(奈良県の道の駅 no.16)
道の駅 なら歴史芸術文化村
駅名 | なら歴史芸術文化村(なられきしげいじゅつぶんかむら) |
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住所 | 奈良県天理市杣之内町437-3 |
コード | 11 026 299*56 |
駅名の由来 | 「なら歴史芸術文化村」は奈良県が推進する県の歴史文化に触れ、文化芸術イベントを体験可能な複合施設の名称。 道の駅の名称にも採用されている。 |
施設 | 物産館、農作物直売所、レストラン、文化財展示館、芸術文化体験棟、宿泊施設 |
休館日 | 12/28~1/4 (文化財展示館/芸術文化体験棟 上記に加えて月曜日) |
営業時間 | 9:00~18:00[スタンプは17:00まで] (レストラン 9:00~20:00) (文化財展示館/芸術文化体験棟 9:00~17:00) |
特産品 | 木工芸術作品(吉野杉の箸/まな板/コースター/等)、どら焼き「みかさ」、鹿もなか、バウムクーヘン、きなこ団子、 大和の柿どら、柿の葉寿司、奈良ちらし、奈良漬け、奈良タルトケーキ、大仏餅、葛餅、古都華クランチチョコ、 抹茶チョコプリン、柚子葛プリン、丁稚羊羹、コリンキー(かぼちゃ)、レッドムーン(じゃがいも) |
芸術家が集う村
西名阪自動車道の天理ICから国道169号線→国道25号線(旧道)を通って南東に5km、
奈良県北部の天理市に本駅「なら歴史芸術文化村」はある。
本駅は道の駅としては珍しい県(奈良県)が主管する道の駅(通常は市町村)。
奈良の特色ある文化・芸術を現在に活かし後世に伝えることを目的とした、
県主導の「奈良県国際芸術家村構想」の集大成が本駅である。
「なら歴史芸術文化村」の理念は「対話による来村者との交流を重視した取り組み」。
この理念に基づき、本駅では誰でも本駅で活動する芸術家と直接対話が出来る。
芸術家は本駅の芸術文化体験棟の2階に工房を構えており、
作品の鑑賞や対話を楽しむことが出来る(創作活動中はご配慮いただきたいとのこと)。
また、日本に残る文化財の修復、保全も本施設の役割の一つ。
これらは本駅の「文化財修復・展示棟」の地下1階で行われている。
ここには大きな窓があり、窓越しに無料で作業を見学することが可能。
作業に関する説明パネルもあり、素人でも文化財修復に関する理解を深めることが出来る。
このように本駅では普通の道の駅とは違った楽しみがたくさん。
本駅を訪れた際はこれらの施設を通して「歴史」と「芸術」に関する造詣を是非、深めて頂きたい。
地域の特産品が集まる物産館
歴史と芸術にフォーカスされる本駅だが、実は物産施設もなかなか充実。
扱っている商品は300種類位はあるのではないだろうか。本駅は買い物も十分に楽しむことが出来る。
ところで本駅は上述の通り奈良県が管理する道の駅。
奈良県全般の特産品を万遍なく扱っているのか、と思っていたが、実際には本駅が位置する天理市の特産品が中心。
未確認だが、もしかしたら本駅は「歴史・芸術部門は県が管理」、
「物産施設に関しては天理市が管理」なのかも知れない。
物産館で大々的に販売されているのは天理市に店を構える「倭の里」の菓子。
どら焼きの「みかさ」、焼き菓子の「菊の寿」、「和カステラ」、「鹿もなか」等の店の看板商品が販売されている。
同じく天理市に店を構えるバウムクーヘンの専門店「Baum283」の商品も人気。
その他にも奈良県産のイチゴ「古都華(ことか)」を使った「古都華クランチチョコ」、
奈良県産柿を用いた「大和の柿どら」、奈良県定番の「柿の葉寿司」「奈良漬け」「大仏餅」等が販売されている。
物産館の一角にある「弁当コーナー」の存在も本駅の特徴。
ここでは天理名物の「天理の天むす」を始め「焼き肉弁当」「万葉弁当」「お魚弁当」等が販売されている。
物産館でもう一つ取り上げなければならないのが芸術家が作り上げた木工製品の数々。
販売されている商品は「まな板」「吉野杉の箸」「コースター」など一般的だが、芸術性が凄い。
特に「木目」の使い方、活かし方が絶妙。
残念ながら著作権の関係上、本サイトでは写真を掲載することが出来ないが、
本駅を訪れた際は是非「木目の芸術」を鑑賞して頂きたい。
とんかつ店「まるかつ」の3号店も
本駅の「食」の施設はとんかつ店の「まるかつ」。
奈良県では人気のとんかつ店「匠とんかつ まるかつ」の3号店が本駅に出店している。
人気メニューは「ヤマトポークかつ膳(2480円)」「ロースかつ膳(2280円)」「ヒレかつ膳(2430円)」
「えびフライ&ロースかつ膳(2370円)」等。
「濃厚北海道ミルクソフトクリーム(380円)」等のデザートメニューも好評である。
私が訪れた日は長い行列が出来るくらいの大混雑で、レストランの詳細をチェック出来なかったが、
次回訪れた際には料理も味わってみたいと思う。
最後に農作物直売所に関しても一言。
ここでは生食可能なかぼちゃの「コリンキー」、実の部分が赤いじゃがいも「レッドムーン」等、
ちょっとお洒落で珍しい野菜が販売されている。
もちろん天理市産の一般的な野菜も多数販売。
季節にもよるが、私が訪れた時はごぼう、梅、トマト、ナス、ピーマン、ブロッコリーが数多く販売されていた。
近隣のお勧め宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道
(口コミ平均--点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅構内
- 料金(1人12,100円、2人計12,100円~)
- 朝食付きプランもあり[+1,819円/人(2人利用時)]
- 2022年3月オープンの新しいホテル
■①ホテルいこい
[MAPCODE] 11 055 563*83
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北西に2km
- 料金(朝食付き1人5,000円、2人計7,636円~)
- 2019年3月オープンの新しいホテル
■②ビジネス旅館やまべ
[MAPCODE] 11 084 056*13
(口コミ平均3.5点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から北西に3km
- 料金(1人3,091円、2人計5,728円~)
- 食事付きプランもあり
- 更にお得な直前割、日にち限定割、女子割あり
■③奈良健康ランド・奈良プラザホテル
[MAPCODE] 11 020 626*64
(口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から西に5km
- 料金(1人5,455円、2人計8,182円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 併設の奈良健康ランドの大浴場は無料で何度でも利用可能
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)