所こそザンネンで客も少ない本駅だが、意外にも物産館の品揃えはそこそこ豊富。 考えようによっては商品が豊富なのにゆったりと買い物を楽しむことが出来る「穴場のナイスな道の駅」と言えるかもしれない。
 物産館では鳥取県が生んだアニメの名作、「ゲゲゲの鬼太郎」と「名探偵コナン」のキャラクターグッズが目に付く存在。 厳密には「ゲゲゲの鬼太郎」は境港市、「名探偵コナン」は北栄町が地元であり、 それぞれの市でそれぞれのキャラクターグッズが数多く販売されているが、両方揃っているのは県内でも珍しい。 親は「鬼太郎」、子は「コナン」、親子でキャラクターグッズを集めるのも楽しそうだ。 第25回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞の「大風呂敷」、翌年の26回大会で同じく名誉総裁賞の「焼きかにせんべい」等、 鳥取県定番の特産品も数多く販売されている。
 そんな中で個人的に推したい商品は三朝町名物の大粒納豆の「神のつぶ」。 三朝町神倉集落で古くから守り継がれてきた地大豆「三朝神倉」を用いた、三朝町伝統の特産品である。 三朝大豆は乳がんや骨粗しょう症に効果があると言われているイソフラボンを多く含むことが明らかになっており、 健康食品として注目されている。 値段は3個パックで160円。実際に私も食べてみたが納豆の粘りが凄い。一般的な納豆に比べてコクもある。 健康食品としてだけではなく、普通に食べても美味しく値段以上の価値があると感じた。
 物産館横の農作物直売所ではごぼう、里芋、大根などの根菜類が目に付く存在。 三朝町地産の米もあり、キヌムスメは5kgで1900円、コシヒカリは5kgで2100円である。 また、物産館とは別棟にあるレストラン「縁満(よりみち)」は田舎料理を味わうことが出来る店。 定食と蕎麦が中心メニューのようだが、私が訪れた日は定休日(定休日が多いので注意)。 次回、本駅を訪れた際に本サイトで詳細を報告したい。

離れていてもやっぱり行きたい三朝温泉

 上でも触れたように本駅は三朝温泉とは距離が離れているが、 それでも三朝温泉に行きたいという方は多いだろう。 実は私もその一人。私も温泉に浸かってきたので少しだけ三朝温泉についても触れたいと思う。
 三朝温泉は西日本ではラドン含有量が最大の温泉。 効用は抜群で、昔からどんな病気でも「三日目の朝には治る」と言われており、そこから三朝温泉の名が付いたらしい。 温泉街には24の温泉宿があり、ゆったりと湯に浸かって一夜を過ごすことが出来る。 16の宿では立ち寄り入浴も可能。プラスして3つの立ち寄り専用の公衆浴場があり、 日帰りでも19の温泉が利用可能になっている。
 私は温泉街の中心部にある公衆浴場「たまわりの湯」を利用。 湯は無味無色無臭で一見すると湯沸かしのようで温泉らしくない。 ただ湯に入ると湯の重厚感に圧倒される。 「重厚感」といっても中々理解しずらいと思うが、全身の毛穴からラドンが体内に入り込んでくるような感覚と言えば良いだろうか。 実は三朝温泉の特徴は毛穴からラジウムが入り込み、体内の細胞を刺激するという「ホルミシス効果」。 確かに健康に良さそうな気がする。
 利用料金は一見、格安の550円。但し、石鹸/シャンプーの備え付け無し(170円で販売)、ロッカーは有料(100円)のため、 これらを利用すれば820円になる。 湯の種類は内湯のみ。露天風呂や気泡湯、サウナなどのアクションバスも無し。 ただ、純粋に湯に浸かるだけでも「ああ入ってよかった」と多くの方が感じるのではないだろうか。


道の駅看板

道の駅看板

オリジナルの駅看板

国土交通省の看板よりも断然目立つ本駅のオリジナルの看板

物産館と農作物直売所

物産館と農作物直売所が入る建物

レストラン「縁満(よりみち)」

レストラン「縁満(よりみち)」。火曜日と水曜日は定休日。営業時間は11時から14時までと短い。

三朝神倉納豆「神のつぶ」

三朝神倉地区の大豆を使った納豆「神のつぶ」。イソフラボン含有量が高いのが特徴。

三朝温泉街

少し足を延ばして三朝温泉街へ

かじかの湯

三朝温泉のシンボルにもなっている橋の上にある足湯「かじかの湯」

温泉宿

三朝温泉の温泉宿。24の温泉宿が存在する。

たまわりの湯

公衆浴場の「たまわりの湯」

河原風呂

三朝川の川辺にある河原風呂。手前は足湯で奥に公衆浴場(混浴)がある。足湯も公衆浴場も無料。 目隠しの板があるが基本的には外から丸見え。