AROUND JAPAN

(三重県の道の駅 no.11)

道の駅 関宿


道の駅基本情報
駅名 関宿(せきじゅく)
住所 三重県亀山市関町新所674-8
コード 213 347 494*83
駅名の由来 東海道53次の47番目の宿場町の名称より
施設 物産館、農作物直売所、レストラン、富永一郎漫画廊
休館日 無休
営業時間 9:00~18:00
(レストラン 9:00~17:30)
(富永一郎漫画廊 10:00~16:00)
道の駅の特産品 亀山ラーメン、亀山みそ焼きうどん、とんてきのタレ、味噌焼うどんのタレ、伊勢うどん、伊勢えび煎餅、 鶏めしの素、亀山茶、関宿銘菓「志ら玉」「関の戸」、松坂牛しぐれ煮、鈴鹿抹茶のラングドシャ

唯一残る東海道53次の宿場町

 東名阪自動車道の亀山ICから国道1号線を西に2km、三重県北部の旧関町(現亀山市関町)に「道の駅 関宿」はある。 インターからの道中はごく普通の道。道なりに一直線なので道に迷う余地もないだろう。 ちなみに本駅はJR関西本線の関駅に直結。鉄道で行ける道の駅でもある。

道の駅 | 関宿 | 道の駅看板
道の駅看板
 ナビに従い普通に訪れる分には普通の景色しか見ることが出来ない本駅だが、 実は本駅近くの旧関宿は東海道53次で唯一、当時の面影を残す宿場町。 国道1号線の一本北の旧東海道に入れば歴史好きな方には堪らない旧関宿の絶景が待っている。 旧東海道は夜間を除いて一般車両は進入禁止なので、 本駅に車を停めて少しばかり関宿の古い街並みを見学していくのは如何だろうか。
 本駅から旧東海道までは北に300mの距離。そこには東西1.8kmに渡って旧町屋の歴史的建造物が並んでいる。 もちろん全ての建物が江戸時代に建てられたものという訳では無い。 近年に建てられた銀行も郵便局もある。 ただ、これらの建物も町並みに配慮して旧町屋の特徴を持つ建物にしているため、全く違和感がない。 私は道の駅巡りのついでに幾つかの旧宿場町を散策しているが、ここまで統一感のある町並みはほぼ皆無。 江戸時代にタイムスリップした感覚になる。 皆さんも一度は散策してみるのは如何だろうか。

道の駅 | 関宿 | 関宿の町並み
少し歩いて関宿の町並みを散策。1.8キロに渡り歴史的建造物が並ぶ。
道の駅 | 関宿 | 百五銀行
銀行も町並みを配慮して旧町屋風の建物になっている
道の駅 | 関宿 | 歴史的建造物の宿屋
宿場町内には宿泊施設もあり、歴史的建造物に宿泊することも出来る。

(広告の下に記事が続きます。本サイトは広告収入のみで運営しています。ご容赦願います)


ご当地グルメは味噌の味

 本駅は物産館農作物直売所レストランから成る施設構成。 まずは、レストランで味わうことが出来る亀山のご当地グルメを3つ紹介したい。

 まず1つ目は「亀山ラーメン(980円)」。 数種類の味噌をブレンドした味噌仕立ての牛骨スープを用いたラーメンで、 亀山三大きのこと呼ばれるハナタケ、キクラゲ、シメジをトッピング。 更にニラ、玉葱などの野菜類に半熟卵が添えられたボリュームたっぷりのラーメンである。 特にハナタケのコリコリとした食感は堪らない。 味噌の味もかなり強烈で、「これぞ味噌ラーメン」と言う感じがする。

道の駅 | 関宿 | 亀山ラーメン
ご当地グルメの亀山ラーメン(980円)。味噌仕立ての牛骨スープのラーメンである。
 2つ目は「みそ焼きうどん(830円)」。 こちらはうどんを野菜と肉と一緒に鉄板で焼き、亀山オリジナルの味噌タレで味付けしたもの。 味噌タレの甘辛い味がクセになる。お肉もたっぷりでボリュームも満点。 この「みそ焼きうどん」は味噌だれ付きで物産館でも販売されているので、 自宅で味わうことも可能である。
道の駅 | 関宿 | みそ焼きうどん
レストランの人気メニュー「みそ焼きうどん」は物産館でも販売(2食入り660円)
道の駅 | 関宿 | みそ焼きうどん
「みそ焼きうどん」は料理初級者の私が作ってもとても美味しい
 3つ目は「トンテキ定食(1320円)」。トンテキとは分厚い豚肉をニンニクと共にトンテキのタレで焼いたもの。 厳密には隣の市の四日市市発祥のグルメだが、現状、四日市市には道の駅は無いので、道の駅で食べるなら本駅が本場となる。 本駅のトンテキはタレがとても濃厚。添えられたキャベツと共に味わうと一層美味しい。
 その他、「宿場町もてなし汁セット(930円)」も本駅の名物。 天ぷらそば、肉うどん等の麺類も味わうことが出来る。

道の駅 | 関宿 | トンテキ定食
トンテキ定食も人気のメニュー

富永一郎の漫画廊もあり

 続いて本駅の物産館だが、商品の種類は目測で700種類位。 関宿の特産品を中心に亀山市や三重県の特産品を販売している。
 目に付く商品は上述の「みそ焼きうどん」。 この商品自体はタレ付きだが、何度も味わいたい方のために「みそ焼きうどんのタレ」も単独で販売されている。 また「トンテキのタレ」も物産館で販売。このタレを使えば本駅のレストランで味わう独特の濃厚トンテキを自宅で再現できる。
 関宿の伝統銘菓「関の戸」「志ら玉」も本駅で販売。 どちらも少し高級感のある餅菓子。目上の方をおもてなしする際のお茶菓子によさそう。 伊勢名物の「伊勢うどん」「鶏めしの素」も販売されている。
 物産館の上の2階にあるのは入場無料の「富永一郎漫画廊」。 昭和生まれの方は「お笑い漫画道場」に出演していた方と言えば、おそらくピンと来るだろう。 大の中日ドラゴンズファンだった富永一郎氏は元中日ドラゴンズ監督の高木守道氏をモチーフとした漫画が十八番。 本駅の漫画廊では懐かしの作品を見ることが出来る。

道の駅 | 関宿 | 駅施設
駅施設。左側に物産館と農作物直売所、右側にレストランがある。
道の駅 | 関宿 | 富永一郎氏の漫画廊
駅施設の2階は入場無料の富永一郎氏の漫画廊がある

【その他の道の駅はこちらから】

 三重県の道の駅
 全国の道の駅



「道の駅 関宿」近隣の宿泊施設

(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)

■①三重の古民家ゲストハウス 旅人宿 石垣屋
 [MAPCODE] 213 347 820*47
 (口コミ平均3.7点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から北に700m
 - 料金(1人8,182円、2人計12,728円~)
 - 更に格安な相部屋プランあり[3,637円/人~]
 - 関宿の中心にある築129年の古民家ハウス

   

■②ゲストホテル関ロッジ
 [MAPCODE] 213 376 530*62
 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から北西に2km
 - 料金(1人4,800円、2人計8,800円~)

   

■③CANDEO HOTELS (カンデオホテルズ)亀山
 [MAPCODE] 213 379 380*72
 (口コミ平均4.2点/5点満点、お勧め度★★☆)

 - 道の駅から東に2km
 - 料金(1人4,200円、2人計6,600円~)
 - 食事付きプランもあり
 - 屋上にある見晴らし抜群のスカイスパあり

   

■④リビングホテル亀山
 [MAPCODE] 213 379 406*56
 (口コミ平均3.9点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から東に2km
 - 料金(1人5,455円、2人計10,000円~)
 - 朝食付きプランもあり

   

■⑤ホテルルートイン第2亀山インター
 [MAPCODE] 213 380 548*46
 (口コミ平均4.0点/5点満点、お勧め度★☆☆)

 - 道の駅から東に3km
 - 料金(朝食付き1人5,773円、2人計11,046円~)
 - 全客室でWOWOW無料視聴可

   

大きな地図で見る(パソコン閲覧時のみ有効)

(※ 料金、宿泊条件は時期により変動する場合があります。
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)