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(三重県の道の駅 no.16)

道の駅 津かわげ

駅基本情報
駅名 津かわげ(つかわげ)
住所 三重県津市河芸町三行255-4
コード 531 752 193*75
駅名の由来 「津」は現在の市名、「かわげ」は市町村合併前の旧町名の河芸町より。
施設 物産館、農作物直売所、海産物販売所、レストラン
休館日 無休
営業時間 7:00~19:00
(レストラン 7:00~16:30)
特産品 津かわげあんぱん、つぶやけないバウムクーヘン、黒田米ポン菓子、浜焼きせんべい、いちごクリーム大福、 津かわげプリントクッキー、風月堂のいちご大福、東洋軒のブラックカレー、富士珈琲、 津かわげオリジナルクラフトビール、伊勢茶、伊勢うどん、南黒田のコシヒカリ、前田水産の刺身、 日本うなぎ、下津醤油

道の駅 津かわげの特徴

  • 空白地帯を埋める貴重な道の駅

  • 「つぷやけないバームクーヘン」が人気

  • 「津かわげあんぱん」が人気No.1

空白地帯を埋める絶好の立地

 伊勢自動車道の津ICから国道23号線バイパスを北東に9km、 或いは伊勢自動車道の鈴鹿ICから国道306号線を18km、三重県北東部の旧河芸町(現津市河芸町)に本駅「津かわげ」はある。 名古屋方面から本駅に向かう場合、 伊勢湾岸自動車道のみえ川越ICから国道23号線バイパスを使って高速代を節約するというのも一つの手(みえ川越ICから31km)。 みえ川越ICからのアクセスはバイパス未通区間等の影響で渋滞がネックだったが、 国道23号線バイパス(中勢バイパス)は2023年11月に待望の全線開通。アクセスの利便性が大幅に向上した。
 ところで、本駅は名古屋方面から三重県南部や和歌山県に向かう方にとって立地的にとても貴重な道の駅。 と言うのも三重県北東部には本駅以外には道の駅は存在せず、 その先の道の駅は「茶倉駅(南に48km)」、或いは「奥伊勢おおだい(南に57km)」まで存在しない。 三重県内を下道で移動するドライバーは絶対に立ち寄るべき道の駅と言えるだろう。 また、本駅は県内では唯一、津市、鈴鹿市などの都市部に近い道の駅。 立地条件的に全国屈指の人気の道の駅になっても不思議はないが、 現状では本駅の年間の利用客は73万人と平均的。 個人の考えを言えば立地を生かし切れていないと感じるが、 利用する立場から見れば混雑が少なく利便性の高い道の駅と言えるだろう。

津市の特産品を多数販売

 本駅は物産館、農作物直売所、海産物直売所、レストランから成る施設構成。 キャッチコピーに「海のもの、山のもの、津のもの」を掲げており、 津市内で生産(水揚げ)された海産物、農作物、物産品が多数揃うことが本駅の特徴になっている。
 「海のもの」については市内に本拠を構える前田水産と丸新水産の鮮魚を販売。 特に前田水産のお刺身各種、丸新水産の銀鮭の粗煮/紅鮭の切り身は人気の商品。 しらすや「日本うなぎ」と言う品種名の中国産のうなぎ(店内ではきちんと明記している)も販売されている。 「山のもの」では「南黒田のコシヒカリ」が人気の商品。 もっちりとした粘り気と炊きあがりの美しさが特徴。 生産量が少ないため、幻の米とも呼ばれているようだ。 津市産の野菜も約50種類販売。一般的な野菜、果物はほぼ揃っている。

つぶやけないバームクーヘン等

 本駅では土産品も多数販売。 本駅開業時から変わらぬ人気を誇るのが「つぶやけないバームクーヘン」。 三重大学の学生が考案した商品で「魅力があり過ぎて旧ツイッターの文字数制限では伝えきれない」ということから命名された商品。 ツイッターがXに変わり、存続が心配されたが現在も絶賛販売中。 2017年度の全国菓子大博覧会金菓賞を受賞している。
 オリジナル商品が多数あるのも本駅の特徴。 「津かわげ浜焼きせんべい」「使わげいちごクリーム大福」「津かわげプリントクッキー」はお土産に最適。 「津かわげオリジナルクラフトビール」もある。 津市内の有名な特産品も多数販売。 見た目に黒い「東洋軒のブラックカレー」、津市駅前の人気店の風月堂が提供する「いちご大福」、 赤塚製麺所の「伊勢うどん」、下津醤油店の「下津醤油」、幻の黒田米を使った「黒田米ポン菓子」。 近隣市町村の特産品を含めると500種類くらいの品数はありそう。 沢山あり過ぎてお土産選びも迷いそうだ。

パン工房に総菜コーナーも充実

 続いて紹介したいのはパン工房。 駅構内にはパンを焼く作業場があり、焼きたてのパンを約50種類提供している。 特に人気になっているのが「津かわげあんぱん(170円)」。 あんぱんに対して「具たくさん」と言うのは正しい表現か分からないが、 とにかく、このあんぱんは餡とホイップクリームがたくさん入っているのが特徴。 あんぱん好きには大満足の逸品である。 「津餃子ドッグ」「カレーパン」「ウインナーロールパン」等の総菜パンも人気である。
 店内にある総菜コーナーも見逃せない存在。 「旨塩からあげ」「油淋鶏(ユーリンチー)」や鈴鹿市の名店「あじとみ本舗」の名物「手羽先」など人気商品を販売。 本場インドの味に近いと評判の「焼肉さくらのインドカレー」もある。 「唐揚げ弁当」等のお弁当も意外と安く(たしか500円だったような)購入することが出来る。

レストランでは定食類など

 本駅のレストランでは定食類、カレー、うどん類を販売。 実は2016年のオープン時はピザがメインだったが、いつの間にか(2020年頃?)に今の形態に変化している。
 提供されているメニューは「からあげ定食(890円)」「とんかつ定食(1000円)」「生姜焼き定食(960円)」等。 津市産のしらすを用いた「釜揚げしらす丼(1030円)」、松阪牛入りの「煮込みハンバーグ定食(1450円)」もある。 注目メニューは「津かわげカレー(900円)」。 沿道の国道23号線バイパス全線開通を記念したメニューで、 道路をイメージした長くて大きい煮豚が入っているのが特徴。 添えられている茄子、マコモダケ、さつまいも、万願寺ピーマンも全て道路をイメージした細長い形状が面白い。 土日限定で11時から販売している。 土日に本駅を訪れた方は味わってみるのは如何だろうか。
 うどん類では「えび天うどん(900円)」「肉うどん(900円)」「カレーうどん(840円)」 「きつねうどん(550円)」等を提供。 朝7時から10時は和食モーニング/洋食モーニング(共に500円)を提供している。



道の駅看板

道の駅看板

駅施設

駅施設。この建物の中に物産館とレストランが入る。

オープニングイベント

私が最初に本駅を訪れたのはオープンから3日後の火曜日。オープニングイベント開催中だった

物産館入口

物産館入口付近には出店あり。平日にも関わらず多くの人が訪れていた。

物産館の様子

物産館の様子

つぶやけないバウムクーヘン

話題の商品の「つぶやけないバウムクーヘン」

つぶやけないバウムクーヘン

つぶやけないバウムクーヘンは結構ボリュームがある。1500円。

津かわげあんぱん

パン工房で人気No.1の「津かわげあんぱん(170円)」

近隣のお勧め宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①スポーツガーデン Mie Spo Inn
 [MAPCODE] 38 002 000*27
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に6km
 - 料金(1人5,000円、2人計9,092円~)
 - 温泉あり/朝食付きプランもあり[+850円/人]
 - スポーツの杜鈴鹿に隣接した宿泊施設
 - エアウィーブでゆったりリラックス

   

■②鈴鹿サーキットホテル
 [MAPCODE] 38 035 433*71
 (口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北に9km
 - 料金(朝食付き1人8,846円、2人計13,692円~)
 - 温泉あり/2食付きプランもあり
 - 遊園地モートピア内にあるホテル

   

■③オーシャンテラス ホテル&ウェディング
 [MAPCODE] 531 880 181*35
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に9km
 - 料金(1人18,000円、2人計26,000円~)
 - ハイクラス/食事付きプランもあり
 - 全室セミスイートのロマンチックなホテル

   

■④ホテルグリーンパーク鈴鹿
 [MAPCODE] 531 880 645*54
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北東に9km
 - 料金(1人4,272円、2人計6,818円~)
 - 食事付きプランもあり

   

■⑤ホテル ザ・グランコート津西
 [MAPCODE] 80 826 373*13
 (口コミ平均4.3点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から南に9km
 - 料金(1人4,272円、2人計6,818円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 津駅周辺では数少ない駐車場無料のホテル
 - 全30種類の朝食バイキングが評判

   

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(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
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