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(奈良県の道の駅 no.15)

道の駅 飛鳥

駅基本情報
駅名 飛鳥(あすか)
住所 奈良県高市郡明日香村大字越6-2
コード 36 471 303*75
駅名の由来 「飛鳥」とはかつての大和国高市郡の総称名。本施設が飛鳥地方の総合観光案内拠点となることから命名。
施設 物産館、農作物直売所、レンタサイクル、【近隣施設】レストラン、喫茶店、
休館日 年末年始
営業時間 8:30~17:00
(農作物直売所 9:00~17:00)
(レストラン 11:30~15:00、18:00~21:00)
(喫茶店 7:30~18:00)
特産品 はにわまんじゅう、飛鳥生姜せんべい、飛鳥カレー、生姜の佃煮、竹の子と木耳の佃煮、富本銭ビスケット、富本銭せんべい、 柿菓子「柿日和」、柿の奈良漬「柿千両」、キトラ醤油、葛桜あめ、桜餅、手延べ桜麺、土竜芋、地産の苺「あすかルビー」、 いちごジャム、ブルーベリージャム、八朔ママレード

明日香村観光の拠点

南阪奈自動車道の葛城ICから国道24号線、途中から国道169号線を使って南東に11km、 或は西名阪自動車道の郡山ICから国道24号線等を使って真っすぐ南に17km、 奈良県北西部の明日香村に本駅「飛鳥」はある。 本駅の前身となる施設は観光案内所の「飛鳥びとの館」。 2019年9月に駐車場と24時間トイレを整備し、奈良県内15番目の道の駅としてオープンしている。 さて、本駅の紹介に先立ち、本駅に掲示されている本駅の駐車場利用のルールについて紹介したい。 まず1つは「車中泊は禁止」。2つ目は「駐車場に車を留めて電車に乗ることは禁止(本駅は近鉄の飛鳥駅前にある)」。 3つ目は「駐車場に車を留めて村外に出ることは禁止」。 「細かいな」と眉をひそめる方もいるかも知れないが、 よく考えれば「村外にさえ出なければ、本駅の施設利用時以外でも、駐車場を利用しても良い」という寛大なルール。 本駅にはレンタサイクルやレンタル軽乗用車の施設もあるので、駐車場に車を留めて明日香村観光に繰り出したい。 明日香村は飛鳥時代の宮殿や史跡が数多く発掘されていることで有名で、 石舞台古墳やキトラ古墳は一度は訪れたい観光名所である。

古墳関連の特産品

本駅の施設構成だが、実はこれが結構難しい。 本駅の公式ページには総合案内所「飛鳥びとの館」と農作物直売所「あすか夢販売所」が道の駅の施設となっているが、 周辺には唐揚げ弁当屋「矢七」、手打ちうどんの店「与左衛」、粉もん屋「めっちゃ好きやねん」、 明日香ごま団子の店「MARU屋」、喫茶店「御園」が並んでいて、どこまでが道の駅なのか判断しずらい。 まあ、利用者側から見れば、どこまでが道の駅施設なのかは関係ないので、本サイトでは区別無く紹介したいと思う。 まず、総合案内所「飛鳥びとの館」だが観光案内が主な役割。村内の観光名所の案内や宿泊施設の紹介をしてもらえる。 また物産販売も行っており、明日香村の特産品を購入できる。 目立つ商品はやはり明日香村のシンボルと言える古墳関連の商品。 埴輪の形をした「はにわまんじゅう」、明日香村で発掘された日本最古の古銭の富本銭を模った「富本銭ビスケット」 「富本銭せんべい」が観光客の人気になっている。 明日香村の幸を使った商品では「生姜の佃煮」と「竹の子と木耳の佃煮」が自慢の商品。 大和牛と明日香野菜を使った「飛鳥カレー」も販売されている。 明日香村伝統の商品としては「キトラ醤油」と「古代米ごはん」。 特に「古代米ごはん」は赤、黒、緑の3色があり、食卓に彩りを加えるのに良さそうだ。

農作物直売所では「あすかルビー」

本駅の農作物直売所「あすか夢販売所」は本駅の施設の中で最も客を集める人気の施設。 全国の農作物直売所の日本一を決める「直売所甲子園」で2011年に優秀賞を受賞した施設である。 施設内では100種類を超える数多くの野菜を販売。 メジャーな野菜の殆どは本駅で購入することが出来る。 本駅ならではの商品としてはイチゴの「あすかルビー」。 春のみの販売になるが、噛み応えのあるしっかりとした果肉と甘さが人気になっている。 あすかルビーを使ったイチゴジャムも人気の商品。こちらは年間を通じて販売されている。 その他にも薩摩芋の品種である「土竜芋(もぐらいも)」、地産の米(ヒノヒカリ)、 明日香村産ブルーベリーを使った「ブルーベリージャム」、 同じく明日香村産はっさくを用いた「八朔ママレード」等が特産品として販売されている。

安くて美味しい「とりやき丼」も

本駅は「食べる」施設も豊富。一般的に観光地にある「食べる」施設は「観光地料金」が上乗せされる傾向があるが、 本駅の食べる施設は観光地でありながら、安くて美味しいのが特徴である。 まずは「唐揚げの店 矢七」だが、ここでは各種弁当を販売。 メニューの「からあげ弁当」「とりやき丼」「からマヨ丼」は全てワンコイン500円である。 私は「とりやき丼」を食べてみたが、なかなかの味。 「とりやき丼」には日本一辛いと評判の坂本農園の辛子唐辛子も付いてくるので、 日本一の辛さを味わいたい方は「とりやき丼」を注文するのは如何だろうか(かけ過ぎに注意)。 手打ちうどん「与左衛」も1000円以下の廉価メニューが中心。 「うどん付きからあげ丼」は900円のお得なメニュー。 「特大キツネうどん」「山菜うどん」は600円、「肉うどん(750円)」「にしんうどん(700円)」等も味わうことが出来る。 粉もん屋「めっちゃ好きやねん」は「いか焼き(400円)」が評判の店。 「にゅう麺(600円)」「焼きそば(700円)」も味わうことが出来る。 明日香ごま団子の店「MARU屋」は黒ごま餡の団子を販売。1個80円で味わうことが出来る。



道の駅看板

道路案内標識の下に小さく掲示されている道の駅看板。見落としに注意。

道の駅看板と桜並木

歩道にある道の駅看板。桜並木も見ものである。

飛鳥びとの館

中心施設となる「飛鳥びとの館」。観光案内と物産販売が行われている。道の駅スタンプもここにある。

あすか夢販売所

農作物直売所「あすか夢販売所」。多くの客で賑わう。

飛鳥蓬莱山

駅前にあるモニュメント「飛鳥蓬莱山」。洋画家の絹谷幸二氏の作品。

飛鳥駅

本駅は鉄道(近鉄)の飛鳥駅と直結している

唐揚げの店「矢七」

唐揚げの店「矢七」。個人的には「とりやき丼」がお勧め。

手打ちうどん「与左衛」

手打ちうどんの店「与左衛」

粉もん屋「めっちゃ好きやねん」

粉もん屋「めっちゃ好きやねん」

明日香ごま団子の店「MARU屋」

明日香ごま団子の店「MARU屋」。定食メニューもある。

石舞台古墳

明日香村の観光名所も訪れたい。写真は特別史跡の石舞台古墳。

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①カフェ&ペンション飛鳥
 [MAPCODE] 36 471 182*04
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南西に300m
 - 料金(2人計11,272円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 【注】門限22時、22時以前のチェックインが必要

   

■②B&B Asuka
 [MAPCODE] 36 503 214*67
 (口コミ平均4.7点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に2km
 - 料金(朝食付き1人8,181円、2人計12,727円~)
 - プチホテル並みの設備と民宿の家族的な雰囲気を兼ね備えた宿
 - 【注】10歳以下のお子様はお断り

 

■③あすかの民宿 若葉
 [MAPCODE] 36 504 134*78
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から西に2km
 - 料金(4,500円~)
 - 朝食付きプランもあり[+1,000円/人]

 

■④THE KASHIHARA(ザ 橿原)-DAIWA ROYAL HOTEL
 [MAPCODE] 36 530 712*54
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に2km
 - 料金(1人8,730円、2人計13,860円+P料金[500円]~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 橿原神宮まで徒歩10分の立地
 - 更にお得な直前割、ショートステイプランもあり

   

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