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(兵庫県の道の駅 no.35)

道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷

駅基本情報
駅名 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷(さんいんかいがんジオパークはまさかのさと)
住所 兵庫県美方郡新温泉町栃谷57
駅名の由来 「山陰海岸ジオパーク」は京都府から鳥取県までまたがる山陰海岸のエリアの総称で日本ジオパーク認定を受けている。 「浜坂」は市町村合併前の旧町名の浜坂町より。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、そば処、但馬牛肉販売店
特産品 但馬牛カレー、但馬牛めしの素、但馬牛ミートソーススパゲティ、かにプレッシェル、かに竹輪、かに味噌、 のどぐろ竹輪、のどぐろ醤油漬け、ホタルイカピリ辛煮、ホタルイカしぐれ煮、はちみつ、湯村温泉みたらし、 湯村栃の実煎餅、カスタードケーキ「湯のたまご」、かに煎餅、地酒「香住鶴」「いで湯美人」

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牛とカニと温泉と

 無料の高規格道路、山陰近畿自動車道の新温泉浜坂ICを降りて直ぐ、 兵庫県北西部の新温泉町に本駅「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」はある。 本駅は山陰近畿自動車道のPA的役割を期待されている道の駅。 ただ、山陰近畿自動車道は現状、全線の62%しか開通していない「ぶつ切れ」の状態で交通量は少ない。 本駅の利用客もあまり伸びていない状況だが、全線開通した際には貴重な休憩所として多くの方が利用するものと期待されている。
 さて、本駅が位置する新温泉町だが、2005年10月に山沿いの旧温泉町と海沿いの旧浜坂町が合併してできた新しい町。 旧温泉町は伝説の牛とも呼ばれる「但馬牛」の一大産地、 そして旧浜坂町は日本海で獲れるカニが有名、そして旧両町に共通する名物が温泉。 新温泉町は旧両町のいいとこ取りをした「牛」「カニ」「温泉」が名物になっている。 本駅を訪れた際は、是非、新温泉町の名物を味わいたい。

物産館では但馬牛と海産物の加工品

 本駅は物産館、農作物直売所、レストラン、そば処、但馬牛肉販売店から成る道の駅。 まずは物産館から施設紹介を行いたい。
 物産館で目に付く商品は但馬牛、及び日本海で獲れた海産物を用いた加工品各種。 但馬牛関連では「但馬牛カレー」「但馬牛めしの素」「但馬牛ミートソーススパゲッティ」等を販売。 私は「但馬牛カレー(648円)」を食べてみたが、この値段の割には但馬牛肉がたくさん入っているのが特徴。 各々の肉は1cm×3cm程度と小さいが、それでも8切れ程度は入っており中々お得と言えそうだ。 入っている牛肉は意外と噛み応えがある肉質だったが、噛んだ瞬間に溶けていくような滑らかな食感。 高級牛肉とはこんな感じなのだろうかと感じさせてくれる。 海産物加工品では「かに竹輪」「のどぐろ竹輪」「ホタルイカピリ辛煮」等を販売。 名物のズワイガニを使った商品はもちろん人気だが、近年はホタルイカの漁獲高が急増。 ホタルイカを使った商品も多数販売されている。
 その他では町内にある名湯「湯村温泉」を冠した菓子類。 「湯村温泉みたらし」「湯村栃の実煎餅」が湯治の土産品として人気になっているそうだ。

海鮮と但馬牛を味わうレストラン

 続いて本駅の「食」の施設の紹介を。レストラン「たじま屋食堂」は海鮮と但馬牛、2つのタイプの異なる料理を提供しているのが特徴。 海鮮関連では「浜坂地えびと海鮮5種盛り丼(1650円)」が人気のメニュー。 浜坂名物の「甘エビ」「もさえび」プラス5つの魚介類を合わせた海鮮丼である。 1日5食限定の「地エビ~トランチ(2200円)」も話題のメニュー。 「甘エビ」「もさえび」合わせて合計10尾使った贅沢メニューで、天ぷら/唐揚げ/お造り/海鮮サラダなど色々なエビ料理を味わうことが出来る。 但馬牛関連では「但馬牛ロースステーキ定食(4800円)」「但馬牛ローストビーフ丼(2100円)」等の料理を提供。 「あら挽きハンバーグ定食(990円)」「ミックスフライ定食(990円)」等のお手頃価格のメニューもある。
 物産館の横にある「春来そば てっぺん」ではそば粉100%の手打ちそばを提供。 「十割手打ちそば(930円)」「天ざるそば(1180円)」「具だくさん温蕎麦(1180円)」が人気のメニューになっている。 浜坂ならではの蕎麦を味わいたい方には「あんかけ蕎麦(1370円)」「但馬牛つけ蕎麦(1370円)」がお勧め。 蕎麦に炊き込みご飯、お吸い物が付いた食べ応え十分の「十割手打ち蕎麦定食(1610円)」も味わうことが出来る。

駅近くには七釜温泉

 さて、本駅が位置する町「新温泉町」と聞くと、無性に温泉に入りたくなる方も多いのではないだろうか。 残念ながら本駅には温泉は無いが、本駅から車で2~3分、歩いても15分位の場所に天然温泉の「七釜温泉」がある。 この七釜温泉の泉質はナトリウムとカルシウムを多く含む塩化物泉。 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病など、様々な効用がある。 湯の種類は大きな内湯と露天風呂、また温泉名の「七釜」に掛けた「釜風呂」もある。 特徴は何といっても「源泉掛け流し」であること。 加水なし、加温なし、循環ろ過なし、塩素消毒なし。日本全国でも数少ない正真正銘の掛け流し温泉である。 もう一つの特徴は意外と空いていること。私が訪れた日は平日ということもあったが、客は私以外に2人のみ。 おそらく高い確率でゆったりと湯を楽しむことが可能だろう。 利用料は関西地区では比較的格安の500円。併設の足湯は無料で利用することが出来る。


道の駅看板

道の駅看板

オリジナルの看板

新温泉町の特産品が記されたオリジナルの看板

横長の駅施設

横長の駅施設。物産館、農作物直売所、レストラン、そば処、但馬牛肉販売店が入る。

但馬牛のモニュメント

物産館入り口にある但馬牛のモニュメント

但馬牛の顔出しパネル

但馬牛の顔出しパネル。「きゃあなうみゃあにくぅくったことがにゃー」 は多分「こんなうまい肉食ったことが無い」の意味。

ズワイガニの顔出しパネル

隣にあるのはズワイガニの顔出しパネル

但馬牛カレー

物産館の人気商品の「但馬牛カレー(648円)」

七釜温泉

道の駅から500mのところにある「七釜温泉ゆーらく館」