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(兵庫県の道の駅 no.24)

道の駅 北はりまエコミュージアム


「道の駅 北はりまエコミュージアム」は兵庫県西脇市にある道の駅。。 西脇市は「日本のへそ(中心)」を主張する町のひとつで、ネーブルバーガー(ネーブルは「へそ」の意味)が名物になっています。 以下、現地調査に基づいた利用者目線のレポートをお届けします。



「道の駅 北はりまエコミュージアム」施設情報

駅名 北はりまエコミュージアム(きたはりまエコミュージアム)
住所 兵庫県西脇市寺内517-1
コード 133 613 503*76
駅名の由来 「北はりま(北播磨)」は地域名。概ね西脇市及び多可郡(多可町)を指す。「エコミュージアム」は自然の博物館という意味。 北播磨地区では地域全体を博物館に見立て、地域の自然や伝統工芸を展示物とする「北はりま田園空間博物館」を展開中。 博物館の案内所的役割を本駅が果たしている。
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、ネーブルバーガーの売店、【隣接施設】天神池スポーツセンター(温水プール)
休館日 12/31~1/2
(レストラン 上記に加えて火曜日[祝日と重なる場合は営業])
(ネーブルバーガーの売店 上記に加えて木曜日)
(天神池スポーツセンター 12/29~1/3、月曜日)
営業時間 3月~10月 9:00~19:00、11月~2月 9:00~18:00
※施設毎 → 施設毎の営業時間
道の駅の特産品 黒豆ケーキ、黒豆びより、黒豆チョコサンド、丹波黒豆パイ、黒豆柿の種、黒豆茶、栗餅、栗のホイル包み焼き、 西脇銘菓「どまんなか」、へそパイ、官ちゃん煎餅、焼きクッキー「たか坊」、丹波の生姜煎餅、 地酒「官兵衛の里 黒田」「那珂」
道の駅グルメ ネーブルバーガー・クラシック西脇ローストビーフバーガー西脇ローストビーフ丼、黒田庄和牛ごちそう丼、黒田庄和牛肉うどん、黒田庄和牛カレー、 【以下、総菜コーナーで販売】黒田庄和牛の牛めし、牛肉巻き、播州百日鶏のソースかつ丼
公式ページ 道の駅 北はりまエコミュージアム 公式ページ

地域全体が博物館

 中国自動車道の滝野社ICから国道175号線沿いに北に9キロ、 兵庫県中央部の西脇市に「道の駅 北はりまエコミュージアム」はある。
 国道175号線は4車線のとても整備された道。 途中から2車線になり、その部分で少しばかりの渋滞は発生するが、あまりストレスは感じずスムーズに本駅まで到着できるだろう。 現状でも十分と思われるが、現在、国道175号線は完全高架のバイパスを建設中。 完成の暁には更に本駅までのアクセスが改善されるだろう。

「道の駅 北はりまエコミュージアム」の道の駅看板の写真
道の駅看板
 本駅の駅名は「北はりまエコミュージアム」。 何か、分かりそうでよく分からない駅名と感じる方も多いのではないだろうか。
 「ミュージアム」というからには博物館があるのか、と思って辺りを見回しても特にそのようなものは見当たらない。 「エコ」についても同様で、何がエコなのかも良く分からない。

 色々と調べてみると、どうやらここで意味している博物館とは箱物の博物館ではないらしい。 北播磨地区(西脇市と隣町の多可町)全体を博物館と見立て、 その地域の後世に残したい文化財、工芸品、伝統行事、自然が展示物。 「エコ」は「自然」を意味しているらしい。 本駅はその博物館の総合案内所という位置付けのようだ。

「北はりま田園空間博物館 総合案内所」と書かれた横断幕の写真
「北はりま田園空間博物館 総合案内所」と書かれた横断幕が貼りだされている

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「へそ」を意味するネーブルバーガー

 実は本駅が位置する西脇市は「日本のへそ」を主張する自治体の一つ。 「へそ」は「中心」の意味。日本の中心にあたる東経135度・北緯35度の交点が市内に存在するというのが根拠のようだ。 西脇市では「へそ」をテーマにしたまちづくりが行われている。

 本駅では「ネーブルバーガー」を販売。 ネーブルとは英語で記すと"navel"。「へそ」を意味する英単語である。
 「ネーブルバーガー(1000円)」は黒田庄和牛、国産豚肉、飴色玉ねぎを合わせたオリジナルパテとフレッシュ野菜を合わせたハンバーガー。 「どのあたりがネーブルなの?」という疑問はあるが、西脇市の名物を満喫できるので細かいことは気にしないで良いだろう。 第2弾として「西脇ローストビーフバーガー(1200円)」も登場。 こちらも人気になっている。

 注意点を挙げるなら、これらのバーガーは注文を受けてから作るため時間が掛かること。 物産館で買い物をする前に注文するとか、 到着する20分前くらいに電話で予約(専用予約電話は公式ページを参照)すれば待ち時間なしに受け取ることが出来る。 本駅周辺は自然が豊かなので、待ち時間の間に周辺を散策して田園博物館の雰囲気を感じるのも一つの手かも知れない。

「道の駅 北はりまエコミュージアム」のネーブルバーガーショップの写真
ネーブルバーガーショップでは「ネーブルバーガー(クラシック)」と「西脇ローストビーフバーガー」が販売されている

物産館、レストランでも西脇市の名物

 さて、本駅は「北はりま田園空間博物館 総合案内所」の位置付けであることは上述したが、 実際にはチラシやパンフレットが置かれているだけで至って普通の道の駅。 観光情報を入手したい方はレジにいる店員に聞けば詳しく教えてもらえるそうだ。

 まず物産館だが、特産品の丹波黒を使った商品が多数。 「黒豆ケーキ」「黒豆びより」「黒豆チョコサンド」「丹波黒豆パイ」「黒豆柿の種」等が販売されている。 同じく特産品の栗を使った商品も販売。 こちらは「栗餅」「栗のホイル包み焼き」等がある。
 店舗の奥のスペースには総菜コーナーがあり、 「黒田庄和牛の牛めし(1100円)」「牛肉巻き(700円)」「播州百日鶏のソースかつ丼(800円)」等が販売されている。 農作物直売コーナーも併設しており「丹波黒の枝豆」「ロロンかぼちゃ」等、この地区の名物野菜が販売されている。 もちろんトマト、ナス等の普通の野菜も販売されている。

「道の駅 北はりまエコミュージアム」の物産館の写真
物産館では特産品の丹波黒や栗を使った商品を主に販売。総菜コーナーでは「黒田庄和牛の牛めし」が人気になっている。
 物産館の建物とは別棟に「レストラン たにし」がある。 「たにし」とは多可郡の「た」、西脇市の「にし」に由来するもの。 地元の食材をふんだんに使った料理を味わうことが出来る。

 名物は地産の和牛「黒田庄和牛」を使った料理の数々。 人気No.1メニューは黒田庄和牛肉をローストして厚めにカットした「西脇ローストビーフ丼」。 小鉢/味噌汁/漬物/フルーツ付きで2000円で味わうことが出来る。
 牛丼風に調理した「黒田庄和牛ごちそう丼」は1800円。 その他「肉うどん(1100円)」「つけ麺肉うどん(1100円)」「ビーフカレー(800円)」「カレーうどん(1200円)」も提供。 もちろん黒田庄和牛を使っている。
「道の駅 北はりまエコミュージアム」にあるレストラン「たにし」の写真
レストラン「たにし」では地元ブランド牛肉の黒田庄和牛を使った料理をお手頃価格で味わうことが出来る。
 さて、「地域全体が博物館」と上述したが、もちろん本駅周辺も博物館の一部。 美しい自然が広がっているので少し散策してみるのは如何だろうか。 駅裏にある芝生公園からは美しい樹々と山々を見ることが出来る。 少し歩くと天神池スポーツセンターがある。 ここには温水プールがあり、誰でも利用可能。 運動不足が気になる方はリフレッシュを兼ねて利用されてみるのは如何だろうか。

「道の駅 北はりまエコミュージアム」の駅裏にある公園の写真
駅裏には大きな公園がある
「道の駅 北はりまエコミュージアム」の駅裏の天神池上空を泳ぐ鯉のぼりの写真
駅裏の天神池上空を泳ぐこいのぼり

・施設別営業時間

【隣接施設】天神池スポーツセンター

・道の駅「北はりまエコミュージアム」近隣の入浴施設

【その他の道の駅はこちらから】

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「道の駅 北はりまエコミュージアム」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。道の駅から近い順に番号を付けています。)

■①西脇ロイヤルホテル
 [MAPCODE] 133 521 735*16
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南西に4km
 - 料金(1人7,700円、2人計13,200円+[P料金500円]~)
 - 食事付きプランもあり

   

■②アーバンホテル西脇
 [MAPCODE] 133 492 784*25
 (口コミ平均3.6点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から南に4km
 - 料金(1人6,200円、2人計11,800円~)

   

■③ビジネスホテル西脇
 [MAPCODE] 133 492 063*48
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に5km
 - 料金(1人5,600円~)
 - シングルルームのみ
 - 【注】チェックインは20時まで

 

■④料理旅館 滝寺荘
 [MAPCODE] 133 400 115*63
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に9km
 - 料金(2食付き1人16,500円、2人計30,000円~)
 - ミシュランガイド兵庫のおすすめ宿
 - とらふぐ、鴨鍋、ぼたん鍋、松葉ガニ等の美食の宿
 - 眼下には名勝の闘竜灘
 - 【注】一人旅は楽天トラベルのみ予約可能(日にち限定)

   

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■料理旅館 滝寺荘

美食と絶景は旅のロマン。その両方を叶えてくれるのが本宿。加古川の川底に奇石が連なる名勝の闘竜灘。 とらふぐ等、旬の高級食材を使った料理はミシュランガイドの折り紙付き。

大きな地図で見る(パソコン閲覧時のみ有効)

(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)