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(兵庫県の道の駅 no.35)

道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷


「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」は兵庫県新温泉町にある道の駅。 新温泉町は山間部の旧温泉町と海沿いの旧浜坂町が合併して出来た町。旧温泉町名物の「但馬牛」、旧浜坂町名物の「ズワイガニ」を使った商品が販売されています。 以下、現地調査に基づいた利用者目線のレポートをお届けします。



「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」施設情報

駅名 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷(さんいんかいがんジオパークはまさかのさと)
住所 兵庫県美方郡新温泉町栃谷57
コード 365 671 771*04
駅名の由来 「山陰海岸ジオパーク」は京都府から鳥取県までまたがる山陰海岸のエリアの総称で日本ジオパーク認定を受けている。 「浜坂」は市町村合併前の旧町名の浜坂町より。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、そば処、但馬牛肉販売店
休館日 1/1
(レストラン 1/1、水曜日)
(そば処 1/1、火曜日)
(但馬牛肉販売店 1/1、水曜日)
営業時間 9:00~18:00[11月~3月は17:00まで]
※施設毎 → 施設毎の営業時間
道の駅の特産品 但馬牛肉、但馬牛そぼろ、但馬牛カレー、但馬牛めしの素、但馬牛せんべい、日本海カニ煎餅、かにパイ、 はちみつ焦がしワッフルクッキー、湯村温泉饅頭、湯村温泉みたらし、湯村温泉の湯桶クッキー、焼き竹輪、 ホタルイカの麹漬け、ホタルイカの沖漬け、イカの塩辛、干しのどぐろ
道の駅グルメ 但馬牛ステーキ定食、但馬牛ローストビーフ丼、但馬牛飯、但馬牛焼肉丼、但馬牛すじカレー、浜坂地えびと海鮮五色盛丼、 肉のたじま屋のコロッケ、ライスコロッケ但馬牛、浜坂えびまる、シフォンソフト、温そば、肉そば、蕎麦ぜんざい
公式ページ 道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷 公式ページ

但馬牛とカニと温泉と

 山陰近畿自動車道の新温泉浜坂ICから県道47号線を南に100m、 兵庫県北西部の新温泉町に「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」はある。
 高速インターのすぐ近くにある道の駅だが、 山陰近畿自動車道は本稿記載の2025年12月時点では本駅から東側の21kmが開通しているのみ(鳥取区間は他にも開通している箇所がある)。 京都方面から訪れる場合を除いては、山間部の県道47号線を北上するか、臨海の国道178号線を東進するかのいずれかになる。

「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」の道の駅看板の写真
道の駅看板
 ちなみに本駅が位置している新温泉町、なかなか魅力的な町名だが、山沿いの旧温泉町と海沿いの旧浜坂町が合併して出来た新しい町。 旧温泉町は伝説の牛とも呼ばれる「但馬牛」の一大産地、旧浜坂町は日本海で獲れる「カニ」が有名。 本駅では山の「但馬牛」、海の「カニ」の両方が名物になっている。
 そして、旧両町に共通の名物は温泉。本駅を訪れた際は但馬牛、カニ、温泉を満喫したい。
「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」にある但馬牛モニュメントの写真
物産館入り口にある但馬牛のモニュメント
「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」にある但馬牛の顔出しパネルの写真
但馬牛の顔出しパネル。「きゃあなうみゃあにくぅくったことがにゃー」はおそらく「こんなうまい肉食ったことが無い」の意味。
「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」にあるズワイガニの顔出しパネル
隣にあるのはズワイガニの顔出しパネル

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牛とカニの物産館

 本駅は農水産物直売所を兼ねた物産館、物産館の一角にある但馬牛肉の販売所レストランそば処から成る道の駅。 規模は道の駅としては平均的か、やや小さめという感じ。ただ、周辺の人口を考えると適正規模という感じがする。

 まず物産館だが、販売されている商品は目測でおよそ800種類。 入り口に近いスパンで北近畿の特産品、奥の方では地元商品には拘らない売れ筋の商品が並んでいる。
 道の駅旅人としてはやはり気になるのは地元、北近畿の特産品。 「やっぱり」というか、但馬牛肉を使った商品と日本海のカニを使った商品が数多く販売されている。

 但馬牛肉を使った商品ではお手頃価格の「但馬牛そぼろ(648円)」が人気。本駅の売上No.1商品でもある。 日持ちを考えるなら「但馬牛カレー」「但馬牛せんべい」が良さそう。 私は「但馬牛カレー」を購入して自宅で味わってみたが、但馬牛肉がたくさん入っているのが特徴。 各々の肉は1cm×3cm程度と小さいが、それでも高級但馬牛肉が8切れも入っている。 入っている牛肉は意外と噛み応えがある肉質だったが、噛んだ瞬間に溶けていくような滑らかな食感。 高級牛肉とはこんな感じなのだろうかと感じさせてくれる。

「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」の人気商品の但馬牛カレーの写真
物産館の人気商品の「但馬牛カレー(648円)」
 日本海のカニを使った商品では「日本海カニせんべい(710円)」「かにパイ(10枚入り432円)」が人気。 本駅の売上ランキングでは4位と5位になっている。 カニに拘らず、日本海の幸というところまで範囲を広げると「もさエビせんべい(7枚入り745円)」が売上3位の商品。 海産物直売所コーナーでも「焼き竹輪」「ホタルイカの麹漬け」「一夜干しハタハタ」「イカ塩辛」等の海の幸が販売されている。

 但馬牛に関しては物産館の入り口に精肉コーナーがあり、グラム単位で様々な肉の部位を購入できる。 例えばロースのステーキ肉は100gで3240円、ロース焼肉用は100gで1800円、モモ焼肉用は100gで1280円、 バラ鉄板焼き用は100gで780円、肩ロース鉄板焼き用は100gで950円。 さすがブランド肉という価格だが、これでもかなりのお買い得。 ちょっとリッチな夕食を取りたい方にはお勧めである。

 物産館でもう一点付け加えると新温泉町にある湯村温泉の銘菓も販売。 「湯村温泉饅頭」「湯村温泉みたらし」「湯村温泉の湯桶クッキー」等が販売されている。

「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」の駅施設の写真
横長の駅施設の中に物産館、農水産物直売所、レストラン、但馬牛肉販売店が入る

レストランでは「牛」が優勢

 続いて本駅の「食」の施設だがレストランそば処がある。 それぞれについて簡単に紹介したい。

 まず物産館の横にある「たじま屋食堂」だが、地元の但馬牛や海産物を満喫できるレストラン。 セルフサービスの店で座席数も39席と少なく、外見的にはレストランというよりは「軽食堂」と言った感じ。 但し、提供されている調理はかなりのハイグレード。一般的なレストランよりも高級感あふれる料理を楽しむことが出来る。

 名物メニューは「但馬牛ステーキ定食」。 ロースとモモの2種類があるがロースは6,500円、モモは3,800円。道の駅で味わうランチとしてはかなり高額である。 残念ながら私は(高すぎて)味わったことが無いが、おそらく、かなり美味しいのだろう。 但馬牛を使った料理なら「但馬牛ローストビーフ丼(2,600円)」「但馬牛焼肉丼(1,700円)」「但馬牛すじカレー(1,100円)」もある。 これらのメニューならギリギリ私でも手が届きそう。

 物産館ではほぼ五分五分だった但馬牛と海産物の割合だが、このレストランではメニューの種類では但馬牛の方が優勢。 海産物を使った料理は1日5食限定の「地エビ~トランチ(2,600円)」と「浜坂地えびと海鮮五種盛丼(1,900円)」の2品のみ。 ただ、この2品はかなり手の込んだ食べ応えのある料理。 「地エビ~トランチ」は甘エビ/もさエビ、合計10尾を天ぷら/唐揚げ/お造り/海鮮サラダで味わうもの。 「浜坂地えびと海鮮五種盛丼」は丼に乗った海産物の量が凄い。 内容的には但馬牛のメニューにも負けないものがある。

 「食」の施設ではそば処「春来そば てっぺん」もある。 「春来そば てっぺん」は新温泉町の春来地区に本店があり、道の駅の店舗は2号店。 本店は客の評価は上々ながら、旧国道9号線の峠道の「てっぺん」にあり、車が無いと行けない(あっても厳しい峠道あり)場所。 道の駅への出店は地元町民にとって待望だったらしい。
 人気のメニューはシンプルに蕎麦の味をかみしめる「温そば(1280円)」。 一般的なそばの価格と比較すると「やや高いかな」と感じるが、それでも客が集まるのは価格に見合った、 いや、価格以上の味ということなのだろう。 「冷たいそば(ざるそば)」も提供。天ぷら/炊き込みご飯が付いた「そば定食(1970円)」もある。 ちょっと変化を付けたいなら「但馬牛つけ蕎麦(1680円)」は如何だろうか。使っている肉は但馬牛ではなさそうだが「肉そば(1550円)」も提供されている。 デザートには「そばがき」に小豆餡を添えた「蕎麦ぜんざい(560円)」もある。

「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」のレストラン「たじま屋食堂」のメニュー
「たじま屋食堂」では但馬牛を使ったメニューが人気。海鮮料理も提供されている。

道の駅近くには七釜温泉

 さて、冒頭で本駅が位置しているのは新温泉町と記したが、 この町名を聞いただけで「名湯に浸かりたい」とうずうずしてきた方も多いのではないだろうか。
 本駅に温泉は無いが、本駅から600mの場所に「七釜温泉」があるので、ここでゆったりと湯に浸かることが出来る。 七釜温泉はあまり名の知れた温泉ではないが、ナトリウムやカルシウムイオンを多く含む塩化物泉の名湯。 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病など、様々な効用がある。 湯の種類は大きな内湯と露天風呂、また温泉名の「七釜」に掛けた「釜風呂」もある。
 特徴は何といっても「源泉掛け流し」であること。 加水なし、加温なし、循環ろ過なし、塩素消毒なし。 日本全国でも数少ない正真正銘の掛け流し温泉である。 もう一つの特徴は意外と空いていること。私が訪れた日は平日ということもあったが、客は私以外に2人のみ。 おそらく高い確率でゆったりと湯を楽しむことが可能だろう。 利用料は700円(2025年12月時点)。併設の足湯は無料で利用することが出来る。

 町内の名の知れた名湯に行くのであれば「湯村温泉」。 道の駅からは7kmの距離があるが車を使えば15分程度。 98℃というとてつもない高温源泉で、温泉街は側溝からも川からも湯気が立ち上る独特の景観を見ることが出来る。 温泉好きな方は湯村温泉と七釜温泉をはしごするのも面白いかも知れない。

「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」の近くにある七釜温泉の写真
道の駅から600mのところにある「七釜温泉ゆーらく館」

・施設別営業時間

・道の駅「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」近隣の入浴施設

【その他の道の駅はこちらから】

 兵庫県の道の駅
 全国の道の駅



「道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。道の駅から近い順に番号を付けています。)
【注】カニが人気の兵庫北部の宿はカニのシーズン(11月~3月)とそれ以外のシーズンで宿泊料金が大きく異なることがありますのでご注意ください

■①七釜温泉 安楽荘
 [MAPCODE] 365 672 793*12
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に800m
 - 料金(1人6,700円、2人計11,400円+[入湯税150円/人]~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 浜坂漁港獲れたての魚を使った料理が自慢
 - 冬~春は松葉ガニプランもあり

   

■②七釜温泉 奥澤旅館
 [MAPCODE] 365 672 735*43
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に600m
 - 料金([冬期]2食付き2人計52,000円~)
 - 料金([冬期以外]2食付き2人計29,160円~)
 - 温泉あり
 - 蟹ソムリエが料理する絶品の浜崎蟹料理が評判

 

■③七釜温泉 あかね荘
 [MAPCODE] 365 672 801*85
 (口コミ平均4.9点/5点満点、お勧め度★★★)

 - 道の駅から東に1km
 - 料金[冬期](2食付き1人56,500円、2人計49,960円+[入湯税150円/人]~)
 - 料金[冬期以外](1人5,550円、2人計9,500円~)
 - 温泉あり/2食付きプランもあり
 - 絶品のカニ料理を味わう宿
 - じゃらん「泊まって良かった宿大賞」受賞の宿

   

■④浜坂温泉 魚と屋(ととや)
 [MAPCODE] 365 728 849*81
 (口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に4km
 - 料金(1人6,620円、2人計14,260円+[入湯税150円/人]~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - 水産卸会社直営の宿だから可能な鮮度抜群で安価な料理

   

■⑤山陰湯村温泉 湧泉の宿 ゆあむ
 [MAPCODE] 365 493 445*40
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に7km
 - 料金(1人13,900円、2人計19,800円+[入湯税150円/人]~)
 - (湯村)温泉あり/ハイクラス/食事付きプランもあり
 - 静寂な湯村温泉の川沿いに佇む和モダンな温泉宿
 - 冬期はカニプランもあり

   

■⑥湯村温泉とみや
 [MAPCODE] 365 493 110*46
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に7km
 - 料金(1人5,000円、2人計12,000円+[入湯税150円/人]~)
 - (湯村)温泉あり/食事付きプランもあり
 - 湯村温泉街の中でコスパ抜群の宿
 - 冬期はカニプランもあり

   

🐶ペット旅

■⑦別館カワナツ
 [MAPCODE] 365 729 759*83
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に3km
 - 料金(1人12,100円、2人計22,000円+[入湯税150円/人]~)
 - 温泉あり/食事付きプランもあり
 - ペット可[追加料金不要]

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)