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(鳥取県の道の駅 no.01)

道の駅 大栄

駅基本情報
駅名 大栄(だいえい)
住所 鳥取県東伯郡北栄町由良宿1458-10
駅名の由来 市町村合併前の旧町名の大栄町より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン
(隣接施設)青山剛昌ふるさと館
特産品 大栄スイカ、長芋「ねばりっこ」、砂丘長いも、二十世紀梨きらら、銘菓「因幡の白うさぎ」、銘菓「大風呂敷」、焼きカニせんべい、 砂場珈琲のチョコクランチ、梨ケーキ
(隣接の有料施設「青山剛昌ふるさと館」内のショップに名探偵コナン関連商品あり)

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名探偵コナンのふるさと

 東からアクセスする場合は山陰自動車道のはわいICから国道9号線を西に9km、 西からアクセスする場合は山陰自動車道の大栄東伯ICから国道9号線を東に3km、 鳥取県北部の旧大栄町(現北栄町)に本駅「大栄」はある。 本稿記載の2020年2月時点では山陰自動車道のはわいIC-大栄東伯ICは未通の状態。 この区間は国道9号線を通ることになるが、この国道9号線も高速道路並みに快適な道路。 渋滞のストレスも無くあっという間に本駅に到着できるだろう。
 さて、旧大栄町は漫画「名探偵コナン」の作者である青山剛昌氏の出身地。 このため旧大栄町は「コナンの町」として町興しを進めてきた経緯がある。 道の駅の横には「青山剛昌ふるさと館」があり、 道の駅からJR山陰本線の由良駅(通称「コナン駅」)までの1.4kmの道(通称「コナン通り」)にはコナンのオブジェやモニュメントが多数配置されている。 本駅で見かける客層も半分以上が小学生や幼稚園児とその家族。 道の駅としては珍しい、子供の笑い声、はしゃぎ声があちらこちらで聞こえる元気いっぱいの道の駅になっている。

農作物直売所が人気

 子供たちが集まる元気いっぱいの本駅周辺だが、肝心の道の駅施設はかなり地味。 そもそも物産館の開店時間が朝11時というのが戴けない。 しかも昼の14時には早くも閉店してしまうのは、一体どういうことなのだろうか。 販売されている商品も少ない。 ただ、鳥取県を代表する銘菓「焼きカニせんべい」「大風呂敷」「二十世紀梨きらら」「因幡の白うさぎ」 「砂場珈琲のチョコクランチ」等は販売されているので、家族や職場へのお土産を買うのには困らないだろう。
 一方、本駅の農作物直売所は朝9時の開店時間には行列ができるくらいの人気の施設。 地産の新鮮な野菜、果物が約80種類。販売されている商品は季節によって異なると思うが、 私が訪れた11月上旬では白菜、きゅうり、トマト、ホウレンソウ、新興梨、柿、イチジク等が販売されていた。 本駅ならではの商品としては「大栄スイカ」と長芋「ねばりっこ」。 「大栄スイカ」は大栄町に広がる火山灰土壌「黒ぼく大地」を逆手に取った特産品。 大栄スイカは火山灰土壌に負けないように丈夫な根を張り、糖度が高い甘くて大玉のシャキシャキ感のあるスイカに生育する。 長芋「ねばりっこ」は鳥取県園芸試験場によって開発育成された鳥取県ならではの長芋。 通常の長芋に比べて2~3割ほど小ぶりで短く、折れにくい性質を持つ。 粘りが強く、果肉が白いのが特徴になっている。 「大栄スイカ」の販売時期は6月~8月。私が訪れた時は販売されていなかったが、値段は1玉4000円~5000円のようだ。 「ねばりっこ」は通年で販売。40cmのもので500円、60cmのもので750円と意外と安価で購入できる。
 物産館の横にあるレストラン「だいば」はバイキング形式のレストラン。 60分間で大人1250円、小学生880円、幼児480円の料金。 地産の野菜を使った田舎料理を味わうことが出来る。

コナン通りを散策

 何だかんだ言ってもやっぱり本駅は「名探偵コナン」の道の駅。 コナンのファンであろうとなかろうと、本駅の魅力を知るためには、本駅から伸びる「コナン通り」を散策したい。
 まず、道の駅の横にあるのは「青山剛昌ふるさと館」。 館内には青山剛昌氏が生んだキャラクターが勢ぞろい。館内には「謎」がたくさん隠されており、謎を解き明かすと「認定証」をゲットできる。 認定証の階級は「初級」「中級」「上級」「プレミアム」の4つ。 「プレミアム」はかなりの難関で、親と一緒に真剣に謎解きに挑みたい。 館内にはショップもあり、ここでしか買えないレアグッズもあるそうだ。
 コナン通りを500m位進むと「コナンの家 米花商店街」が現れる。 「米花」とはコナンが暮らしている架空の町。 コナンの本名「工藤」の表札が付いた門の先にコナンに纏わる商店4つ(パン工房、喫茶店、ジェラード店、百貨店)が配置されている。 コナン通り沿いにはコナンに纏わる像やモニュメント、マンホールアートが並ぶ。 その数、私が数えた限りでは57個(もっとあるかも知れない)。 終点のJR山陰本線由良駅はコナン駅とも呼ばれており、大きなコナン像が設置されている。
 道の駅からコナン駅までは片道1.4km。パッと見学するだけなら往復で約1時間、じっくり見るなら往復で2時間くらいで散策できる。 駐車場があるのは起点の「青山剛昌ふるさと館」と「コナンの家 米花商店街」のみ。 途中にあるコナンの像やモニュメントを見学したい方は徒歩で散策するのがお勧めである。


道の駅看板

道の駅看板。「とるぱ」(写真撮影に適した駐車場)のマークが付いている。

コナン像のモニュメント

その「とるぱ」の対象になっているのはコナン像。「道の駅全国第1号」のモニュメントもある。

農作物直売所「お台場いちば」

農作物直売所「お台場いちば」。 ちなみに「お台場」は江戸時代末期の文久4年(1864年)に外国船の打ち払いと海岸防衛のために構築された砲台場「由良台場跡」より。 「由良台場跡」は本駅の西側にあり、無料で見学できる。

レストラン「だいば」

バイキング形式のレストラン「だいば」。レストランの横で特産品の販売が行われている。

アイスクリーム売店

アイスクリームの売店。人気は「すいか(250円)」と「バニラ(250円)」。 ダブル(300円)、トリプル(400円)にして一度に複数の味を楽しむことも可能。

休憩所

夜間も利用可能な大きな休憩所

青山剛昌ふるさと館

道の駅の横にある「青山剛昌ふるさと館」

コナンの家 米花商店街

コナン通りを500m位進むと「コナンの家 米花商店街」が現れる

新一くん&蘭ちゃんの像

米花商店街の中にある「新一くん&蘭ちゃんの像」は人気の撮影スポット

コナン駅

コナン通りの終点にあるコナン駅(JR山陰本線由良駅)

マンホールアート

コナン通りにはコナンが描かれたマンホールの蓋もある