(愛知県の道の駅 no.16)
道の駅 もっくる新城
駅名 | もっくる新城(もっくるしんしろ) |
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住所 | 愛知県新城市八束穂字五反田329-7 |
コード | 43 889 702*18 |
駅名の由来 | 「もっくる」は公募による「木材」と「(人が)来る」を合わせた造語。「新城」は市の名称 |
施設 | 物産館、農作物直売所、ラーメン店、フードコート、五平餅の出店、パン工房、足湯施設 |
休館日 | 無休 |
営業時間 | 8:30~18:00[スタンプは8:00~] (フードコート 8:00~18:00) |
道の駅の特産品 | 鶏白湯ラーメン、鶏白湯ドレッシング、熊骨ラーメン、熊カレー、鹿カレー、豚骨ラーメン、しし味噌ラーメン、 熊コロッケ、ししコロッケ、やなまるコロッケ、若鶏むね肉、熊肉、超あらびきフランク、 千枚田五平餅、信玄餅、奥三河田舎育ちたまご、うずら卵、三ヶ日みかん |
奥三河の新しい交通拠点
新東名高速道路の新城ICから僅か100m、愛知県東部の新城市に「道の駅 もっくる新城」はある。
高速道路を使うと車窓の景色を確認する間もなくあっという間に本駅に到着するが、
国道151号線を使ってアクセスすると車窓の変化がなかなか面白い。
本駅より西側は住宅が並ぶが、本駅より東側はほぼ山林。
本駅周辺が住宅地と山林のちょうど境界のようになっている。
誤解を恐れずに言うならば、本駅は2015年の開業時にはそれほど注目を浴びる存在ではなかった道の駅。
実は新城市には既に2つの道の駅が存在しており、その2つの道の駅が共に経営に苦戦していて、
本駅を新設するにあたり新城市議会で「また赤字の道の駅を増やすのか!」等の激しい議論が交わされていた。
しかし、2016年2月に新東名高速道路の浜松いなさJCT-豊田東JCTが開通して新城ICが供用されると本駅の注目度は徐々に上昇。
コロナ禍前の少し古いデータになるが2017年の年間利用客数は124万6千人で県内の道の駅ではNo.1を記録している。
更に2021年11月には東京-大阪間を結ぶJR高速バスの休憩所(20分間)にも選定され、
益々本駅の重要度は増している。
訪れる客が多くなれば施設が充実するという相乗効果も見られる。
物産館では最近になってオリジナル商品が多数登場。JR高速バス利用者にターゲットを当てた商品も見られる。
新たにドッグランも完成。今後、益々発展が期待できる注目の道の駅と言えるだろう。
鶏肉とジビエが特産品
本駅は農作物直売所を兼ねた物産館、フードコート、五平餅の出店、足湯から成る施設構成。
特に物産館とフードコートはかなり充実しており、県内ではトップクラスの規模を誇る道の駅になっている。
まず道の駅の物産館の紹介だが、まず目につくのはレジ正面にあるオリジナル商品コーナー。
新城市オリジナルブランド鶏「錦爽鶏(きんそうどり)」を使った商品や新城市で獲れた鹿肉、熊肉を使った商品が並んでいる。
錦爽鶏肉を使った商品では「鶏白湯ラーメン」「鶏白湯ドレッシング」が人気の商品。
特に「鶏白湯ドレッシング」は鶏のコクが野菜にピッタリと評判になっている。
熊の骨で出汁を取った「熊骨ラーメン」はおそらく道の駅では本駅だけの商品。
「熊カレー」や「生熊肉」も販売されている。ちなみに熊肉は130gで2200円。
なかなか高価だが、めったに食べる機会はないと思うので試してみるのは如何だろうか。
鹿肉を使った「鹿カレー」も販売されている。
その他、物産館では長さ50cmもある「もっくるバウムクーヘン(1620円)」を販売。
また、本駅が位置する三河地方は織田・徳川連合と武田軍が戦った長篠の戦いがあった場所であり、
これに因んだ土産品「長篠合戦鉄砲玉(豆菓子)」「信長公記(ミルクまんじゅう)」「信玄餅」も販売されている。
もう一つ要チェックの商品はレジ横のホットショーケース内で販売されているコロッケ。
「熊コロッケ」「ししコロッケ」「やなまるコロッケ」「ビーフボールコロッケ」等、
様々なご当地コロッケが販売されている。
中でも「やなまるコロッケ」は人気No.1の商品。
新城市八名地区が発祥の里芋「八名丸さといも」を用いた本駅オリジナルのコロッケである。
「八名丸さといも」は柔らかさと粘り気が特徴。
コロッケになってもその特徴は残っており、ヌメッとした食感が心地よい。
1個100円ととても安いので、本駅を訪れた際は是非、味わっていただきたい。
「ラの壱」直送のラーメンが人気
本駅は「食」の施設のフードコートも充実。
がっつりと食べたい方、小腹を満たしたい方など、状況に応じた様々な「食」を提供している。
まずはフードコート入り口近くにある「奥三河製麺」だが、
この店は名古屋を中心に11店舗を持つラーメン店「ラの壱」と提携する店。
この店自体は「ラの壱」の店舗ではないが、麺とスープは「ラの壱」のものを使用。
「ラの壱」の味と地元ジビエを組み合わせた本駅ならではのラーメンを味わうことが出来る。
看板メニューは「鶏濃い味ラーメン(800円)」。白湯スープに鶏肉の希少部位「肩肉」をトッピングした1日20食限定のメニューである。
猪肉がトッピングされた「ししラーメン(800円)」、
熊骨だし+熊肉トッピングの「熊骨ラーメン(1300円)」は本駅ならではのジビエラーメン。
鹿肉が入った「温玉ジビエカレー(700円)」、猪肉が入った「ししぎょうざ(320円)」もある。
フードコート内では定食メニューも提供。
鶏とろ/もも醤油/むね塩の3種類の唐揚げを味わう「鶏唐揚げ食べ比べ定食(800円)」、
名古屋名物の八丁味噌を使用した「味噌カツ定食(1000円)、
豚バラ肉と新鮮野菜を使った「肉炒め定食(900円)」等を味わうことが出来る。
定食メニューはご飯と味噌汁はおかわり自由。小鉢2品、デザート、フリードリンク付き。
1000円以内で満腹になるまで食事を楽しむことが出来る。
朝8時から10時30分まではモーニングの時間帯。
モーニングの主役は新城市産の卵で「温泉たまご」や「卵かけご飯」が人気になっている。
トッピングできる素材も豊富で、メンマ/きくらげを加えて中華風にしたり、
粉チーズを加えてカルボナーラ風にしたり、かいわれ/ごぼう/のりを加えて和風に仕上げることもできる。
料金は520円とお手頃である。
11時から15時はバイキングの時間帯。
サラダ、野菜料理、海鮮料理、三河鶏の唐揚げ、デザートなど、20種類前後の料理が食べ放題。
こちらは大人1300円、小人(小学生)900円で味わうことが出来る。
「食」の施設はフードコート以外に出店もある。
ここでは「五平餅」「超あらびきフランク」「ホットドック」「ソフトクリーム」等を提供。
ベーカリーもあり、ここでは「厚焼玉子サンド」「カツサンド」「メロンパン」「アップルパイ」等を味わうことが出来る。
トイレも面白い
本駅はトイレもなかなか面白い。 便器の上方には三河地方ゆかりの戦国武将に関するパネル説明がある。 徳川家康、織田信長、武田信玄など、トイレ使用中も知識を深めることが出来る。
「道の駅 もっくる新城」近隣の宿泊施設
(宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。 お勧め順ではありません)■①ホテルルートイン新城
[MAPCODE] 43 854 026*45
(口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から西に4km
- 料金(朝食付き1人5,090円、2人計9,409円~)
- 全客室でWOWOW無料視聴可
■②花の木公園
[MAPCODE] 301 095 199*17
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北に5km
- 料金(1人5,455円、2人計9,092円~)
- 食事付きプランもあり
- 奥三河の「ナイアガラの滝」を一望
■③新城観光ホテル
[MAPCODE] 43 825 144*68
(口コミ平均3.6点/5点満点、お勧め度★☆☆)
- 道の駅から南西に5km
- 料金(1人3,546円、2人計6,910円~)
- 食事付きプランもあり
■④Tabist さくら別館 奥三河
[MAPCODE] 43 825 169*26
(口コミ平均4.1点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南西に5km
- 料金(5,500円~)
- 食事付きプランもあり
- 桜の名所「県立桜淵公園」沿いの宿
■⑤湯谷温泉 旅荘みつい
[MAPCODE] 301 194 212*16
(口コミ平均4.4点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に11km
- 料金(2人計11,200円~)
- 温泉あり/食事付きプランもあり
- 楽天トラベルアワードで銅賞受賞の宿
上記の料金等は目安としてご活用ください。
料金、宿泊条件の詳細はリンク先のサイトでご確認いただきたく、よろしくお願いします)